7/25(火)より、富谷昌子の写真展「帰途」を開催します。
青森県出身の写真家、富谷昌子は前作の「津軽」を刊行した直後、家族が同時期に妊娠したという知らせをうけたことを機に2014年から新シリーズの撮影に取り組んでいます。「わたし」や家族、命の繋がり、年月の経過を振り返り問うような本作は「帰途」と題され、フランスの出版社Chose Communeより写真集が出版されました。
POSTでは本書の刊行に合わせ、本書に収録された作品群から約20点のプリントで構成した展覧会を開催します。
わたしとは何か、 この世界とは何か、とか、 そんなことを考えながら生きてきた。
永いあいだ答えが出ないまま彷徨って、 気づいたらまたこうして歳を重ねていた。
月日は流れ続けていたのか、 それとも記憶のような夢だったのか。
これは、時間も意味もわたしも超えて、 「わたし」を見つめた物語である。
-富谷昌子
[展覧会概要]
◉2017年7月25日(火)─ 8月13日(日)
会場:POST
東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
Tel: 03-3713-8670
12:00–20:00 定休日:月曜(祝日の場合は通常営業)
オープニングレセプション
7月25日(火) 19:00─ 21:00
トークイベント
8月4日(金) 19:00 – 20:30(開場18:30)
ゲスト / タカザワケンジ
要予約
参加費:1,000円(ドリンク付)
クロージングイベント
スライドと音楽「帰途」
8月13日(日) 18:30 –(開場18:00)
ゲスト /AOKI, hayatoとharuka nakamura.
太田美帆(CANTUS)
定員に達したため、お申し込みを締め切らせていただきました。
[写真集概要]
帰途
出版元:Chose Commune
製本:ハードカバー
頁数、掲載作品:80ページ、38図版
出版年:2017年
初版:1,000部
価格:6,500円+税