[Exhibition] Stephanie Quayle

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この度、POST では、イギリスを拠点とするアーティスト・Stephanie Quayle(ステファニー・クエール)の個展を開催します。


ステファニー・クエールは、英国のカントリーサイド(田舎)にある自然豊かな農場で生まれ育ち、
現在も農場の自宅兼アトリエで創作活動を続けています。
日本ではDOVER STREET MARKET GINZA(ドーバー ストリート マーケット ギンザ)の1Fに展示されている象の作品で知られています。

「動物」、そして「動物」の持つ天性に焦点をあてた彼女の作品は
荒削りで生命力にあふれ、それは単なる動物のイメージの再現ではなく、
あたかも命が宿されているかのように感じずにはいられません。
彼女自身が自然界と直接的な関わりを持っていることが、
結果として動物たちに対する深い理解を生み出すことに繋がっています。

野性的でエキゾチックなたたずまいをした動物と、
我々の文明社会に存在する本や椅子など身近なオブジェクトとの対比により、
人間と動物との間におこる緊張感を浮かび上がらせ、
人間が内に秘める「動物らしさ」との境界線を自ら問いただすきっかけを与える彼女の作品。
今回は立体作品約10点と、ドローイング作品を展示販売いたします。 

【展覧会】
Stephanie Quayle
会期 2014年6月6日(金) - 2014年6月29日(日)
時間 12:00 - 20:00
会場 POST

 

【略歴】
Stephanie Quayle
1982 英国、マン島にて誕生
2005 ロンドン Slade School of Art 首席卒業
2007 ロンドン Royal College of Art にて修士号取得
http://www.stephaniequayle.co.uk/

受賞歴
2011 Wildlife Artist of the Year. Highly commended
2010 Winner of BTCF Award for Excellence
   Ice Carving 3rd Prize Banff Ice Carving Competition, Canada
   Zelli Porcelain Prize, Zelli, London
2009 Ice Carving 2nd Prize Banff Ice Carving Competition, Lapland

展覧会&コミッション
2013  1st solo exhibition 'Stephanie Quayle', Nantenshi gallery / t.gallery, Tokyo, Japan
2012 ‘Miss M L Wood Bronze commission’ Mannifest, Isle of Man
   ‘ Loughtan Ram and Giant Mannanan ’ The guild, Isle of Man
   ‘ Elephant Installation’Ginza, Dover Street Market, Tokyo, Japan
   ‘ Ceramic Art London’ Royal College of Art
2011 ‘ Ceramic Art London’ Royal College of Art
2010 ‘ Small is Beautiful’ Flowers Gallery, Cork Street, London
   ‘ Elephant Sculpture Commission’ Comme des Garcons, London & Beijing

[slide show] 富谷昌子写真展「津軽」関連イベント:スライドショー

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現在開催中の富谷昌子写真展「津軽」の関連イベントとして、
スライドショーを開催します。

【スライドショー】
※ 5/13(火)追記:第1回と第2回の2度上演します。

日時 5月17日(土) 
第1回:受付開始 18:30 /開演 19:00〜
第2回:受付時間 19:30/開演 20:00〜
ゲスト 富谷昌子、 Aoki,hayato とharuka nakamura
参加費 1,000円(当日現金のみ承ります)
※各回定員15名/要予約


【申込方法】
予約は営業時間中にお電話(03-3713-8670) 、またはe-mail post@post-books.jpまでご連絡ください。
メールでのご予約の際は、
■お名前
■お電話番号
■ご参加希望人数
■ご参加希望の回(第1回 or 第2回)
を明記の上お申し込みください。
定員に達した時点でお申込を締め切らせていただきます。

[talk event] 2014/5/20 生活文化誌「疾駆/chic(疾駆)」トークイベント

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「疾駆/chic」は、本誌の刊行と並行して、各分野で活躍する方をお招きしてトークイベントも定期的に開催します。
誌面の内容を深めるとともに、新たな話題も展開していきます。

4月に蓮沼執太さん(音楽家)、保坂健二朗さん(東京国立近代美術館主任研究員)と行ったトークイベントに続き
5月20日(火)は、Schemata Architectsの長坂常さんをお招きします。

※5月18日(日)追記:
急遽、ゲストにアーティストの磯谷博史さんがご参加されることになりました。

【トークイベント】
日時 2014年5月20日(火)  19:30〜21:00
開場 19:00/スタート 19:30
会場 POST/limArt
ゲスト 長坂常 × 磯谷博史 × 菊竹寛 × 田中義久
参加費 1,000円(ワンドリンク付/当日会場にて現金のみ承ります)
※定員40名/要予約
 

