【Event】Alessandra Sanguinetti "Some Say Ice" Book Signing

Added on by Yusuke Nakajima.

この度POSTでは、国際的写真家集団「マグナム・フォト」正会員を務めるアメリカ人フォトグラファー、アレッサンドラ・サンギネッティのブックサイニングイベントを開催いたします。

©︎Alessandra Sanguinetti

【イベント概要】

Alessandra Sanguinetti "Some Say Ice" Book Signing
会場: POST
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
会期: 2023年2月22日(水)
時間: 18:00-19:30
協力: MACK, twelvebooks
参加無料、予約不要

本イベントは最新作品集「SOME SAY ICE」(MACK) の刊行を記念したブックサイニングイベントとなっております。

最新作品集「SOME SAY ICE」は、19世紀末に名もなき写真家、チャールズ・ヴァン・シャイク(Charles Van Schaick)がアメリカ・ウィスコンシン州の小さな町ブラック・リヴァー・フォールズを舞台に撮影した作品集『Wisconsin Death Trip』(Pantheon, 1973)を幼少期に見たことが初めて死を意識した体験となった作者が、その地を訪れ制作した作品を収録した作品集。タイトルはアメリカ人詩人ロバート・フロスト(Robert Frost)による詩『Some Say Ice』から引用しています。

この機会に皆様のご参加をお待ちしております。

©︎Alessandra Sanguinetti

 

【Information】年末年始休業のお知らせ

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日頃よりPOSTに関心をお寄せいただきありがとうございます。

2022年の年内営業は12月28日(水)で終了いたしました。 新年は1月6日(金)より営業開始いたします。
なお休業中にオンラインストアにてご注文いただきました商品の発送は1月6日(金)以降となります。

今年も1年ご愛顧いただきありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

来る年が皆さまにとって素晴らしい一年となりますように。

[Exhibition] Sachiko Morita / Time in Air, Time in Paper

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この度POSTではフランスのアンジェを拠点に活動するアーティスト、森田幸子の展覧会を開催いたします。

【展覧会概要】

Sachiko Morita / Time in Air, Time in Paper
会場: POST
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
会期: 2022年12月16日(金)~2023年1月22日(日)
※2022年12月29日(木)~2023年1月5日(木) は年末年始の休業期間となります。
時間: 11:00-19:00
定休日: 毎週月曜日
協力: Cairo Apartment

ブックサイニング: 2023年1月21日(土) 17:00-
参加費無料、事前予約不要ですので、お気軽にお越しください。


森田幸子は武蔵野美術大学で彫刻を学んだ後、フランス・ナントのエコール・ボザールへ留学。日本を離れる前に、すべてを持ち出すことはできないと考え、オブジェの写真を撮り始めます。現在もフランス・アンジェの彼女のアトリエにて、古くからある素材を使いながら常に実験を重ね、独自のプリント方法を考案し続けています。

彼女の制作プロセスはユニークで、イタリア製水彩画紙に刷毛で感光剤を塗布し、自らの印画紙を作ることから始まります。35mmフィルムカメラを使い自然光の中で撮影された写真を、アンティークの引き伸ばし機を使用して、印画紙に焼き付けます。その後、お湯と絵筆で影を描くように感光剤を細心に取り除きます。
展示作品にも使用されているファブリアーノ社の300gの水彩紙は被写体である物や花に近い質感を生み出します。全ての工程を手作業で仕上げるため、一枚一枚のプリントの表情に個性があります。

また、彼女にはガーデナーとしての一面もあります。畑を耕し、野菜や花を育て、実をつけると、そこから種子を採取するプロセスは、彼女の作品制作の原点と言っても過言でないかもしれません。

本展は、Cairo Apartmentより刊行された彼女の作品集「Time in Air, Time in Paper」を記念する展覧会となっております。1月には作家の来日も予定しておりますので、この機会にぜひご来場ください。

 


『Sachiko Morita / Time in Air, Time in Paper』

Photographs by Sachiko Morita
Edited and designed by Seiko Morikawa
Printed in Kyoto, Japan
First Edition 1000 部 : ¥7,000 + tax
Special Edition 25 部 (サイン入りオリジナルプリント、貼り紙スリップケース付 ) : ¥53,000 + tax
サイズ : 220 x 280 mm
ページ : 72 pp
重さ : 642 grams
ISBN : 978-4-9911780-1-6

フランス・アンジェを拠点とする森田幸子は日々の生活の中で見つける自身の喜びや好奇心に非常に質実なアーティストです。それを証明するかのように、彼女の眼差しは庭の土からフィルムカメラへ、そして水彩画紙へと移りゆきます。彼女の作品の特徴であるドローウィングのような直感的な被写体の輪郭には、瞬間的な時を捉える写真的側面と、線や影を定義しながら時間を経て完成させる絵画的側面とのふたつの表情が垣間見えます。
本作『Time in Air, Time in Paper』では、そのふたつの側面を意識し、20年以上に亘る51作品を再編、水彩画紙に存在する彼女の素朴な時の流れを捉えることを試みています。「現実と過ぎ去る時間」を彼女の作品からは強く感じますが、その独特ともいえる時の流れに記憶を巡らすことで、視覚に加え、感覚によって鑑賞することの喜びを私たちに与えてくれるでしょう。


 

Cairo Apartment (カイロ アパートメント) 

