[Talk Event: Roger Ballen / Ballenesque]

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10/22、ニューヨーク出身の写真家Roger Ballen(ロジャー・バレン)のトークイベントを開催します。

ロジャー・バレンは1950年ニューヨーク生まれ。カリフォルニア大学バークレー校を卒業した後に様々な国を旅して周り、現在は南アフリカ・ヨハネスブルグに在住しています。バレンはこの土地で35年に渡たって写真の可能性を探り、実験的なアプローチによって作品を次々と発表。2001年作品”Outland”(Phaidon社)で一躍その名前を世界に広め、その後のセンセーショナルな創作活動は写真界のみならず美術界全体の注目を集めたことは言うまでもありません。

POSTで開催するトークイベントは“BALLENESQUE: Roger Ballen-A Retrospective”(Thames and Hudson社)と題されたキャリアを通覧する作品集の出版に伴い、広尾のEMON PHOTO GALLERYで開催される個展の機会に合わせて実現しました。

本イベントでは作家本人によるスライドトーク、その後にはブックサイニングも開催します。ぜひご来場ください。

日時:2017年10月22日(日) 18時30分〜20時 (受付開始18時)
会場:POST 150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
要申込・無料

ご参加をご希望の方はpost@post-books.jpまで
・お名前
・お電話番号
・参加人数
を明記してお申し込みください。

協力:EMON PHOTO GALLERY

©Roger Ballen

ロジャー・バレン  www.rogerballen.com
1950年米、ニューヨーク生まれの写真家。現在南アフリカ在住。21世紀で最も重要な写真家の一人として知られ、35年以上に渡ってヨハネスブルクに住み制作をしている。バレン独特の写真表現は正方形のフォーマットとモノクロームの美しい階調をもって進化を遂げ、近年の作品で見られる精巧なイメージは通常絵画で使われる技法やコラージュ、彫刻表現をも取り入れている。ハイブリッドな美学様式を発明しているが、今なおロジャー・バレンの根幹にあるものは写真表現である事は確かである。2012年、南アフリカのケープタウンで結成されたレイブ/ヒップホップグループ、Die Antwoordのミュージックビデオ『I Fink U Freeky』の監督を務め、このYouTube動画は現在までに9000万回以上の視聴回数を記録している。また2017年7月からはフランスのアルル国際写真祭にて廃屋を使い大規模なインスタレーション作品を発表し注目を集めている。

[Information] THE TOKYO ART BOOK FAIR 2017出展 / 店舗臨時休業のお知らせ

Added on by Yusuke Nakajima.

2017年10月5日(木)から8日(日)まで開催する、THE TOKYO ART BOOK FAIR 2017(TABF2017)。
今回、POSTは8ブースを展開し、出版社やディストリビューターをホストします。

※臨時休業のお知らせ※
TABF2017出展に伴い、POSTは10/2(月)〜9(月祝)まで臨時休業とさせていただきます。
直前のご案内となりましたこと、大変申し訳なく、心よりお詫び申し上げます。
なお、10/10(火)より通常営業を再開、10/12(木)より展覧会・Saul Leiter by François Halardを開催いたします。ぜひ足をお運びください。

 

Roma Publications

1998年にグラフィックデザイナーのRoger Willems、アーティストのMark MandersとMarc Nagtzaamが設立したアート出版社。アーティスト、組織、ライター、デザイナーと密に協力しながら作られる出版物を制作し、流通するプラットフォームです。ローカル誌からエクスクルーシブな書籍までを手がけ、それぞれのコンテンツに合わせて装丁や流通を変えています。これまでに2部から15万部までと、さまざまな部数の出版物を刊行してきました。また、本とアート作品を融合する展覧会のキュレーションも行っています。
今回は、9月に刊行されたばかりの新刊も含め40タイトルを取り扱います。

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IDEA BOOKS

アイデアブックスは1976年設立、オランダ・アムステルダムに拠点をおく、インディーズ系アートブック専門のディストリビューター(卸会社)。様々な国の展覧会カタ ログ、建築、写真、など現代アートにフォーカスした海外の美術書を世界各国の専門書店に卸をしている。日本の出版物も数多く取扱いロンドン、ニューヨーク、 パリなどのミュージアムショップにも書籍を紹介しています。

IDEA BOOKSからは、新刊からベストセラーまで60タイトルが届きました。

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STEIDL

ドイツのゲッティンゲンを本拠地とする出版社。1967年、デザイナー/印刷屋であったGerhard Steidlが17歳で創業。1996年にはついに国際的戦略を見据え写真集出版に注力し、書籍の編集やディレクションはもとより、印刷・製本・出版とすべての工程に一貫して携わる数少ない出版社のひとつですが、そのコンテンツ・造本ともクオリティの高さには定評があり、今や世界中でもっとも著名な写真家やアーティストの本を擁する出版社として名を馳せています。また、ファッションの世界とも関係が深く、ハイブランドの印刷物を手がけるほか、良質な写真集を多数出版しています。ゲルハルト・シュタイデルは世界各国での写真展のキュレーターとしても活躍しています。

9月に刊行されたばかりのWilliam Egglestonの70年代に撮影した未刊行作品[Election Eve]や、この秋に刊行された新刊などが並びます。

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GAGOSIAN

ガゴシアンギャラリーは学術的なモノグラフ、革新的なカタログ、またジョン・クリン、ジェフ・クーンズ、村上隆、パブロ・ピカソ、エド・ルシェ、リチャード・セラ、アンディ・ウォーホルなど多数の近代コンテンポラリー作家の限定版を扱う貴重な出版社。世界的に活躍する作家とのユニークなコラボレーションや数多くの展示会は毎年行われ、新しい取り組みのなかにはe-books、定期購読の季刊誌、そして年2回の新聞があります。