【申込方法】
予約は営業時間中にお電話(03-3713-8670) 、またはe-mail post@post-books.jpまでご連絡ください。
メールでのご予約の際は、
■お名前
■お電話番号
■ご参加希望人数
を明記の上お申し込みください。
定員に達した時点でお申込を締め切らせていただきます。

New arrival : May 8th, 2014

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特集中のWalther König、新たに16タイトルが追加されました。
Gerhard Richter, Fischli & Weiss, Franz Erhard Walther, Jeff Wallなど。

Steidlからの最新刊も5タイトルと、欠品していた8タイトルが入荷しました。

ぜひ店頭でご覧下さい。

[Exhibition] 富谷昌子:津軽

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この度、POSTでは、富谷昌子写真展[津軽]を開催します。

富谷昌子は津軽という作家にとってなじみのある土地を再発見するかのように丁寧にシャッターを切り、
そこにある“ 独特の静けさ”を11年間にわたって写真に収めています。
日本写真の伝統的な方法を踏襲しながらも、現代的な感覚に呼応するこのシリーズは写真集「津軽」として綴じられました。
今回の展覧会では、本シリーズよりオリジナルプリント約20点を展示します。

 

【略歴】

富谷昌子
略歴
1981 青森県生まれ
2003 大阪藝術大学写真学科 卒業
2005 東京綜合写真専門学校研究科 卒業
http://masakotomiya.com/

 

【作品集】

「津軽」
富谷昌子
80 ページ、B5 変形、2700 円+消費税8%
著者:富谷昌子
編集:タカザワケンジ、富谷昌子
アートディレクション&デザイン:中島英樹
翻訳:越善佳
翻訳監修:Dan Abbe
発行者:富谷昌子
発行:HAKKODA
印刷•製本:柏村印刷株式会社

 

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【展覧会】

富谷昌子 [津軽]
会期 2014 年5月2日(金) - 2014年5月18日(日)
時間 12:00 - 20:00
会場 POST
 

【オープニングレセプション】

日時 5月2日(金) 18:00-20:00
会場 POST
 

【トークイベント】

日時 5月9日(金) 受付開始 18:00 /開演 18:30〜20:00
登壇者 富谷昌子 × 中島英樹 × タカザワケンジ
参加費 1,000円(当日現金のみ承ります)
※定員30名/要予約

(申込方法)
予約は営業時間中にお電話(03-3713-8670) 、またはe-mail post@post-books.jpまでご連絡ください。
メールでのご予約の際は、
■お名前
■お電話番号
■ご参加希望人数
を明記の上お申し込みください。
定員に達した時点でお申込を締め切らせていただきます。

 

【スライドショー】

日時 5月17日(土) 19:00〜
登壇者 富谷昌子 × Aoki,hayato とharuka nakamura

[Exhibiton] Fleur van Dodewaard [131 VARIATIONS]

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この度、POST では、オランダの写真家Fleur van Dodewaard の写真展[131 VARIATIONS] を開催します。

今回の展示作品は、コンセプチュアルアート作家、ソル・ルウィットによるアーティストブック[Variations of Incomplete Open Cubes] を立体で再構築し、それを撮影するプロセスの中で生まれました。

この作品はチューリッヒのHauser Gallery、アムステルダムのFoam でも展示が開催され、日本での開催はPOST が初の機会となります。

また、オランダのFw: から出版された作品集[131VARIATIONS] も会場で取り扱います。

作家もこの展覧会に合わせ来日します。

初日にはレセプションも開催いたしますのでぜひご来場ください。

 

【略歴】
Fleur van Dodewaard
1983 年生まれ。
オランダのリートフェルト・アカデミーを卒業後、ローマのMuseo d’ArteContemporanea、ロンドンのFlowers Gallery、オランダのCobra Museumなどで展覧会を開催。
Foam Magazine の Talent Issue #28 でも選出され、作品はFoam のパーマネントコレクションとして所蔵されている。
http://www.fleurvandodewaard.com/

 

【作品集】
Title: 131 VARIATIONS / Fleur van Dodewaard
Graphic design: Hans Gremmen
Publisher: Fw:Books
500部限定 7000 円

 

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【展覧会】
Fleur van Dodewaard [131 VARIATIONS]
会期 2014 年4 月18 日(金) - 2014 年4 月30 日(水)
時間 12:00 - 20:00
会場 POST

【オープニングレセプション】
日時 4 月18 日( 金) 18:00-20:00
会場 POST

【作家在廊】
4 月18 日( 金)

Walther König website

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現在特集中のWalther Königのウェブサイトをアップしました。