デザイナー森川聖子とアーティスト岩﨑淳によるデザインスタジオ、及びインディペンデントパブリッシングハウス。2020年にアントワープと東京を拠点としスタート、現在は東京にアトリエを構えています。
Cairo Apartment は、本を一つのオブジェクトとしてプロデュースすることを試みています。このアイデアを叶えるために、アーティストの意図を深く読み解き、共有し、またそれらを増築・補完するように本のディティールに落とし込みます。私たちの審美眼は、本の中にある作品が持つストーリー、またそのストーリーから導き出された本の佇まい、その本=オブジェクトが作り出す空間にまで及びます。

[Talk Event] Peter Granser / 88 Stones 刊行記念トークイベント

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この度POSTでは、写真家のピーター・グランサーによる書籍「88 Stones」の刊行を記念して、トークイベントを開催いたします。

Peter Granser / 88 stones

【イベント概要】
Peter Granser / 88 Stones 刊行記念トークイベント

日時: 11月25日(金) 18時30分ー19時30分
※18時より受付を開始いたします
場所: POST
住所: 〒150-0022
東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
参加費:1,000円(税込)
※参加費のお支払いは現地支払い、現金のみのご対応となります。
※要予約。ご参加をご希望の方は件名を「Peter Granser / 88 Stones 刊行記念トークイベント参加希望」とし、tsunoda@limart.net まで
・お名前
・お電話番号
・参加人数
を明記のうえお申し込みください。

【Details】

Book launch and talk event: Peter Granser / 88 Stones
Date: Friday, November 25, 18:30-19:30
Reception begins from 18:00
Location: POST
Address: 150-0022 2-10-3 Ebisu-minami, Shibuya-ku, Tokyo
Participation fee: 1,000 yen (tax included)
Payment for participation will be accepted on site, cash only.
*Reservations required. If you wish to attend, please send an email to tsunoda@limart.net with the subject line
"Peter Granser / 88 Stones Book Launch Talk Event" including the following information:
・Your name
・Phone Number
・Number of participants

Peter Granser
granser.de
ito-raum.de


ドイツを拠点に活動している写真家、ピーター・グランサーは、時間、空虚、自然、意識といったテーマをここ数年の個人的なプロジェクトの焦点としています。

「88 Stones」は彼が妻のベアトリス・テイルと共に、徳島県の神山町周辺で集めた88個の石の写真が収録された作品集です。四国は88の寺院を結ぶお遍路や、日本庭園に使われる石の産地として有名です。ページ全体を埋め尽くすほど大きい石から、普段目を向けられないような小さな石まで大きさ順に構成された本書は、これらの石がいつからここにあり、何を見て生きてきたのか、無形の時間性をとらえているのです。

トークイベントでは「88 Stones」をメインに、彼の過去の作品集やインスタレーションを通して、ピーターの作家活動全般に関するお話をお伺いします。

この機会に皆様のご参加をお待ちしております。

[Exhibition] In Other Words, InOtherWords

Added on by Yusuke Nakajima.

この度POSTでは、イギリスを拠点に活躍するデザインユニットOK-RMが2015年に始めた出版社イン・アザー・ワーズの展覧会「In Other Words」を開催致します。

【展覧会概要】
In Other Words, InOtherWords

会場: POST
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
会期: 2022年11月4日(金)–2022年12月4日(日)
時間: 11:00–19:00
*オープニングレセプション 11月4日(金) 18:00–21:00
トークイベント (オリバー・ナイト、ロリー・マクグラス) 19:00–
参加無料、予約不要
定休日: 毎週月曜日
※店内が混み合う際には、入場制限や整理券の配布、滞在時間の制限をさせていただくことがございます。

イン・アザー・ワーズは、一連の既存オブジェやオリジナルを再解釈すると同時に、写真家ルイス・ロナルドと共にそれらを編集した一連のコピーを発表する展覧会「In Other Words」を開催します。

「In other words(言い換えると)」とは、これまで語られてきたことを、別の、時にはより正確な方法で繰り返す文章を紹介するために使われる表現です。このフレーズは、編集、複製、分身を生み出すものでもありますーー現代のイメージやテキストが流通し、保存され、コピーされ、編集され、また流通し、時にはオリジナルが忘れ去られるという、視覚文化に対する現代的態度として捉えることもできるでしょう。つまりこの展覧会は、既存のもの、ステートメント、事実の再形成なのです。

展示されるそれぞれのイメージはーー馴染みのないものであれ、再構築されたものであれ、まれな状態に置かれたものであれ、より直接的で臨床的に提示されているものであれーーその二重性を利用しています。プリントはフレームに収まらず空間に吊るされ、その物質性をあらわにします。そして写真はプレゼンテーションと表象の間の不協和音を明らかにし、「モノと空間」、「モノとイメージ」の関係を拡張することで、同じ被写体に対して複数の視点を提供します。言い換えると、これらのイメージは「作ること」と「見ること」の異なる実践に挑戦しているのです。

イン・アザー・ワーズは、2015年にオリバー・ナイトとロリー・マクグラスによって設立されました。実験的な出版社として、これまでに約28点の出版物を制作し、現在も活動は続いています。根本的には本の形態と、文化全般における本=オブジェクトとしての共鳴を探求することに関心を持っています。つまり彼らは、慎重に作られた文脈と印刷物の制作を通して、アーティストや文化的実践者との共同交流を支援し、さらに発展させていきます。

