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[Book Signing & Talk event] Dayanita Singh

Added on by Yusuke Nakajima.

2017年5月20日から東京写真美術館で展覧会がスタートする、世界で最も活躍の著しい写真家であるダヤニータ・シン。POSTではSteidl社より刊行された彼女の新作「Museum Bhavan」の出版に合わせ、ブックサイニングとトークイベントを開催します。

*書籍概要はこちら

Dayanita Singh [Museum Bhavan]

イベントスケジュール
開催日:2017年5月21日(日)
ブックサイニング:16:00〜17:00
トークイベント:18:00〜19:30(参加費無料 / 定員35名・要予約、当日は17:30より受付開始いたします)

トークイベントの参加をご希望の方は post@post-books.jp まで
・お名前
・お電話番号
・参加人数
を明記の上、お申し込みください。 

Dayanita Singh
 ダヤニータ・シンは1961年ニューデリー生まれ。1980年-1986年にアーメダバードの国立デザイン研究所、1987年-1988年にはニューヨーク写真国際センターで学ぶ。 ボンベイのセックスワーカーや児童労働、貧困など、インドの社会問題、富裕層やミドル・クラスをテーマとした作品群を発表、これまでにベネツィア・ビエンナーレやシドニー・ビエンナーレなどの国際写真展、サーペンタインギャラリー(ロンドン)やモダン・アート美術館(フランクフルト)など、世界各国で展覧会を開催している。
 展覧会と同様に、出版は重要な表現手段であると捉えており、Steidl社とのコラボレーションで刊行されてきた写真集は、写真を発表し鑑賞するための実験場となっている。
http://dayanitasingh.net/

[William Eggleston Before Color]

Added on by Yusuke Nakajima.

William EgglestonはSteidlの本作りに全面的な信頼を寄せ、多くの作品集をSteidlから出版している写真家の一人。

1970年代に「ニューカラー」というムーブメントをおこし、現代写真史の礎を築 いたアメリカの写真家・William Eggleston(ウィリアム・エグルストン)。 鮮やかで力強いカラー写真が代名詞である彼が、実は初期にモノクロ写真を撮っ ていたことは意外と知られていません。

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[Before Color]は、1950年代後半から60年代のあいだ35mmフィルムで撮影されたエグルストンのモノクロ写真集。 スーパーマーケットやダイナーなど、その当時の何気ない日常の風景を映し出しています。 まさにアメリカドリームを彷彿させる情景は、 Kodak社のコーポレートカラーを踏襲するようなブックカバーの色どりもあいまって、 時が経っても色あせることない力強さでもって現代を生きる私たちを魅了し続けます。

50年の時を経て、彼の暗室から発見されたヴィンテージプリントをもとに構成された本書はそれらには色こそないものの、エグルストンらしさが存分に伝わってくる作品が 印象的。 ファンならずとも必見です。

William Eggleston Before Color

With an Essay by Dave Hickey

152 Quadratone plates

200 pages

22.5 cm x 25.5 cm

[How to make a book with Steidl]

Added on by Yusuke Nakajima.

2009年から2010年にかけて、ゲルハルト・シュタイデルに密着し、彼がどのように本を作っているのかを追ったドキュメンタリー[How to make a book with Steidl]。

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「ここは私にとって出版社と言うより作品を作り上げるための研究室のような場所だ」

冒頭のマーティン・パーとの会話に出てくる言葉を表すように、会社の中では白衣を着て仕事をするシュタイデルですが、世界各国のアーティストたちの本を制作している彼は、世界中を旅して自ら作家の元に赴き、本の制作を進めて行きます。

この映画ではジョエル・スタンフィールドやロバート・フランク、エド・ルシェやジェフ・ウォール、カール・ラガーフェルド、ロバート・アダムスなど、それぞれアーティストとのやりとりを通じ、シュタイデルがどのように本を作りあげて行くのが描き出されています。

時には編集者として意見を交わし、ある時にはアートディレクターとして装丁を提案、さらに印刷所として的確な印刷方法を選び、出版社として発行数を決める。本をつくる工程を全て一括して行い、妥協をせず、徹底した姿勢で本を作るシュタイデルをアーティストたちが心から信頼し、共同で本をつくる事を楽しんでいる様子が映されています。

「この10年で最も重要な出版社」と言われるSteidlがどのように築かれたのか、本当に良い本とは何か、「世界一美しい本を作る」シュタイデルの仕事を通してそれを見事に描き出したこのドキュメンタリー、日本では今年の秋にイメージフォーラムで公開予定です。

How to make a book with Steidl

2010年制作 90分 ドキュメンタリー

登場人物:ゲルハルト・シュタイデル ジョエル・スタンフィールド ロバート・フランク エド・ルシェ ジェフ・ウォール カール・ラガーフェルド ロバート・アダムス 他多数

[ Södrakull Frösakull]

Added on by Yusuke Nakajima.

Steidlから出版されている[Södrakull Frösakull  by Mikael Olsson]、この本は家具デザイナー/建築家、ブルーノ・マットソンのサマーハウスの写真集。

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ブルーノ・マットソンはスウェーデンを代表するデザイナーで、彼が1930年代から40年代にかけてデザインしたシンプルでエレガントなプロダクトは今も世界的な評価を得ています。

そのマットソンがサマーハウスとして立てた建築をMikael Olssonが撮影。光の取り込み方が印象的な室内や、シンプルで機能的な造作など、そこに住まれる事によって醸し出された空間の魅力を捉えた、気持ち良い写真が収録されています。

撮影をしているMikael Olsson、彼は建築を学んだのちに写真と映像を学び、現在はスウェーデンを拠点に写真家として活動しています。この空間の魅力を余す事なく捉える事ができているのは、彼が建築を専攻していた事も大きいでしょう。

写真集として、マットソンの建築を見る本として、2つの側面から楽しめるこの本、店頭でぜひご覧ください。

Södrakull Frösakull

25cm x 26cm

ハードカバー

208ページ 84カラー図版