左上のロゴ上にポインターを合わせるとメニューが表示されます。

こうやって表紙が並んでみると、ヨーロッパ屈指のアートブック系出版社であることが納得できる安定感のあるラインナップとブックデザイン。

特集の第1回目と比較してみても面白いので、ぜひご覧ください。

前のウェブサイトはこちらをどうぞ。

Walther König

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Walther Königのブロッシャーとショッピングバッグが届きました。

初回に特集した際の赤を再び用いて、デザインしなおしました。
ぜひ店頭でご覧ください。

[Event] 生活文化誌「疾駆/chic (シック)」創刊イベント

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生活文化誌「疾駆/chic (シック)」創刊に際して、イベントを開催します。

新しい生活文化誌「疾駆/chic (シック)」を創刊します。

「疾駆/chic」は、私たちの時代の豊かさの意味を、
きちんと考える場を作りたいという想いから刊行されます。
現代の私たちの生活は、実に様々なものによって彩られ、
そのひとつひとつがあらゆる方法で関係を結んでいます。
生きていくために無くてならないものから、どこか遠くの世界のことまで、
欲しいと思う情報はすべて得ることができ、また、それらに関わることも可能です。
「疾駆/chic」は、そうした現代の生活に含まれる様々なものの関係性を紐解き、
物事が持つ無数の魅力を明らかにしていきながら、豊かさの意味を検証し、拡大していきます。

毎号の特集や連載、コラムでは、現代の衣食住の姿を全般的に取り上げ、
それらをより豊かな方向へ導こうとしたり、
新しい可能性を探ろうとしている人々や地域に着目し、
取材や誌面作りを協力して行うことを通じて、
日々の暮らしに対する新たな視線の在り様を提案していきます。
取材には、写真家や画家、小説家が同行。現地で制作された作品が誌面を彩ります。
また、これまでにない雑誌の在り方を探るべく、ハードカバーの装丁に、本文には、タブロイド紙を用います。
書物作りの可能性にも挑戦しながら、より永く読み継ぐことができる雑誌を制作していきます。


創刊号では、日本最東端の地・根室を特集。
1万年前から変わることのない自然環境を土台に、
現代の様々な要素を取り入れながら新しい生活の姿を生み出そうとする動きを取材しました。
特集と連動した連載記事を通して、多角的に取材地の魅力を紹介します。
その他、暮らしを彩る服飾や花の魅力を紹介する連載等、多数の記事を掲載します。

「疾駆/chic」は年間5冊(3月、6月、9月、11月、1月の各月末)の刊行予定です。
書名:疾駆/chic 創刊号  特集:日本最東端の地 根室の暮らし
発行:YKG publishing (YKG株式会社)
仕様:A5判変形 / 全144 ページ / ハードカバー 発行日:2014年4月1日
定価:1,728円(本体 1,600円 + 消費税) ISBN 978-4-907966-00-3
 

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編集長
菊竹寛 1982年生まれ。タカ・イシイギャラリー在籍。ギャラリーにて展覧会の制作・運営に携わる傍ら、
2012年には芸術批評誌「凶区」を創刊。同誌の企画・編集をつとめる。

グラフィック・デザイン、「まなざしのはじまり」
田中義久 1980年生まれ。グラフィックデザイナー。東京都写真美術館をはじめ、美術館、
コマーシャルギャラリー等の展示V.I計画や、アーティストの作品集の装丁、デザインを手がける。
2013年、JAGDA賞、JAGDA新人賞を受賞。飯田竜太(彫刻家)とのアーティストユニット「Nerhol」としても活動中。

「ロ・サンジンシリーズ」シェフ
原川慎一郎 レストラン「BEARD」オーナーシェフ。東京のビストロに勤務後、2008年よりブルゴーニュ、
サンスの2つ星レストラン「ラ・マドレーヌ」にて修行。帰国後、東京のレストランにて経験を重ね、
2012年「BEARD」をオープン。

「書物の周縁、周縁の書物」
古賀稔章 1980年生まれ。タイポグラフィ研究者。2004から09年にかけて、デザイン誌「アイデア」の編集者を務め、
特集記事の企画・執筆を手がける。現在、東京大学大学院博士課程在籍しながら、研究を進めている。

「良口雑言」
保坂健二朗 1976年生まれ。東京国立近代美術館主任研究員。展覧会の企画・制作を行う傍ら、
様々なメディアで魅力的な問題提起を行っている。『すばる』、『朝日新聞』にて連載。
武蔵野美術大学の非常勤講師も務める。

「けわうもの|化粧と建築、あるいは絵画」
鈴木俊晴 1982年生まれ。豊田市美術館学芸員。近現代の絵画に関心をもつ。2014年の企画は、
ジャン・フォートリエの回顧展とデザインの小企画。近隣の大学で西洋近代美術史を担当。三度の飯より酒が好き。

