生活文化誌「疾駆/chic (シック)」創刊に際して、イベントを開催します。
新しい生活文化誌「疾駆/chic (シック)」を創刊します。
「疾駆/chic」は、私たちの時代の豊かさの意味を、
きちんと考える場を作りたいという想いから刊行されます。
現代の私たちの生活は、実に様々なものによって彩られ、
そのひとつひとつがあらゆる方法で関係を結んでいます。
生きていくために無くてならないものから、どこか遠くの世界のことまで、
欲しいと思う情報はすべて得ることができ、また、それらに関わることも可能です。
「疾駆/chic」は、そうした現代の生活に含まれる様々なものの関係性を紐解き、
物事が持つ無数の魅力を明らかにしていきながら、豊かさの意味を検証し、拡大していきます。
毎号の特集や連載、コラムでは、現代の衣食住の姿を全般的に取り上げ、
それらをより豊かな方向へ導こうとしたり、
新しい可能性を探ろうとしている人々や地域に着目し、
取材や誌面作りを協力して行うことを通じて、
日々の暮らしに対する新たな視線の在り様を提案していきます。
取材には、写真家や画家、小説家が同行。現地で制作された作品が誌面を彩ります。
また、これまでにない雑誌の在り方を探るべく、ハードカバーの装丁に、本文には、タブロイド紙を用います。
書物作りの可能性にも挑戦しながら、より永く読み継ぐことができる雑誌を制作していきます。
創刊号では、日本最東端の地・根室を特集。
1万年前から変わることのない自然環境を土台に、
現代の様々な要素を取り入れながら新しい生活の姿を生み出そうとする動きを取材しました。
特集と連動した連載記事を通して、多角的に取材地の魅力を紹介します。
その他、暮らしを彩る服飾や花の魅力を紹介する連載等、多数の記事を掲載します。
「疾駆/chic」は年間5冊(3月、6月、9月、11月、1月の各月末)の刊行予定です。
書名:疾駆/chic 創刊号 特集:日本最東端の地 根室の暮らし
発行:YKG publishing (YKG株式会社)
仕様:A5判変形 / 全144 ページ / ハードカバー 発行日:2014年4月1日
定価:1,728円(本体 1,600円 + 消費税) ISBN 978-4-907966-00-3
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編集長
菊竹寛 1982年生まれ。タカ・イシイギャラリー在籍。ギャラリーにて展覧会の制作・運営に携わる傍ら、
2012年には芸術批評誌「凶区」を創刊。同誌の企画・編集をつとめる。
グラフィック・デザイン、「まなざしのはじまり」
田中義久 1980年生まれ。グラフィックデザイナー。東京都写真美術館をはじめ、美術館、
コマーシャルギャラリー等の展示V.I計画や、アーティストの作品集の装丁、デザインを手がける。
2013年、JAGDA賞、JAGDA新人賞を受賞。飯田竜太(彫刻家)とのアーティストユニット「Nerhol」としても活動中。
「ロ・サンジンシリーズ」シェフ
原川慎一郎 レストラン「BEARD」オーナーシェフ。東京のビストロに勤務後、2008年よりブルゴーニュ、
サンスの2つ星レストラン「ラ・マドレーヌ」にて修行。帰国後、東京のレストランにて経験を重ね、
2012年「BEARD」をオープン。
「書物の周縁、周縁の書物」
古賀稔章 1980年生まれ。タイポグラフィ研究者。2004から09年にかけて、デザイン誌「アイデア」の編集者を務め、
特集記事の企画・執筆を手がける。現在、東京大学大学院博士課程在籍しながら、研究を進めている。
「良口雑言」
保坂健二朗 1976年生まれ。東京国立近代美術館主任研究員。展覧会の企画・制作を行う傍ら、
様々なメディアで魅力的な問題提起を行っている。『すばる』、『朝日新聞』にて連載。
武蔵野美術大学の非常勤講師も務める。
「けわうもの|化粧と建築、あるいは絵画」
鈴木俊晴 1982年生まれ。豊田市美術館学芸員。近現代の絵画に関心をもつ。2014年の企画は、
ジャン・フォートリエの回顧展とデザインの小企画。近隣の大学で西洋近代美術史を担当。三度の飯より酒が好き。
「空間感」
安東陽子 1968年生まれ。テキスタイル・コーディネーター・デザイナー。
武蔵野美術大学短期大学部卒業後「NUNO」での勤務を経て、2011年「安東陽子デザイン」設立。
様々な建築家が設計する公共施設や個人住宅などにテキスタイルを提供している。
「遠くの羽音」
村瀬恭子 1963年生まれ。画家。ドイツ・デュッセルドルフ在住。現代の絵画を牽引する画家の一人。
「Flourish」
田口一征 1982年生まれ。花屋。2003年渡仏。パリのStudio Berçotにてデザインを学び, 卒業後フリーで活動。
帰国後花屋に転身。 東京の花屋に勤務する傍ら, ŒUVRE(ウヴル)として自身の活動を行う。
写真
吉野英理香 1970年生まれ。1989年から写真の制作を開始し、1994年に東京総合写真専門学校を卒業。
都心から関東北部で撮影される作品は、静謐ながらも見る者をその独特の作品世界に引き込む新たな
魅力を湛えている。
高橋健治 1981年生まれ。カルチャー誌、ファッション誌を中心に活動。美術作品や展示会場の撮影等も多数行う。
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生活文化誌「疾駆/chic (シック)」創刊イベント
会期:2014年4月8日(火)〜13日(日) ※会期が4月16日(水)まで延長になりました。
会場:POST/limArt
150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
TEL : 03-3713-8670
トークイベント
日時 2014年4月8日(火) 19:30〜21:00
開場 19:00/スタート 19:30
会場 POST/limArt
ゲスト 保坂健二朗 × 蓮沼執太 × 菊竹寛 × 田中義久
参加費 1,000円(ワンドリンク付/当日会場にて現金のみ承ります)
※定員40名/要予約
【申込方法】
予約は営業時間中にお電話(03-3713-8670) 、またはe-mail post@post-books.jpまでご連絡ください。
メールでのご予約の際は、
■お名前
■お電話番号
■ご参加希望人数
を明記の上お申し込みください。
定員に達した時点でお申込を締め切らせていただきます。