イン・アザー・ワーズは、最適な共鳴を追及するために、形の空間的・時間的な可能性を拡張する実践を展開しています。それぞれの出版物を、独自の概念的な論理と素材の必要性に応じて成長させ、それらの特異性に対応するために機能させています。彼らは、循環、クラフト、直感、パフォーマンス、コレオグラフィー、偶然性、そして最も重要であるコラボレーションを慎重に考慮しながら、作品を構想、伝達します。つまり、常に印刷物との新しい関わり方を模索しているのです。

展示期間中は、イン・アザー・ワーズが2015–2022年の間発表した出版物の販売、写真家ルイス・ロナルドによるプリント作品の展示販売を行う予定です。

この機会にぜひお立ち寄りいただけますと幸いです。

[New Publisher] Edition Patrik Frey

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今週より、Edition Patrick Freyの出版社特集を開始いたします。

Edition Patrick Freyは1986年に創設され、スイスのチューリッヒを拠点に活動しています。

今まで200冊以上の本を出版しており、スイスを中心に世界各国のアーティストと密接に協力し、ユニークなプロジェクトを少部数で発表し続けている出版社です。
彼らは、若いアーティストにとっての初めての出版の機会を提供することを目的としていますが、それだけではなくヴァルター・プファイファー、ピーター・フィシュリ & ディヴィッド・ヴァイス、アンドレアス・ツストなどのキャリアの長いアーティストとのコラボレーションも継続的に取り組んでいます。

年間20冊の出版物を発行し、主に写真、アート、日常文化や大衆文化を扱ったプロジェクトに力を入れています。
ユニークでウィットに富んだ彼らの出版物をぜひ見にいらしてください。

書籍はオンラインストアでもご紹介しております。遠方の方にもお楽しみいただけますと幸いです。

 

Prill Vieceli Cremers / Money

スイスのデザインスタジオ「Prill Vieceli Cremers」による作品集。本書はその名の通り紙幣に印刷されている絵柄で構成された一冊。政治的なメッセージや、歴史的に重要な出来事、優れた人物、ステータスシンボルや風景などが描かれており、紙幣が理想的な世界を賛美する小さなポスターとも形容できる存在であることを示唆する。国が異なっていても、紙幣の絵柄にはしばしば同じようなモチーフが繰り返し使われることがある。人間の姿は哀愁に満ちた形で描かれ、彼らの身振りと表情は世界中のどこでも解釈しやすいように表現される。
本書では、ドイツ人哲学者のヴァルター・ベンヤミンが言うところの「紙幣の装飾から語られるスピリット」を喚起させ、どういった絵柄が紙切れの上に印刷され、無価値なものを価値のあるものへと変化させてきたのかを紹介している。

 

Olivier Suter / Children

スイスを拠点に活動するアーティストであり美術教育者のオリビエ・スッターの作品集。本書に収められた写真が様々な時代のものであることは、ポートレイトの撮り方やスタイルの違いから理解できる。一人で、もしくは父親や母親、兄弟姉妹や友達と一緒に写っている子供たちの写真を見ていると、何故彼らがこのコレクションに加えられたのか疑問になってくる。ページを捲るうちに、彼らが未来の作家や数学の天才、果ては独裁者まで、有名無名の人々の幼い時の姿であることがどことなく分かってくる。この眠たそうな子供が、やがてジミ・ヘンドリックスになったのだろうか?クラスメイトの中で一人不機嫌そうにしている少年は、未来のアルチュール・ランボー?これは小さい頃のアンゲラ・メルケル?そしてこれは悪ガキ時代のアル・カポネ?驚くような発見があること請け合いである。本書に登場する子供たちの顔を見ていると、子供であれ大人であれ、顔を見ればその人の運命がわかるという考えがいかにナンセンスであるかがよくわかる。我々は、作者が提示する世界中どこにでもいる子どもたちと何ら変わるところのない何十個もの幼い顔を見つめて、彼らがどんな大人になったかを知って、ただただ面白がったり驚いたりするばかりである。

 

Philipp Mueller / 120 bpm

スイス人フォトグラファー、フィリップ・ミュラーの作品集。作者はチューリッヒにおける今や世界最大のテクノパーティ「ストリートパレード」の初開催時や、アンダーグラウンド・レイヴ、パーティ、クラブのバックステージやプライベートなイベントでの親しげな様子など、場所やシチュエーションを問わずその場を生々しく撮影し、様々な雑誌に寄稿することで、1990年代初頭のスイスにおけるテクノシーンの黎明期を追った。

本書のタイトルである「120bpm」は、クラブトラックの1分あたりの拍(ビート)数である。スイス国内で、若者にとって最後の偉大なるムーブメントの一つとなるべくテクノが急激に成長した時期を、作者は前のめりに凝縮された写真のシークエンスで刻んでいる。本書は作者の写真のほか、レイヴ雑誌やファンジンからの切り抜き、また初期のシーンを築いたレイバーたちによる生の証言が収録されている。

[Exhibition] Photography? End?