「空間感」
安東陽子 1968年生まれ。テキスタイル・コーディネーター・デザイナー。
武蔵野美術大学短期大学部卒業後「NUNO」での勤務を経て、2011年「安東陽子デザイン」設立。
様々な建築家が設計する公共施設や個人住宅などにテキスタイルを提供している。

「遠くの羽音」
村瀬恭子 1963年生まれ。画家。ドイツ・デュッセルドルフ在住。現代の絵画を牽引する画家の一人。

「Flourish」
田口一征 1982年生まれ。花屋。2003年渡仏。パリのStudio Berçotにてデザインを学び, 卒業後フリーで活動。
帰国後花屋に転身。 東京の花屋に勤務する傍ら, ŒUVRE(ウヴル)として自身の活動を行う。

写真
吉野英理香 1970年生まれ。1989年から写真の制作を開始し、1994年に東京総合写真専門学校を卒業。
都心から関東北部で撮影される作品は、静謐ながらも見る者をその独特の作品世界に引き込む新たな
魅力を湛えている。

高橋健治 1981年生まれ。カルチャー誌、ファッション誌を中心に活動。美術作品や展示会場の撮影等も多数行う。

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生活文化誌「疾駆/chic (シック)」創刊イベント
会期:2014年4月8日(火)〜13日(日)  ※会期が4月16日(水)まで延長になりました。
会場:POST/limArt
   150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
   TEL : 03-3713-8670
 

トークイベント
日時 2014年4月8日(火)  19:30〜21:00
開場 19:00/スタート 19:30
会場 POST/limArt
ゲスト 保坂健二朗 × 蓮沼執太 × 菊竹寛 × 田中義久
参加費 1,000円(ワンドリンク付/当日会場にて現金のみ承ります)
※定員40名/要予約

 

【申込方法】

予約は営業時間中にお電話(03-3713-8670) 、またはe-mail post@post-books.jpまでご連絡ください。
メールでのご予約の際は、
■お名前
■お電話番号
■ご参加希望人数
を明記の上お申し込みください。
定員に達した時点でお申込を締め切らせていただきます。

Walther König Start

Added on by Yusuke Nakajima.

3/29(土)より、新しい出版社の特集がスタート。
今回は、ドイツを拠点とする老舗アート系出版社Walther König(ウォルター・ケーニッヒ)。

ケルンを拠点に、アート関連の書籍を中心に年間約180 タイトルを出版している。
1968 年秋にVerlag der Gebr. König, Cologne-New Yorkとして設立され、「Treuen Husar」にて開催されたケルン・アートショーでフランツ・エアハルド・ヴァルターの本、「OBJEKTE, benutzen」を扱ったことが始まり。
それに次いでアート、建築、映画、ファッション、写真関連の本を扱う書店を1 年後にオープンした。
同年フランクフルト・ブックコンベンションにてブースを構え、ケルン・アートショーを代表しアリソン・ノウルズの「Big Book」をRowohlt 出版社と協力し紹介。
そして、A.R. ペンク、イェルク・イメンドル、スタンリー・ブラウン、クラウス・ボームラー、そしてギルバート&ジョージ(ギルバート&ジョージは書店のウィンドウディスプレイも手掛けた)の初となるアーティストブックを出版。
1983 年、カスパー・ケーニッヒの引退後、Verlag der Gebr. König, Cologne-New York からVerlag der Buchhandlung Walther König,Cologne へ改名。
河原温、マルティン・キッペンバーガー、ジョージ・ブレクト、クリスチャン・ボルタンスキー、ソル・ルウィット、ローレンス・ウィナーなど、国際的に有名なアーティストによる作品集を年間150 - 200 タイトル、美術館やギャラリーとともに出版している。
また、アートヒストリーやエステティックス、古典的アーティストブックの再版、エキシビジョンカタログの出版も手掛ける。 
http://www.buchhandlung-walther-koenig.de/

 

POSTが初回に取り上げた出版社の2度目となる今回の特集では、
近年リリースされた新刊を中心に取扱います。
ぜひ足をお運びください。

Fw: / post editions / Valiz

Added on by Yusuke Nakajima.

