10/22、ニューヨーク出身の写真家Roger Ballen(ロジャー・バレン)のトークイベントを開催します。
ロジャー・バレンは1950年ニューヨーク生まれ。カリフォルニア大学バークレー校を卒業した後に様々な国を旅して周り、現在は南アフリカ・ヨハネスブルグに在住しています。バレンはこの土地で35年に渡たって写真の可能性を探り、実験的なアプローチによって作品を次々と発表。2001年作品”Outland”(Phaidon社)で一躍その名前を世界に広め、その後のセンセーショナルな創作活動は写真界のみならず美術界全体の注目を集めたことは言うまでもありません。
POSTで開催するトークイベントは“BALLENESQUE: Roger Ballen-A Retrospective”(Thames and Hudson社)と題されたキャリアを通覧する作品集の出版に伴い、広尾のEMON PHOTO GALLERYで開催される個展の機会に合わせて実現しました。
本イベントでは作家本人によるスライドトーク、その後にはブックサイニングも開催します。ぜひご来場ください。
日時:2017年10月22日(日) 18時30分〜20時 (受付開始18時)
会場:POST 150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
要申込・無料
ご参加をご希望の方はpost@post-books.jpまで
・お名前
・お電話番号
・参加人数
を明記してお申し込みください。
協力:EMON PHOTO GALLERY
©Roger Ballen
ロジャー・バレン www.rogerballen.com
1950年米、ニューヨーク生まれの写真家。現在南アフリカ在住。21世紀で最も重要な写真家の一人として知られ、35年以上に渡ってヨハネスブルクに住み制作をしている。バレン独特の写真表現は正方形のフォーマットとモノクロームの美しい階調をもって進化を遂げ、近年の作品で見られる精巧なイメージは通常絵画で使われる技法やコラージュ、彫刻表現をも取り入れている。ハイブリッドな美学様式を発明しているが、今なおロジャー・バレンの根幹にあるものは写真表現である事は確かである。2012年、南アフリカのケープタウンで結成されたレイブ/ヒップホップグループ、Die Antwoordのミュージックビデオ『I Fink U Freeky』の監督を務め、このYouTube動画は現在までに9000万回以上の視聴回数を記録している。また2017年7月からはフランスのアルル国際写真祭にて廃屋を使い大規模なインスタレーション作品を発表し注目を集めている。