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この度POSTでは、薄井一議、大島成己、オノデラユキ、北野謙、鈴木理策、似鳥水禧、濱田祐史ら国内外の日本人写真アーティスト7人によるコレクティブ活動、「Photography? End?」による展覧会を開催いたします。


【展覧会概要】
Photography? End?
会場: POST
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
会期: 2022年7月1日(金)~2022年7月31日(日)
時間: 11:00-19:00
定休日: 毎週月曜日
トークイベント:7月16日(土) 18:00~
※トークイベントは定員に達したため、受付を終了いたしました。

 

2015年に出会い2019年より始まった彼らによるコレクティブ活動は、これまでにも海外のいくつかの都市で、展示やプレゼンテーション、キュレーターや現地作家との対話や制作などを行ってきました。
今回キュレーターの若山満大氏をインタビュアーとして招いた、各作家へのインタビュー集の刊行を記念して、展覧会を開催いたします。
この本では、各作家に共通すること、あるいは相反することをそのままに交錯させながら、今日の「写真」を考える起点を提示しています。

若山氏が、7人が写真家だと認識している「人間としての総体を聞いていくこと」で、7人の活動がなぜ写真と呼ばれるのか?そこから写真の可能性と有限性を照らすことを試みた一冊となっています。
7人に共通のテーマや目標があるわけではありませんが、ここでは7つのヴィジョンと、7つの写真的経験が語られています。インスピレーションとコンセプト、アイデアそしてクリエイション。乱反射するたくさんの問題系。
各作家に共通することと相反することが、交錯する状態をそのまま提示することが本書の目的です。

今回通常版の他に、スペシャルエディションの刊行もございます。限定30部のスペシャルエディションでは、7人各作家の制作過程で生じた写真プリント、フィルム、オブジェなどをピックアップし、それをインタビュー集と共にパッケージ化しています。7人7様の制作過程でのピースが詰め込まれたユニークな限定版となっています。
展覧会では、スペシャルエディションの展示の他に、インタビュー内で各作家が言及した作品集の展示販売も行います。すでに絶版になっている書籍なども含まれており、それらを手にすることで、書籍「Photography? End?」への多角的な理解に繋がる展示内容となっております。

写真は終わるのか?
それともここから始まるのか?

この機会に皆様のお越しをお待ちしております。


【関連イベント】
※トークイベントは定員に達したため、受付を終了いたしました。

トークイベント
登壇者:薄井一議、大島成己、オノデラユキ、北野謙、鈴木理策、似鳥水禧、濱田祐史
インタビュアー:若山満大
日時:7月16日(土) 18:00-19:00(17:30より受付)
会場:POST
参加費:1,000円(税込)
※書籍の購入、またはスペシャルエディションのご予約をされた方は、参加費が無料になります。
お申し込みの際に、その旨をお伝えください。当日はお荷物になりますが書籍をお持ちいただき、受付の際に確認させていただきます。

※参加費のお支払いは現金のみのご対応となります。
※要予約。ご参加をご希望の方は件名を「Photography? End?:トークイベント参加希望」とし、
tsunoda@limart.net まで
・お名前
・お電話番号
・参加人数
・書籍購入済み/予定or 参加費お支払い予定

を明記のうえお申し込みください。

通常版

スペシャルエディション

書名|『Photography? End? 7つのヴィジョンと7つの写真的経験』
出版社|magic hour edition
言語|英語/日本語
著者|Photography? End?
インタビュー・編集|若山満大
デザイン|須山悠里
翻訳|ギャビン・フルー
日本語校正|小野冬黄
英語校正・編集|竹馬スーザン


通常版
価格|3,300円(税込)
判型|A5 210mm×148mm、196ページ
(写真ページ72ページ/文字ページ124ページ)
初版部数|1500部
(内スペシャル・エディション・ボックス:30部)
発行日:2022年6月10日
ISBNコード|978-4-600-00839-0

スペシャルエディション
価格|99,000円(税込)
部数|30部

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作家インタビューからの抜粋

原料も技法も完全に写真のそれなんだけど、結果だけ見れば、それは行為の痕跡でしかない。
その中のどこに写真はあるのか。
濱田祐史


写真が持っている性質は、非対称な世界に対称性を取り戻すように作用するのではないかと私は思っています。私とあなたは同質の「点」として、同一平面に存在できるのだという可能性を写真は示している。..
北野謙


私の関心は“違う文脈にあるもの同士を対面させること”にあるのかもしれません。
その不安定さや偶然を受け入れることから、物事は始まると思っています。
似鳥水禧


ただ質問がしたいだけなんだと思います。
写真に対して「なぜ?」と問うているだけ。
オノデラユキ


自分の立脚点を疑い尽くして、途方に暮れるという経験が僕の出発点でした。
しかし、それは決してネガティブなものではないと思います。
大島成己


世界に出会う純粋無垢な眼の写しとしての写真がある。
私の興味は純粋視覚を持ちながら、いかに写真という能動的な行為を行うかにあり、
それが自分の写真のモチーフだと思います。
鈴木理策


人間の愛すべき弱さとしたたかさは、やはりグレーゾーンにこそあるなと。
薄井一議

[Event] Charlotte Dumas / AO ブックサイニング

Added on by Yusuke Nakajima.