Fw: / post editions / Valizのブロッシャーとショッピングバッグが届きました。

ブロッシャーは、初めてのグラデーション。
三者三様の個性が光るデザインです。

ショッピングバッグは、キレのある大胆なレイアウト。
彩度の高い赤が目を引きます。

ぜひ店頭でご覧ください。

津田 直[SAMELAND]会期延長とトークイベントのお知らせ

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現在POSTで開催中の写真展、津田 直[SAMELAND]を3/11(火)まで会期延長する事が決まりました。

それに合わせ、津田 直氏と写真集[SAMELAND]のデザイナーである田中義久氏を
ゲストに迎えトークイベントを開催いたします。
 

「写真を綴じるということ」
本展に合わせて刊行された写真集[SAMELAND]は写真家・津田直のフィールドワークを事始めに、
現地でのストーリーを聞いた田中氏がディレクションし、一冊の写真集として綴じられました。
トークでは、各々に写真集の制作について語って頂きます。

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【会期延長】 3/11(火)まで会期延長 (月曜定休日)

 

【トークイベント】
日時 2014年3月8日(土)  13:30~15:00
開場 13:00 /スタート 13:30
会場 POST
ゲスト 津田 直、田中 義久
参加費 1,000 円(当日、会場にて現金のみ承ります)
※定員40名 要予約

※3/8(土)の通常営業は16:00からとなります。

 

【申込方法】
予約は営業時間中にお電話(03-3713-8670) 、またはe-mail post@post-books.jpまでご連絡ください。
メールでのご予約の際は、お名前とお電話番号、ご参加希望人数を明記の上お申し込みください。
定員に達した時点でお申込を締め切らせていただきます。

[Exhibition] 山谷 佑介:ground

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この度、POSTでは、山谷佑介の個展 "ground" を開催します。

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山谷佑介は1985年新潟生まれ、現在は東京を拠点に活動している写真家です。
立正大学文学部哲学科卒業後、外苑スタジオに勤務。その後、移住した長崎で出会った写真家東松照明や無名の写真家との交流を通して写真を学び、作家活動を開始しました。これまで、タイ、インドネシア、ミラノ、ロンドン、大阪、長崎、と国内外に点在するアンダーグラウンドコミュニティーに自らを溶けこませ、そこに色濃く残る生の匂いを写真作品として記録し続けています。

本個展で発表する"ground" は、山谷が2012年から都内の様々なライブハウスやクラブで制作しているアブストラクトな写真シリーズです。事前に撮ったその場所の床の写真を原寸になるよう大判でプリントし、実際にイベントが行われている間、その床にゲリラ的に貼り、音の鳴り始めから音の鳴り止むまでの間の人々を記録した作品です。その表層は靴底で削られ、インクはアルコールや汗で溶け、独特のビジュアルを持っています。山谷が10代から変わらず遊び場としているライブハウスやクラブで、そこに集う人々を記録するために制作されました。

山谷は自身の作品について「情報・場所・関係が本来持つ重みを失い、全てが画一的になりがちなこの時代の中で、未だストリートやアンダーグラウンドに残る混沌や生の匂いを切り取り記録することが私の仕事かもしれない。」と語っています。
本シリーズは、未だかつてない手法でその匂いを記録することに成功しています。

山谷が注目されるきっかけになった2013年に自費で出版した写真集「Tsugi no yoru e」で、夜な夜な街に集う若者たちの姿をストレートなスナップ写真で捉えた山谷が、全く違うアプローチで現代のストリートを捉えた本シリーズを、どうぞご高覧下さい。

 

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また、本展に合わせ写真集"ground" をlemon booksから出版し、会場にて先行販売いたします。
3月20日(木•祝前日) 18:00 より作家を囲んでレセプション・パーティーを行いますので、ぜひご参加ください。
 

【展覧会】

会期:2014 年3月20日(木) – 4月6日(日)
時間:12:00 ~ 20:00(月曜休)
会場:POST/limArt 150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
お問い合わせ:03-3713-8670
オープニングレセプション:2014年3月20日(木) 18:00-20:00
キュレーション:荻野章太(lemon books)

 

【写真集】

タイトル:[ground]
写真家:山谷佑介
アートディレクション/デザイン:中島雄太
発行元:lemon books
発行部数:300部限定

 

【作家略歴】

山谷佑介/ yusuke yamatani

2011年よりグループ展などに参加。2013年に個展「untitled」(NADiff a/p/a/r/t bar MUDAI /東京)開催、同年「Here is ZINE tokyo 6」(TOKYO CULTUART by BEAMS/東京)、「Le PhotobookFest Box of Dummies Prize」(パリ)、「ZINE/BOOK GALLERY!2013 六甲国際フォトフェスティバル賞」(大阪) 受賞、2014年に個展「Tsugi no yoru e」(YUKA TSURUNO GALLERY /東京)

 

【作家ウェブサイト】
http://www.yusukeyamatani.com/

[SAMELAND] 取り扱い店舗一覧

Added on by Yusuke Nakajima.

