[Talk Event ] 2019/10/8(火) 18:30〜 ジョナサン・エレリー × シーン・パーキンス

Added on by Yusuke Nakajima.

この度POSTでは、イギリスの出版社Browns Editions(ブラウンズ・エディ ションズ)の代表を務めるJonathan Ellery(ジョナサン・エレリー) の来日にあわせて、トークイベントを開催します。
ゲストにロンドンのデザイ ンコンサルティングファーム North を設立した Sean Perkins(シーン・パーキ ンス)を迎え、ロンドンのアート&デザインシーンをテーマにお話いただきます。

トークイベント ジョナサン・エレリー × シーン・パーキンス

日時:10 月 8 日(火) 18:30-20:00(18:00 より受付)
会場:POST
参加費:無料

*要予約。ご参加をご希望の方は post@post-books.jp まで
・お名前
・お電話番号
・参加人数
を明記のうえお申し込みください。

また、同週の 11 日には DOVER STREET MARKET GINZA 7Fにある書籍スペースBIBLIOTHECA にて、ジョナサン・ エレリー最新刊のブックサイニングイベントも開催いたします。
日時:10 月 11 日(金) 18:00-20:00
会場:DOVER STREET MARKET GINZA 7F BIBLIOTHECA
※THE GRAPHIC RISE OF BRITISH MODERNISMをご購入された方が対 象となります。

ブラウンズ・エディションは 2019 年春に POST で特集した出版社であり、当 初はジョナサン自身の作品集出版のために設立されました。 また、ジョナサンはブラウンズ・デザインというデザインスタジオの運営も行 なっています。今回の来日に合わせて新刊をローンチ予定です。

【最新作】THE GRAPHIC RISE OF BRITISH MODERNISM
本書には、現代のイギリスに関して話し合うきっかけになるであろうモチーフ として、家、庭にある小屋、ダイニングテーブル、政治家が登場する。もとも とあった役割を失いつつあるモチーフを採用することで、エレリーはイギリス の日常生活に潜む、フェティッシュな性質を明らかにしている。 世界を解釈し、自分なりの物語を構築していくエレリーは、事前に決定され、 プログラムされている人生に興味を持っている。 また、その外側で生きていくために必要な戦いの重要性に対して議論を投げか けている一冊となっている。

【過去にブラウンズ・エディションより刊行された書籍】

HERE IT IS HERE IT AINT
2018 年に発表した現代アーティスト Lawrence Weiner(ローレンス・ウェイナ ー)との共著『HERE IT IS HERE IT AINT』。 言葉遊びのようなローレンス のメッセージに、ジョナサンの抽象的なイメージが組み合わされ、ポップであ りながらシニカルな世界観を生み出している。
https://brownseditions.com/product/here-it-is-here-it-aint/

The Human Condition
指輪とペニスリングのコレクションが「人間心理の暗部」を示唆する『The Human Condition』。ジョナサンの私物を含むパーソナルなコレクションであり ながらも、人間不在の装飾物からセクシャリティ・権力・支配欲といった主題 があぶり出されている。
https://brownseditions.com/product/the-human-condition-jonathan-ellery/

同じくイギリス出身の Sean Perkins(シーン・パーキンス)は、自身の設立し たデザインコンサルティングファーム North から、ロンドンを代表する現代ア ートの美術館であるTate Modern(テート・モダン)をはじめとした、多数の 企業・文化施設の VI を生み出しています。

クライアントワークに徹した戦略的な VI を手がける Sean と、アーティストブ ックを精力的に制作し続ける Jonathan。対照的なスタイルの二人だからからこ そ、予測のできないトークセッションになるのではないでしょうか。

この貴重な機会にみなさまのお越しをお待ちしております。

〈登壇者プロフィール〉
Jonathan Ellery(ジョナサン・エレリー)
「真実の追求」をテーマに活動する、1964 年イギリス 生まれのアーティスト。現実に隠れた緊張・ストレス をさらけ出し、社会構造に挑戦するようなメッセージ を、彫刻・絵画・ライブパフォーマンスといった多岐 にわたる手法で表現している。2005 年に設立されたイ ギリスの出版社 Browns Editions(ブラウンズ・エデ ィションズ)ではキュレーターを務め、自身のアーテ ィストブックも多数出版。2005 年、ニューヨークでの 「136 Points of Reference」を皮切りに、ロンドンに おける複数の個展を開催している。 https://www.jonathanellery.com/


Sean Perkins(シーン・パーキンス)
イギリス生まれのデザイナー。Royal College of Art でグラフィックデザインを学び、1995 年にデザイン コンサルタント North を設立。ロンドンを代表する 現代アートの美術館である Tate Modern(テート・ モダン)をはじめ、多数の企業・文化施設の VI(ビ ジュアル・アイデンティティ)、ブランドコンサルテ ィングを手がけている。
http://www.northdesign.co.uk/