この度POSTでは、オランダ人写真家シャルロット・デュマの新刊『Ao青』のブックサイニングイベントを開催いたします。

Charlotte Dumas / AO

【イベント概要】
Charlotte Dumas / AO ブックサイニング
会場: POST  
   〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
日時: 2022年6月3日(金) 17:00-19:00

人間との関わりの中にいる動物を被写体として制作を続けてきたデュマは、2014年より日本でも定期的に撮影を行ってきました。与那国島や沖縄を舞台とした映像作品の三部作がこの『Ao青』をもってついに完結します。
本書は三部作のイメージを中心に新たに再編集されたもので、今年アムステルダムのハウス・マルセイユ美術館で開催された同名の展覧会のカタログとして出版されました。

約2年ぶりの来日となるこの貴重な機会に、ぜひ作家に会いにいらしてください。

Huis Marseille 展示風景

【書籍情報】
Charlotte Dumas / Ao (Blue)

本書は、アムステルダムを拠点に活動する女性写真家、シャルロット・デュマの作品集。デュマはこれまでの作品で、9.11事件の被害にあった人々を救うための救助犬や、アメリカの国立墓地で葬儀のために働いている馬車馬など、人間との関わりの中にいる動物を被写体として制作を続けてきた。
今回の作品では、日本の与那国島とその島を自由に歩き回る絶滅寸前の在来馬の品種を研究している。ガラスのオブジェ、バレエシューズ、馬の衣装の中に、日本の自然や神秘的な馬の姿、そして3人の少女を繋ぐ、美しい「青」が繰り返し登場する。
また、この作品は銀座メゾンエルメス フォーラムで2020年に展示されたことも記憶に新しい。

Maria Barnas / 80ページ / ソフトカバー / 290 x 240 mm / 9789083165851 / 2021年

[Exhibition] Fleur van Dodewaard / THE FOLD

Added on by Yusuke Nakajima.

この度POSTでは、オランダ人アーティスト、Fleur van Dodewaard (フルール・ファン・ドーデワード) による展覧会「THE FOLD」を開催致します。彼女は昨年の9月にもPOSTで「left hand right hand」を発表しています。

©︎Fleur van Dodewaard

【展覧会概要】

Fleur van Dodewaard / THE FOLD
会場: POST
   〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
会期: 2022年6月3日(金)~2022年6月26日(日)
時間: 11:00-19:00
定休日: 毎週月曜日
協力: Mondriaan Fund、Amsterdam Fund for the Arts、Jaap Harten Fund
作家ホームページ: https://www.fleurvandodewaard.com/

©︎Fleur van Dodewaard FROM THE SERIES: SUN SET SERIES, 2011

フルール・ファン・ドーデワードは、木、紙、粘土、テープ、絵の具などのシンプルな素材を使用し、写真、彫刻、絵画の可能性を探る活動を行っています。美術史の参照やイメージ制作に関する言説を通して、新旧のイメージ、オブジェクト、アイデアが絶えず関連し合うような条件を追求するような作品を、最終的には写真という形で表現しています。

今回の展覧会では本というメディアの制作方法である、「折る、切る、綴じる」の原則に注目し、10年間の実践をまとめました。
書籍「THE FOLD」は本を作るという行為に関して作家とデザイナーが話し合い生まれた書籍で、道具としての本について考え、その芸術的な前提や構築のシステムを明らかにしています。2010年から2021年の間にアムステルダム、モスクワ、有田、京都で制作されたイメージは、厳密なルールに従い、各作品がそれぞれ異なった21種類の紙の上に印刷されています。

今回の展覧会では、書籍の制作段階であるプリントシートの展示と「THE FOLD」の展示販売を行います。
制作の途中段階の形態であるプリントシートは、それ自体が展示されることを想定して制作されているため、ページサイズに裁断される前の単なるシートではなく、それ自体が一枚の作品として成り立つようにデザインされています。
そのため、展示スペースでは物理的に書籍の中に入り込むような体験をしていただけるような構成となっております。

この機会にぜひお立ち寄りいただけますと幸いです。

©︎Fleur van Dodewaard

 

【書籍情報】

タイトル:THE FOLD
アーティスト:Fleur van Dodewaard
出版社:FREE PONY PRESS
発行年:2022年
仕様:ソフトカバー/295 x 210 mm/312ページ
デザイン:Our Polite Society
ISBN:9789083227405

[Event] Stephen Gill Tokyo Print Fair

Added on by Yusuke Nakajima.

4月27日より、写真家スティーブン・ギルのプリントセールイベントを開催いたします。

【イベント概要】
Stephen Gill Tokyo Print Fair
会場:POST
   〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
会期:2022年4月27日(水)~2022年5月1日(日)
時間: 27日: 17:00- 19:00 / 28日〜5月1日: 11:00-19:00
作家在廊スケジュール: 4月27日(水)17:00-19:00
           4月29日(金)17:00-19:00

スティーブン・ギルはイギリスのブリストル出身の写真家で、現在はスウェーデンを拠点に活動しています。当時拠点としていたイーストロンドンの空気感をイメージに取り入れるために、撮影した場所で見つけた蟻や植物などをカメラの中に入れて撮影したり、写真のネガを現像する際、都市生活者の姿を投影するためにエナジードリンクを使用したりと、そのアイディアは実験的でありながら、最終的に美しいイメージに昇華させます。
作品は、ヴィクトリア&アルバート美術館、ロンドン博物館、テートなどに収蔵されており、自身の出版レーベル「Nobody Books」から刊行される彼の作品集は国際的に高い評価を受けています。
今回はギルのアーカイブに長年眠っていたテストプリントやヴィンテージプリントなどをメインで販売いたします。また、作家在廊時にはご持参いただいた本にサインを入れることも可能です。

nobodybooks.jpと提携して開催する今回のイベントは、通常よりもお手頃な値段でプリントを入手できる機会となりますので、お近くにいらした際にはお立ち寄りいただけると幸いです。

※イベント準備のため、4月27日 15:00 - 17:00は店舗が一時的に閉店となります。
※ご来店の際にはマスクの着用と、アルコール消毒のご協力をお願いいたします。
※店内が混み合う際には、入場制限や整理券の配布、滞在時間の制限をさせていただくことがございます。

[Event] 1 BOOKs

Added on by Yusuke Nakajima.

