この度POSTでは、安野谷昌穂の作品集「DEMO Future Book」の出版を記念し、展覧会を開催いたします。香川県のCENTER SANUKIで始まった本展は、POSTでの開催ののち、兵庫県のVoidに巡回する予定です。
©︎ Masaho Anotani
【展覧会概要】
安野谷昌穂 / DEMO Future Book TOUR 2025
会場: POST
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
会期: 2025年7月19日(土)~2025年8月10日(日)
時間: 11:00-19:00
定休日: 毎週月曜日
クロージングイベント
展示の最終日、8月10日(日)に作家在廊のもとクロージングイベントを開催いたします。
①ドローイング・セッション
時間: 13:00-15:00
対話から生まれる唯一無二のドローイング
お客様に描いて欲しいアイテムを持ち込んでいただき、一対一で会話をしながらその記録を線に記憶します。
その瞬間でしかなし得ない即興ドローイングをお届けいたします。
A4トートバッグサイズ¥5,000、ジャケット背中一面¥10,000など、お手持ちのアイテムやご予算で相談可能。今回発表となる書籍「DEMO Future Book」にも¥5,000でドローイングを承ります。
*一般的な油性のマーカーで施します。大抵のものはドローイングが可能です。アイテムによってはインクが乗らないと判断する場合がございますのでご了承ください。
②トークイベント
15:00 受付
15:30 トーク開始
16:30 トーク終了
定員:25名
参加費:500円
登壇者: 安野谷昌穂、中村水絵、小池アイ子(予定)
書籍「DEMO Future Book」の作家、デザイナー、版元の3名が本プロジェクトに関して語り合います。
ご参加をご希望の方は下記のURLよりお申し込みください。
*リンク準備中
③クロージングパーティ
時間: 16:30-19:00
作家在廊のもと、クロージングパーティーを開催いたします。
ご予約不要、参加費無料ですので、お気軽にご参加ください。
国内外での個展や、グループ展への参加、COMME des GARÇONSやZUCCaなどファッションブランドとのコラボレーションワーク、ドイツのSTEIDLからの作品集刊行など、安野谷昌穂は初期から現在までワールドワイドに注目を集める美術家です。
現在安野谷は、日本を拠点に、山村に居を構えて作品制作を続けています。
日々の生活の中に漂う生命的な情報や社会的な事象、自然の中で得た観察や感覚を自らの中心に投影し、そこから発生する瞬間的な反射反応を軸に、内在する多層的表現世界の印象を捉えながら具現化していきます。
作品は、絵画やドローイング、コラージュ、パフォーマンス、詩、写真など多岐にわたり、あらゆる手法により森羅万象を表現しています。
物語の場面を描写したような作品や、コラージュ的に描かれた作品、抽象的パターンや文字など、安野谷の作品は画面から立ち上がる視覚的な刺激とともに、音や声、匂いのような感覚的な要素が立ち上がり、作家の多層的表現世界の奥行きを追体験するようです。
本展では、初期より近作まで200点余りがまとめられた、美術家・安野谷昌穂の現在地を表した最新作品集の発売を記念し、作品集掲載の作品や近作・新作を展示いたします。
出版記念展覧会「DEMO Future Book TOUR 2025」別会場
会期:2025年7月11日–7月21日
会場:CENTER SANUKI(香川県高松市常磐町1-6-13)
https://center.degico.jp/
会期:2025年8月23日–9月6日
会場:Void(兵庫県加西市北条町北条142-9 大正生命ビル3F)
https://voidkasai.com/
ほか、順次開催予定
安野谷昌穂作品集『DEMO Future Book』
作品・執筆:安野谷昌穂
執筆:テセウス・チャン、丹原健翔、Mars89、Frank a.k.a K-NARF
デザイン:小池アイ子
定価:本体8888円+税
判型:A4判型(230×303mm)/184ページ/ソフトカバー+栞入り
ISBN978-4-908062-66-7 C0070
発売日:2025年7月初旬発売予定
作品集 特別版
作家が表紙に一点ずつ手を施したスペシャル版を展覧会会場にて販売いたします。
定価:15,000円+税
安野谷昌穂(あのたに まさほ)
1991年生まれ。日本を拠点に、国内外での展覧会などで精力的に活動する。主な個展に、「Escape velocity」(0fr tokyo gallery、東京、2014年)、「Full Bloom -遠雷」(0fr.、パリ、2017)、「おしずかに、光有故/Border of Wonder, Disorder You Shine」(KOSAKU KANECHIKA、東京、2018年)、「日浄虹色/Will Shine」(Gallery Trax、山梨、2020年)、「Earth Song, Birth Gong」(parcel、東京2022年)、「法天地在|POTENTIAL」(HARUKAITO by island、東京2024年)など。主なグループ展に、「HIDDEN CHAMPIONS OF TOKYO」(Backwoods gallery、メルボルン、2015年)、「0fr. Galerie This Is Our Music (PartⅡ)」(Galerie Patricia Dorfmann、パリ、2018年)、「INTERPRETATIONS, TOKYO」(原美術館、東京、2019年)、「Vong Co RAHZI」(Blum & Poe、東京、2019年)。作品集に『STEIDL-WERK No.23 MASAHO ANOTANI “Deformed”』(Steidl、2015年)。ファッション、デザインとの協働も多く、COMME des GARCONSやZUCCa、ルイヴィトン、Cosmic Wonderなどとのコラボレーションがある。