[Exhibition] In Other Words, InOtherWords

Added on by Yusuke Nakajima.

この度POSTでは、イギリスを拠点に活躍するデザインユニットOK-RMが2015年に始めた出版社イン・アザー・ワーズの展覧会「In Other Words」を開催致します。

【展覧会概要】
In Other Words, InOtherWords

会場: POST
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
会期: 2022年11月4日(金)–2022年12月4日(日)
時間: 11:00–19:00
*オープニングレセプション 11月4日(金) 18:00–21:00
トークイベント (オリバー・ナイト、ロリー・マクグラス) 19:00–
参加無料、予約不要
定休日: 毎週月曜日
※店内が混み合う際には、入場制限や整理券の配布、滞在時間の制限をさせていただくことがございます。

イン・アザー・ワーズは、一連の既存オブジェやオリジナルを再解釈すると同時に、写真家ルイス・ロナルドと共にそれらを編集した一連のコピーを発表する展覧会「In Other Words」を開催します。

「In other words(言い換えると)」とは、これまで語られてきたことを、別の、時にはより正確な方法で繰り返す文章を紹介するために使われる表現です。このフレーズは、編集、複製、分身を生み出すものでもありますーー現代のイメージやテキストが流通し、保存され、コピーされ、編集され、また流通し、時にはオリジナルが忘れ去られるという、視覚文化に対する現代的態度として捉えることもできるでしょう。つまりこの展覧会は、既存のもの、ステートメント、事実の再形成なのです。

展示されるそれぞれのイメージはーー馴染みのないものであれ、再構築されたものであれ、まれな状態に置かれたものであれ、より直接的で臨床的に提示されているものであれーーその二重性を利用しています。プリントはフレームに収まらず空間に吊るされ、その物質性をあらわにします。そして写真はプレゼンテーションと表象の間の不協和音を明らかにし、「モノと空間」、「モノとイメージ」の関係を拡張することで、同じ被写体に対して複数の視点を提供します。言い換えると、これらのイメージは「作ること」と「見ること」の異なる実践に挑戦しているのです。

イン・アザー・ワーズは、2015年にオリバー・ナイトとロリー・マクグラスによって設立されました。実験的な出版社として、これまでに約28点の出版物を制作し、現在も活動は続いています。根本的には本の形態と、文化全般における本=オブジェクトとしての共鳴を探求することに関心を持っています。つまり彼らは、慎重に作られた文脈と印刷物の制作を通して、アーティストや文化的実践者との共同交流を支援し、さらに発展させていきます。

イン・アザー・ワーズは、最適な共鳴を追及するために、形の空間的・時間的な可能性を拡張する実践を展開しています。それぞれの出版物を、独自の概念的な論理と素材の必要性に応じて成長させ、それらの特異性に対応するために機能させています。彼らは、循環、クラフト、直感、パフォーマンス、コレオグラフィー、偶然性、そして最も重要であるコラボレーションを慎重に考慮しながら、作品を構想、伝達します。つまり、常に印刷物との新しい関わり方を模索しているのです。

展示期間中は、イン・アザー・ワーズが2015–2022年の間発表した出版物の販売、写真家ルイス・ロナルドによるプリント作品の展示販売を行う予定です。

この機会にぜひお立ち寄りいただけますと幸いです。