[William Eggleston Before Color]

Added on by Yusuke Nakajima.

William EgglestonはSteidlの本作りに全面的な信頼を寄せ、多くの作品集をSteidlから出版している写真家の一人。​

1970年代に「ニューカラー」というムーブメントをおこし、現代写真史の礎を築 いたアメリカの写真家・William Eggleston(ウィリアム・エグルストン)。 鮮やかで力強いカラー写真が代名詞である彼が、実は初期にモノクロ写真を撮っ ていたことは意外と知られていません。

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[Before Color]は、1950年代後半から60年代のあいだ35mmフィルムで撮影されたエグルストンのモノクロ写真集。 スーパーマーケットやダイナーなど、その当時の何気ない日常の風景を映し出しています。 まさにアメリカドリームを彷彿させる情景は、 Kodak社のコーポレートカラーを踏襲するようなブックカバーの色どりもあいまって、 時が経っても色あせることない力強さでもって現代を生きる私たちを魅了し続けます。

50年の時を経て、彼の暗室から発見されたヴィンテージプリントをもとに構成された本書はそれらには色こそないものの、エグルストンらしさが存分に伝わってくる作品が 印象的。 ファンならずとも必見です。

​William Eggleston Before Color

With an Essay by Dave Hickey

152 Quadratone plates

200 pages

22.5 cm x 25.5 cm