現在下北沢のCANDLE CAFE & Laboratory △llにて開催中の「1 BOOKs」にPOSTも選書で参加しております。

【イベント概要】
1 BOOKs
会場:CANDLE CAFE & Laboratory △ll
〒155−0031 東京都世田谷区北沢2−37−3−2A
会期:2022年4月20日(水)~2022年5月14日(土)
時間:11:00-翌5:00
定休日:不定休
参加:
twelvebooks
flotsam books
IACK
HeHe
POETIC SCAPE
夢眠書店
T&M Projects
888books
POST

「1 BOOKs」は書店や出版社など書籍に関わる活動をしている立場の人々が、「今、私が薦める1冊」という条件のもと展示販売を行うイベントで、書籍だけではなく、その本を選んだ理由も楽しめるイベントとなっております。また、写真家の草野庸子さんによる展示やSALE本のコーナーなどもお楽しみいただけます。

お近くに行かれた際には、ぜひお立ち寄りください。

[Exhibition] Sarah Bildstein / Excerpts

Added on by Yusuke Nakajima.

English follows Japanese
この度POSTでは、オーストリア人アーティストのサラ・ビルドスタインの展覧会を開催いたします。彼女の個展が日本で開催されるのは今回が初めてです。

Austria #049, 100 Spectres, 2020 ©︎Sarah Bildstein

【展覧会概要】
Sarah Bildstein / Excerpts
会場:POST
   〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3 
会期:2022年4月22日(金)~2022年5月22日(日)
時間:11:00-19:00
定休日:毎週月曜日 
協力: Land Vorarlberg, オーストリア文化フォーラム東京
作家在廊スケジュール: 5月13日(金)15:00-19:00, 5月15日(日)15:00-19:00, 5月21日(土)16:00-19:00, 5月22日(日)16:00-19:00


サラ・ビルドスタインは抽象画の可能性を探るべく、制作活動を続けているアーティストで、現在は東京を拠点に活動しています。
今回は彼女の作品の中から「100 Spectres」と「Unknown - April April」のシリーズを展示し、作品集「100 Spectres」の販売も行います。

水は私たちにとって不可欠な要素であり、地球上の資源であり、そして多くの政治的紛争の道具になりうるものです。「100 Spectres」は、水不足や水質汚染など水に関する危機の背景を取り上げ、気候変動の原因と影響を反映させた作品です。
コンスタンツ大学の高等研究機関の科学者と共同で制作した今作では、水不足に悩んでいる地域、比較的CO2排出量の多い工業地域、そして海面上昇により水没の危機にある島など、世界中から水のサンプルを100個集めました。そのサンプルをクロマトグラフィーと呼ばれる物質を成分ごとに分離する手法で変質し、紙の上に流れるようなスペクトルとして描き出したのです。
この100枚のペインティング作品に見られる多様な色は、彼女が水を採取した場所の条件によって設定したものです。書籍内のインデックスには、100点の水の成分やパラメータが記載され、それぞれの絵に使用されるインクの量や濃度が示されています。

Photos by Patrizia Sinistra ©︎Sarah Bildstein

「Unknown - April April」は、水、インク、米、砂、石鹸、油絵具などの素材間の実験に焦点をあてた作品になります。素材から芸術への不思議な変換を感じ取ることのできる作品群で、その痕跡は絵の具の中に見ることができます。旅人が初めて横断する風景のような、しかし不思議と見覚えがあるような、制作過程に常に漂う不可解さを残しています。 科学的な手法によって制作に取り組んだ「100 Spectres」とは違った、抽象画のシリーズとなっています。
展示初日の22日は、作家の在廊も予定しております。作家の日本初となる作品発表の機会に、みなさまのお越しをお待ちしております。

taboh eile, Unknown - April April, 2020 ©︎Sarah Bildstein

Sarah Bildstein / Excerpts
The works of Austrian artist Sarah Bildstein take up the medium of painting as an expansion of what constitutes the painterly space.
The exhibition Excerpts at POST shows works of the two series 100 Spectres (2018-20) and Unknown - April April (2020-21).
The first presents a complex play with scientific methods and a reflection on the diversity and aesthetic meaning of water; the spectral works on paper use the visible creative power of water and its fluid materiality as a starting point. Presented here is a selection out of 100 original paintings created using the process of chromatography from water samples collected worldwide and analysed in the laboratory. All 100 unique works on paper can be seen in her book.
The second series focuses on experiment on the interaction between materials such as water, ink, rice, sand, soap, and oil paint. Traces remain discernible within the layers of the painting, which retains an inexplicability that always permeates the mysterious transformation of materials into art, and process of creation akin to a traveller crossing a landscape for the first time, that nonetheless feels uncannily familiar.

