この度POSTでは、Sylvia Bataille(シルビア・バタイユ)の日本では初となる展覧会「AUTOROUTE」を開催します。
彼女はフランスに生まれ、現在はパリを拠点に活動しています。まるで写真のように緻密に描かれた作品群は銅版画のメゾチントが用いられ、車の疾走するモチーフとは対照的に、静寂で、ある種の狂気をも感じさせます。これらのランドスケープは、フェティシズムに近い彼女の心象風景を的確に表現するためのモチーフとして2005年から継続して制作されているものです。
オープニングには作家在廊のもとレセプションも開催します。ぜひご高覧ください。
会期:2018年1月23日(火) ー 2月11日(日) 月曜休
時間:12時 ー 20時
オープニングレセプション:1月23日(火) 19時 ー 21時
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Sylvia Bataille(シルビア・バタイユ)
1963年フランス生まれ。メゾチントを用いた銅版画のほか、写真やイラストレーションなども手掛ける。2010年にはChamalières Triennale、2011年にはSaint-Maure Estam Biennaleで優秀賞を受賞。近年の展覧会に[mezzotints and pinhole photographs /Galerie Univer] (2017)、[mezzotints /フランス国立図書館](2015)などがある。