11/1(木)より、POST店内・mini galleryにて、イギリスとベルリンを拠点とするアーティスト・デュオ、Broomberg & Chanarin(ブルームバーグ&チャナリン)による出版プロジェクト・Chopped Liver Press(チョップド・リバー・プレス)のフェアがスタート。
共同企画:twelvebooks
本展の中心をなすアートワークは、ニューヨーク・タイムズ紙からセレクトされた紙面に作家が過去に影響やインスピレーションを受けた引用や格言がレイアウトされ、それぞれ100枚ずつシルクスクリーンで印刷しています。土台となる紙面が一枚ずつ異なるページであることから、エディションが存在しながらも一枚一枚は完全なるユニーク・エディションとなります。
また、Chopped Liver Pressの日本の代理店を務めるtwelvebooksが、ジャパンエディションとして50枚限定のリミテッドポスターを制作。
世界で唯一現存する絶滅鳥類“ドードー”の卵を撮影した作品に、イタリア系ユダヤ人アーティストであり活動家のカルロ・レーヴィによる言葉 “THE FUTURE HAS AN ANCENT HEART(未来にはいにしえの心が宿っている)” をシルバーの箔押しで印刷しています。作家のサイン、ナンバリング入り。
このほか、Broomberg & Chanarinの関連書籍をご覧いただけるスペースをご用意いたしました。
ぜひ足をお運びください。
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Broomberg & Chanarin
南アフリカ ヨハネスブルク生まれのアダム・ブルームバーグ(b.1970)とイギリス ロンドン生まれのオリバー・チャナリン(b.1971)によるアーティスト・デュオ。これまでにポンピドゥー・センター(2018, パリ) やハッセルブラッド・ センター(2017, スウェーデン)フーメックス美術館(2014, メキシコ)、アントワープ州立写真博物館(2014, アントワープ)、アムステルダム市立美術館(2006, アムステルダム)などで個展を開催する他、横浜トリエンナーレ(2017)やドクメンタ(2017, カッセル)、ニューヨーク近代美術館(2014, ニューヨーク)、テート・モダン(2015, ロンドン)、光州ビエンナーレ(2012, 韓国)、KW, Institute for Contemporary Art(2010, ベルリン)など国際的なグループ展にも数多く参加。テートやニューヨーク近代美術館、アムステルダム市立美術館、ヴィクトリア&アルバート博物館、国際写真センター、オンタリオ美術館などに作品が所蔵されている。2013年に作品集「War Primer 2」 (MACK)でドイチェ・ベルゼ写真賞をアーティスト・デュオとして初めて受賞し、2014年には作品集 「HOLY BIBLE」(MACK)にてICPインフィニティ・アワードを受賞。自ら出版社「Chopped Liver Press」 を運営。
2014年11月よりLISSON GALLERY(ロンドン)に所属。
www.broombergchanarin.com
www.choppedliverpress.com