全国の書店でも、[SAMELAND]の取り扱いがスタートします。

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【北海道】

guild Nemuro  http://www.guild-nemuro.com/

 

【東京】

代官山蔦屋書店 http://tsite.jp/daikanyama/store-service/tsutaya.html

circle-d http://www.circle-d.me/

IMA CONCEPT STORE (3/15オープン) http://imaonline.jp/list/imaconceptstore

NADiff http://www.nadiff.com/

SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS http://www.shibuyabooks.net/

VACANT http://www.vacant.vc/

SUNNY BOY BOOKS http://www.sunnyboybooks.com/

B&B http://bookandbeer.com/

カフェ&ブックスビブリオテーク 東京・有楽町 http://www.cporganizing.com/bibliotheque/tokyo

カフェ&ブックス ビブリオテーク 東京・自由が丘 http://www.cporganizing.com/bibliotheque/jiyugaoka

 

【静岡】

Books & Prints http://www.youngtreepress.net/books_and_prints.html

 

【愛知】

ON READING http://onreading.jp/

:BOOKS http://www.colonbooks.com

 

【京都】

Books & Things http://andthings.exblog.jp/

YUYBOOKS http://yuy.jp/

 

【大阪】

BOOK OF DAYS http://bookofdays-shop.com/

Calo Bookshop & Cafe http://www.calobookshop.com/

ブックマークビブリオテーク 大阪・梅田 http://www.cporganizing.com/bibliotheque/osaka

 

【兵庫】

ViVO.VA http://www.vivova.jp

 

【岡山】

MILBOOKS http://www.milbooks.com/shop/frontpage.php

 

【福岡】

BOOKS KUBRIC http://www.bookskubrick.jp

カフェ&ブックスビブリオテーク 福岡・天神 http://www.cporganizing.com/bibliotheque/fukuoka

 

【熊本】

カフェ&ブックスビブリオテーク 熊本・鶴屋 http://www.cporganizing.com/bibliotheque/kumamoto

 

【オンライン】

2手舎 http://www.nitesha.com/

flotsambooks http://www.flotsambooks.com/

 

会場にお越しいただけない方も、上記のショップでぜひご覧ください。

津田直 [SAMELAND] 写真集通信販売について

Added on by Yusuke Nakajima.

2/14からの展示に合わせて、津田直の写真集[SAMELAND]が発売になりました。

POSTでは通信販売も承ります。

SAMELAND表紙画像.jpg

[SAMELAND]

写真:津田 直
テキスト:管 啓次郎 津田直
アートディレクション/デザイン:田中 義久
発行:limArt
182mm x 220mm  144ページ  フルカラー 60図版 日英バイリンガル
初版1000部
ISBN:978-4-9907173-3-9
価格:2800円+税(会期中特別価格、会期後は3000円+税)

お申込方法

お支払い方法によって、お申込方法が異なります。

代金引き換えの場合

メールにて、お名前、ご住所、お電話番号、ご注文冊数、ご希望お支払い方法をご記入の上、post@post-books.jpまでお申込ください。
お申込受付のお返事をメールにて送らせていただきます。
金額は書籍代金に加え、配送費、代引き手数料の合計710円が加算されます。
お届けは、ゆうメールの代金引き換えにてお届けいたします。

 

paypalにてお支払いの場合

メールにて、お名前、ご住所、お電話番号、ご注文冊数、ご希望のお支払い方法をご記入の上、post@post-books.jpまでお申込ください。
折り返し、合計金額とpaypalアカウントをお知らせいたしますのでそちらまでお支払いをお願いします。
お届けはレターパック、配送費は全国一律350円です。

 

クレジットカードでお支払いの場合

営業時間中(火曜〜日曜 12:00-20:00)にお電話にてお申込ください。
ご注文のお電話番号は03-3713-8670になります。
お届けはレターパック、送料は全国一律350円です。
なお、VISA・MASTER・AMEXのみとなります。予めご了承ください。

 

 

Fw: / post editions / Valiz Start

Added on by Yusuke Nakajima.