 

【書籍概要】

Sarah Bildstein / 100 Spectres

Verlag für moderne Kunst
ハードカバー
280 x 210 mm
140ページ
2021年

[Information] Gallery 5オープン

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4月16日より、東京オペラシティアートギャラリーに併設するミュージアムショップ「Gallery 5」の運営をすることになりました。

【店舗概要】
住所: 〒163-1403
   東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー3F
営業時間: 10:45-19:00
定休日: 月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、全館休館日(2月第2日曜日、8月第1日曜日)、年末年始、アートギャラリー休館中
電話: 03-5353-0449
ウェブサイト: http://www.gallery-5.jp/
インスタグラム: @post_gallery5

東京オペラシティアートギャラリーには4つの展示室があり、店名は美術館の「第5の展示室」を意味しています。
可動棚でゾーニングが自由に変更ができる内装は長坂常さんの率いる「スキーマ建築計画」、VIやサイン、オリジナルグッズのデザインはPOSTのアートディレクションも担当している田中義久さん、オリジナルグッズの開発は数々の展覧会でミュージアムグッズの開発を手掛けている株式会社Eastによるものです。

ショップでは、美術関連書籍やオリジナルアイテム、作家の思想やコンセプトが反映されたアーティストグッズやプロダクトを中心に、今後は作家とコミュニケーションを取りながら、オリジナルのアイテムの作成も予定しております。また、可動式の棚を活用した展示の開催も企画中です。

お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

[Event] ホンマタカシ 展覧会関連イベント

Added on by Yusuke Nakajima.

ホンマタカシのイベントによく出没する謎の覆面バンド「Deer Revenge」によるライブを開催いたします。

日程: 2022年4月2日(土)
時間: 18時より
場所: POST
150-0022
東京都渋谷区恵比寿南 2-10-3
参加無料

ご予約は不要で、どなたでもご自由に参加いただけます。ご来場の際には感染予防対策として。マスクの着用をお願いいたします。
※開演時間は決まっておらず、営業時間中に不定期に開催いたします。
※ライブ配信はございません。
※混雑を避けるため、お客様の入店数を制限させていただく場合がございます。ご理解の上、ご来店くださいませ。

[Exhibition] Takashi Homma / REAL ESTATE OPPORTUNITIES

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この度POSTでは、ホンマタカシによる「REAL ESTATE OPPORTUNITIES」の出版を記念し、展覧会を開催いたします。

©︎Takashi Homma Courtesy of TARO NASU

【展覧会概要】

Takashi Homma / REAL ESTATE OPPORTUNITIES

会場:POST
  〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
会期:2022年3月1日(火)~2022年4月3日(日)
時間:11:00-19:00
定休日:毎週月曜日
協力: TARO NASU

 

今回出版される「REAL ESTATE OPPORTUNITIES」は、ホンマタカシ、田中義久、POSTの三者による共同プロジェクトとして2014年にスタートしたエド・ルシェへのオマージュシリーズです。

エド・ルシェはアメリカ出身のアーティストで、1960年代から1970年代にかけて写真を用いた一連のアーティストブックを制作しています。そのアーティストブックは、後世のアーティストや写真家たちに大きな影響を与え、再解釈やイミテーション、パロディーなど、世界各国の作家たちによる多様なオマージュを生み出しました。
そうして生まれたオマージュ作品は世界で100冊以上にのぼり、その出版物をルシェ自身が容認することにより、アーティストブックの在り方や解釈が大きく広がりました。

「REAL ESTATE OPPORTUNITIES」はホンマにとって10作目の刊行となります。
オリジナル版では、ロサンゼルスの販売中の土地の写真が収録されており、ホンマは東京の販売中の土地の写真を撮影し、一冊にまとめました。
この機会を記念し、展覧会では「REAL ESTATE OPPORTUNITIES」の他に同シリーズの過去のプリント作品から数点、そして今までホンマが刊行したルシェのオマージュ作品集を全て展示いたします。

また会場では作品集「REAL ESTATE OPPORTUNITIES」の他に、過去作の販売も行う予定です。

過去作と合わせて一連のシリーズをご覧いただける機会となっておりますので、みなさまのご来場をこころよりお待ちしております。

 

【書籍概要】

タイトル:REAL ESTATE OPPORTUNITIES

ソフトカバー
177 x 140 mm
白黒図版 48p
3,000円 + 税

[Event] ART BOOK MARCHÉ with PARCO PRINT CENTER

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2月12(土)、渋谷PARCOで開催されるART BOOK MARCHÉに参加致します。
POSTからはメインラインナップの書籍のほか、ポスターやトートバッグも販売いたしますので、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。
みなさまと会場でお会いできることを楽しみにしております。

【イベント概要】

昨年夏に開催したART BOOK MARCHÉですが、今回は渋谷PARCO・GALLERY Xで開催されるポスター展「PARCO PRINT CENTER」の連動企画として開催します!

PARCO PRINT CENTER ART POSTER meets ART BOOK MARCHE
会期:2022年2月11日(金・祝)、12日(土)
※POSTは12日のみの出展です。
会場:QUATTRO LABO
〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1(渋谷PARCO B1F)
時間:11:00-19:00

出展者:
2/11(金・祝)
torch press
Open Letter
Sakumag Collective
T&M Projects
HeHe

2/12(土)
ISI PRESS
POST
AL / KiKi inc.
HeHe

入場料:無料
企画・制作:AL、HeHe

[New Publisher] Triest Verlag

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今月より、スイスの出版社、Triest Verlagの特集が始まりました。

2015年に二人の女性によって設立された出版社であるTriest Verlagは、ある分野のトピックについて専門的な内容の書籍を刊行しています。分野は建築、グラフィックデザイン、タイポグラフィーに関するものが多く、一つのテーマに対して筆者と読者の間に対話が生まれるような作りの書籍となっています。
2017年にはSWIPS(スイスの独立系出版社のグループ)のメンバーに加入し、精力的な出版活動を続けています。


