この度POSTでは、ベルギー人グラフィックデザイナー Jelle Jespers(イェレ・イェスパース)の企画・編集による『Nueva Visión: Graphic Design for the Arts in Argentina, 1940–1976』の刊行を記念し、展覧会を開催いたします。
【展示概要】
Nueva Visión: Graphic Design for the Arts in Argentina, 1940–1976
会場:POST 〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
会期:2026年5月29日(金)-2026年6月14日(日)
時間:11:00-19:00
定休日:毎週月曜日
本書は2025年9月、ベルギーの出版社HOPPER&FUCHSより、1,200部の限定版として刊行されました。書名は、バウハウスの教師László Moholy-Nagy(ラースロー・モホリ=ナジ)が1929年に著した『Von Material zu Architektur(新しいヴィジョン)』に由来し、芸術表現と社会的機能を統合するというデザインの根本理念が凝縮されています。
アルゼンチンにおけるグラフィックデザインは、Tomás Maldonado(トマス・マルドナード)らによるコンクリート・アートとの接続から始まり、1960年代のInstituto Torcuato Di Tella(ITDT)を拠点とした前衛芸術、そして1970年代のCentro de Arte y Comunicación(CAyC)によるコンセプチュアル・アートの国際的展開に至るまで、タイポグラフィを軸として展開されてきました。本書では、1940年代から1976年にかけて芸術・建築・詩・文化機関向けに制作されたカタログ、エフェメラ、雑誌、ポスターなどの印刷物を通じて、その歴史的変遷を辿っています。
本書に関する展覧会は、アルゼンチンの国立ラヌース大学附属美術館MUD、およびベルギー・アントワープの現代美術館M HKAで開催されてきました。国内では本展が初めての展覧会となり、書籍そのものに加え、収録された資料の一部、HOPPER&FUCHSより刊行されてきた他の書籍もあわせてご覧いただけます。
ぜひこの機会にお越しくださいませ。