2/1(土)より、新しい出版社の特集がスタート。
今回はオランダを拠点とする3つの若手出版社を紹介します。

FVP.npg.png
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[Fw:(エフダブリュー)] は、
グラフィックデザイナーのHans Glemmen(ハンス・グレマン)を中心として、主に現代写真に特化した出版をてがけています。
ひとりのデザイナーが編集段階から関与することで、統一感のある出版物が揃います。
その表現は出版にとどまらず、展覧会やレクチャーなども積極的に開催しています。

[post editions(ポスト・エディションズ)]は、
現代美術/建築/写真などの領域の本を出版している版元で、そのコンテンツは社会的な問題やトピックに言及したものが多くみられます。
25年以上にわたる出版経験を生かし、著名なアーティストやフォトグラファー、美術館、編集者、翻訳者、グラフィックデザイナーなどとのコラボレーションにより良質な本を世に送り出しています。

[Valiz(ヴァリズ)]は、
現代美術/写真/建築/デザインと、あらゆる領域の本を幅広く手がける出版社です。
それぞれのタイトルやトピックに応じて、気鋭のグラフィックデザイナーを起用し、コンテンツはもちろん造本という観点からみても魅力的な本を出版しています。



これらはいずれも少部数のタイトルなので、日本で手に取れる貴重な機会です。
ぜひ足をお運びください。

[talk event] 津田 直 [SAMELAND] スライドショー&トークイベント 「ミッドナイトサンの下で」

Added on by Yusuke Nakajima.

この度、POST では、津田直写真集[SAMELAND]刊行に合わせて、
スライドショー&トークイベント「ミッドナイトサンの下で」を開催いたします。

2012 年初夏にサーメ人の暮らす極北の地、フィンランドとノルウェーを訪れた写真家・津田直をゲストに迎え、
スライドと共にエピソードなどを語って頂きます。

【スライドショー&トークイベント】
日時 2014年2月15日(土)  18:00〜19:30
開場 17:30 /スタート 18:00
会場 POST
参加費 1,000 円(当日、会場にて現金のみ承ります)
※要予約

※2/8(土) 更新:おかげさまで満席となりました。ありがとうございます。
 ご参加される方、当日お待ちしております。

[Exhibition] 津田 直:SAMELAND

Added on by Yusuke Nakajima.

この度、POST では、津田 直の写真展[SAMELAND] を開催します。

© Nao Tsuda

© Nao Tsuda

写真家、津田直は極北の先住民であるサーメ人たちに出会うため
2012 年の初夏に、フィンランドとノルウェーを訪ねました。

サーメ人たちは、1 万年前に鹿の群れを追って現在の土地にたどり着いたと言われています。人々の暮らす土地は、北緯66 度33 分以北の北極圏に位置し、その土地には彼らの祖先たちがその場所に辿り着いた時と変わらぬ風景がそのまま残され、人々は現代社会に順応しながらも、以前と変わらぬ文化を大切に引き継ぎ、今もサーメの伝統や精神を継承しつづけています。

サーメランドを訪ねた津田は、
その土地で内陸部と海岸部を季節に応じて移動しながらトナカイ放牧を生活の糧として暮らすサーメ人が、
夜を徹して行うポロ・メルキトスというトナカイの親子を照合する行事に立ち会います。
また出会った男達に連れられ、かつての聖地に立ち自然信仰に触れ、サーメの生き方に近づいてゆきます。
日本から遥か遠くに離れていると感じる極北の地ですが、どこか日本のアイヌとも類似点があり、親しみを感じさせてくれるサーメ人。

本展は、津田がその「サーメランド」で撮影したランドスケープとポートレートの写真で構成される展覧会です。

 

【展覧会】
会期 2014年2月14 日(金)〜2014年3月6日(木)時間 12:00〜20:00
会場 POST
協力 JAL グループ機内誌『skyward』
   TCK
   TRANSIT (euphoria FACTORY)


【レセプション】
日時 2014年2月14日(金) 18:00〜20:00
会場 POST


【トークショー】
日時 2014年2月15日(土) 18:00〜19:30
会場 POST

トークショーの申込は終了いたしました

【作家在廊日】 2月14日(金)

また本展に合わせ、写真集[SAMELAND] を発行します。

[SAMELAND]

写真:津田 直
テキスト:管 啓次郎
アートディレクション/デザイン:田中 義久
発行:limArt
初版1000部
ISBN:978-4-9907173-3-9
価格:会期中 2800円

【略歴】

津田 直 

1976 年神戸生まれ。ファインダーを通して古代より綿々と続く、人と自然との関わりを翻訳し続けている写真家。2001 年より国内外で多数の展覧会を中心に活動。
主なシリーズに、『近づく』(2001-2004)、『漕』(2005-2009)、『SMOKE LINE』(2008)、『果てのレラ』(2009)、『Storm Last Night』(2010)、『REBORN』(2010-)、『Earth Rain House』(2012)がある。
また最近では、現代美術のフィールドを越えて他分野との共同制作や雑誌連載、講演会、特別授業を行うなど活動は多岐にわたる。
2010 年、芸術選奨新人賞(美術部門)受賞。主な作品集に『漕』(主水書房)、『SMOKE LINE』(赤々舎)、『Storm Last Night』(赤々舎)がある。現在、近江学研究所客員研究員、大阪芸術大学客員准教授、大阪経済大学客員教授。
http://www.tsudanao.com