 

Vico Magistretti / Stories Of Objects

本書は、イタリア出身の建築家であるヴィコ・マジストレッティの作品集。彼は60年代にインダストリアルデザイナーとして活動を始め、300点以上の製品や家具を生み出した。イタリアデザインの基盤を築いたひとりとされるマジストレッティ。そのデザインは実験的でありながらも調和が取れた作りとなっており、現在に至っても70点ほどの作品が生産し続けられている。

本書では、彼の代表的な12点の作品が詳細に紹介されており、また製品のマーケティングにおける写真の使用方法や、プロダクトのメディア掲載についてのエッセイも収録されている。

Triest Verlag / 272ページ / ソフトカバー / 240 x 160 mm / 9783038630494 / 2020年

 

Rosmarie Tissi / Graphic Design

スイスのグラフィックデザイナー、ロスマリー・ティッシの作品集で、彼女の60年間の活動をまとめて紹介するのは初めてのことである。

彼女の主な活動範囲は、チューリッヒの劇場公演やセレナーデ・コンサート、展覧会やイベントなどの文化的なポスターの制作であった。さらに、過去60年の間に、コマーシャルアート、紙幣や雑誌の表紙のデザイン、様々な有名なフォントのデザインも手がけている。遊び心のある特徴的なデザインをたっぷりと楽しむことのできる一冊となっている。

Triest Verlag / 120ページ / ソフトカバー / 250 x 210 mm / 9783038630340 / 2019年

 

Words Form Language - On Concrete Poetry, Typography, And The Work Of Eugen Gomringer

ボリビア生まれのスイス人詩人、作家、パブリッシャーのオイゲン・ゴムリンガーは、しばしばコンクリートポエトリーの父と称される。彼は、戦後のスイスのデザインやアートシーンで活躍し、文学、アート、デザインの分野においての詩の代弁者であった。ディーター・ロス、マルセル・ウィスと共同で発表した雑誌『spiralale』を原点とし、詩と商業的なコピーの境界を曖昧にするような活動を続けてきたのだ。

本書は彼ががアートディレクターやコピーライターとしてさまざまな企業と長年にわたってコラボレーションしてきた作品の中から、オリジナルの画像と選りすぐりの作品を組み合わせて構成された一冊となっている。

Triest Verlag / 220ページ / ソフトカバー / 240 x 160 mm / 9783038630692 / 2021年

[Information] 年末年始の休業に関して

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日頃よりPOSTに関心をお寄せいただきありがとうございます。
2021年の営業は12月26日(日)をもって終了いたしました。

新年は1月4日(火)より営業開始いたします。

なお休業中にオンラインストアにてご注文いただきました商品の発送は1月4日(火)以降となります。
発送までお時間をいただいてしまうこと、ご了承ください。

今年も1年間、本を通して沢山の皆さまと関われたことに感謝しております。

来る年が皆さまにとって素晴らしい一年となりますように。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

[Exhibition] Ruth Van Beek

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この度POSTでは、オランダのアーティスト、Ruth van Beek(ルース・ファン・ビーク)の展覧会を開催します。
今回は、彼女にとって日本で初となる個展で、オリジナル作品が日本で展示されるのも本展が初となります。

©︎Ruth van Beek

【展覧会概要】

Ruth Van Beek
会場:POST
   〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3 
会期:2021年12月4日(土)~2022年1月9日(日)
時間:11:00-19:00
定休日:毎週月曜日 
*年末は12月26日まで、年始は1月4日より営業いたします。

彼女は1977年生まれ、オランダのコーフ・アーン・デ・ザーンを拠点に活動しています。影や暗い背景、ジェスチャー、作品を乗せる台座など、写真表現で確立された視覚的なコードを用いながら、たとえ対象物が何なのか分からなくても、見せられた対象物の希少性や重要性を信じるように鑑賞者を導こうとします。

©︎Ruth van Beek

彼女は、増え続ける自身の写真素材のアーカイブから、絶えず変化する方法でイメージをアレンジしてきました。コラージュの主な素材は、ヨーロッパやアメリカの中古品店で見つけた、盆栽の手入れ方法、サボテンの育て方、日本の華道をテーマにした書籍などを含む、50年代、60年代、70年代の専門書や雑誌です。そのアーカイブを切ったり折ったり、水彩画用紙の形を加えたり、見つけた写真同士を視覚的に結びつけたりすることで、形・スケール・色を反響させ、しばしば不穏な、時にはコミカルな効果をもたらしています。また、作家によるあからさまな介入は作品の中心的な特徴にもなっています。
奇妙で遊び心のある作品群を会場でぜひご覧ください。

©︎Ruth van Beek

[Event] POST in MORIOKA

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昨年に引き続き、盛岡の書店BOOKNERDにてポップアップイベントを開催いたします。

植物・動物・建築・写真などをテーマとしたアートブックを展示販売する予定で、期間中はギフト用ラッピングのサービスもございます。
お近くの方は、ぜひお立ち寄りください。

【イベント概要】
会場:BOOKNERD
〒020-0885 岩手県盛岡市紺屋町6-27 1F
会期:2021年12月6日(月)~2021年12月20日(月)
時間:11:00-17:00
定休日: 火曜日・水曜日