 


管 啓次郎

詩人、比較文学者。
主な著書に『コロンブスの犬』『狼が連れだって走る月』(いずれも河出文庫)、『斜線の旅』(インスクリプト、読売文学賞)、『本は読めないものだから心配するな』『ストレンジオグラフィ』(いずれも左右社)などがある。サン=テグジュペリ『星の王子さま』の画期的新訳も話題を呼んだ(角川文庫)。
2010年から発表してきた16行詩のシリーズ「Agend'Ars」は13年の『時制論』(左右社)によって4部作が完結。すでにアメリカ、スロヴェニア、セルビアで招待朗読を行なっている。東日本大震災後、小説家の古川日出男らと朗読劇『銀河鉄道の夜』を各地で上演してきた。
2013年には十和田奥入瀬芸術祭参加作品として物語集『十和田、奥入瀬 水と土地をめぐる旅』(青幻社)を制作。さらに高山明(Port B)構成・演出の観客参加型演劇「東京ヘテロトピア」でテクスト監修を務めた。
ASLE-Japan 文学・環境学会代表。

 

田中 義久

1980 年静岡県浜松市生まれ。グラフィックデザイナーとして、主に美術館やギャラリー等のVI、アーティストの作品集や共同制作に携わる。受賞歴に、BACON PRIZE、JAGDA 賞、JAGDA 新人賞、PromaxBDA DESIGN GLOBAL EXCELLENCE AWARDS 銀賞、red dot award などがある。
また飯田竜太(彫刻家)とのアーティストユニット「Nerhol」としても活動中。
www.nerhol.com 

interstice / 2 Talk Show

Added on by Yusuke Nakajima.

interstice / 2 トークショー
太田好治 x 田中義久 x 環ROY

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日程:2014年1月10日(金)  
時間:開場:19:30、スタート : 20:00 20:00〜21:30

場所:POST 150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3 tel: 03-3713-8670
入場料:無料 ※要予約
出演者:太田好治  田中義久  環ROY
定員:40名

予約はお電話、またはe-mail post@post-books.jpまで。
お名前とお電話番号、ご参加希望人数を明記の上お申し込みください。



現在開催中の太田好治写真展 [interstice / 2]に合わせ、写真集のアートディレクションをした
田中義久とラッパーとして高い評価を受ける環ROYとトークショーを開催します。

田中義久はグラフィックデザイン以外にも、飯田亮太とのアーティストユニット
Nerholとしての活動も注目を集めており、環ROYはラッパーとしての活動のほかにも
舞台作品や音楽イベントの制作などを行い、横断的な活動を活発化させています。
また、太田好治は広告写真以外にも、クラムボンのドキュメンタリー映画"えん。"の
監督や今回の写真展、音楽イベントの主催など活動の幅を広げています。

この3人に共通するのは同世代であると同時に、活動の枠を超えて行こうとする姿勢です。
今回のトークショーでは、各々がなぜ枠を超えて活動をしているのか、

また実際に直面するさまざまな事をそれぞれの言葉で話してもらいます。
写真/グラフィック/音楽とまったく違ったジャンルで活動している3人が自分の
立場で話し、またそれに対してお互いに考えを交換する事で浮き出される、

この世代に共通するクリエイションへの考えをリアルな言葉で聞ける機会です。

同世代でもあり、既知の仲でもある3人だからこそ話せるトークを、会場でぜひお楽しみください。

出演者略歴

太田好治
1980年宮城県生まれ。2011年太田好治写真事務所設立。
2013年クラムボンのドキュメンタリーフィルム『えん。~Live document of clammbon~』の監督を務める。

田中義久
1980年静岡県浜松市生まれ。グラフィックデザイナーとして、主に美術館やギャラリー等のVI、
アーティストの作品集や共同制作に携わる。受賞歴に、BACON PRIZE、JAGDA賞、JAGDA新人賞、
PromaxBDA DESIGN GLOBAL EXCELLENCE AWARDS銀賞、red dot awardなどがある。
また飯田竜太(彫刻家)とのアーティストユニット「Nerhol」としても活動中。
www.nerhol.com 

環ROY
ラッパー。宮城県出身。主に音楽作品の制作とパフォーマンスを行う。これまでに最新作『ラッキー』を含む4枚のフルアルバムを発表。国内外の様々な大型音楽イベントへ出演。第17回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品『ワンダフル』 (MV)を発表。
http://www.tamakiroy.com