今回のTABFでは、Gagosianがこれまでに刊行してきた作品集に加え、季刊誌の[Gagosian Journal]や[Gagosian Quarterly]も取り扱います。

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David Zwirner Books

アメリカのトップギャラリーのひとつDavid Zwirnerの出版部門David Zwirner Booksは2014年に設立されました。
David Zwirnerはニューヨークに2箇所、ロンドンに1箇所のギャラリーを持ち、取扱作家にはジェフ・クーンズやドナルド・ジャッド、リチャード・セラ、河原温、草間彌生...と錚々たる作家が名を連ねる、アメリカのトップギャラリーの一つに数えられる存在です。現在POSTでも特集中のこの出版社のブースもTABFに設けます。

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Aperture

1952年の創設以来、写真のコミュニティの中心として、制作/出版/写真のプロジェクトに関するプログラムを運営し、国内外へと発信しています。年間12~15タイトルの写真集を発行するかたわら、デジタル出版プログラムにも注力しています。
定期的な取り組みとしては、代表的な活動[Aperture Magazine]をはじめ、ニューヨークにあるギャラリースペースにおける展覧会開催(年1回)、年2回刊行される写真集における批評[The PhotoBook Review]のリリース、また、年に一度のポートフォリオ・アワードやパリ・フォトでのフォトブック・アワードを設けるなど、多岐にわたります。
ニューヨークのギャラリー/ブックストア、そしてパートナー会場でトークイベント、ワークショップ、ブックサイニング、レクチャーなどのイベントを開催し、コミュニティをつなげて、新たな読者を取り込むことに寄与しています。
今回は2016年以降に刊行された写真集より、10タイトルほどが並びます。

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Phaidon

Phaidonは1,000以上のタイトルを取り揃える、クリエイティブアーツにおける世界最大手の出版社です。世界で最も影響力の強いアーティスト、料理人、作家、思想家と協同して、アート・建築・デザイン・写真・料理・児童・旅行ガイドの分野における革新的な書籍を制作しています。
Phaidonからは新刊を中心に約30タイトルがラインナップしています。

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Thames & Hudson

イギリスの大手出版社のひとつ、Thames & Hudsonも今回のTABFが初参加となります。彼らのディストリビューションしているイタリアのDamianiやBuchhandlung Walther Konig、欧米の主要美術館の図録とともにT&Hの新刊も展開します。

[Exhibition] Saul Leiter by François Halard

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この度、POSTではフランス人フォトグラファー、フランソワ・アラール(François Halard)の展覧会「Saul Leiter」を開催いたします。

フランソワ・アラールは1961年にフランスで生まれ、現在は南仏アルルとNYを拠点に、サイ・トォンブリーやルイジ・ギッリ、ルイーズ・ブルジョワ、リチャード・アヴェドンらのアトリエの撮影や、世界的なインテリア誌やファッション誌でのエディトリアルを数多く手がけるなど、世界で最も卓越した建築写真家の一人として評価を受けています。

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今回アラールが撮影に訪れたのが、アメリカ人画家、写真家のソール・ライターのアトリエ。ライターがこの世を去って2年後となる2015年にイーストヴィレッジにあるライターのアパートメントを訪れ、朽ちた壁や空っぽのクローゼット、わずかに遺された私物などを撮影しました。その写真からは、ライター本人がどこかから出てくるのではないかと思うほどの臨場感や、その “気配” が漂っています。

 

POSTでの展覧会では、今秋スウェーデンとパリを拠点とする出版社「LIBRARYMAN」より刊行された本シリーズをまとめた写真集「Saul Leiter」の日本限定版として制作されたスペシャルエディションのプリント10点(各エディション10部限定)を展示販売いたします。

オープニングレセプションには、今回が初来日となるフランソワ・アラールも参加し、会場にてサイン会を開催いたします。


展覧会概要

Saul Leiter by François Halard

2017年10月12日(木)ー29日(日)
会場:POST
東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
Tel: 03-3713-8670
12:00-20:00 定休日:月曜(祝日の場合は通常営業)

キュレーション:Libraryman
企画:twelvebooks
助成:在日フランス大使館 / アンスティチュ・フランセ日本

オープニングレセプション & ブックサイニング:10月12日(木) 19:00-21:00

 

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プロフィール

フランソワ・アラール François Halard(写真家)
1961年フランス生まれ。ロバート・ラウシェンバーグ、サイ・トゥオンブリ、ルイーズ・ブルジョワから、近年ではルイジ・ギッリやリチャード・アヴェドン、ジョン・リチャードソンといったアーティストの自宅や有名建築など、自らをインスパイアさせる場所を撮影している。アメリカ版ヴォーグやヴァニティ・フェア、ニューヨーク・タイムズ、AD(Architectural Digest) やアパルタメント・マガジンなどで活躍し、世界で最も卓越した建築写真家の一人と評価されている。建物の歴史、インテリアや展示空間の小さなディテール、光と影によって作られる雰囲気、ポートレイトを撮っている最中のアーティストのふとした眼差しなどを捉えた作品は、多くの写真集や世界中のギャラリーや美術館の展覧会などで展開されている。http://francoishalard.com

 

書籍概要

[レギュラーエディション]
判型:ハードカバー / 64ページ(45図版)/ 235 x 285 mm / カラー
出版社:Libraryman
ISBN:978–91–88113–09–2
1500部限定発行
2017年刊
価格:6,800円 + 税
詳細:https://twelve-books.com/products/saul-leiter-by-francois-halard

 

[スペシャルエディション / 日本限定版]
判型:ハードカバー(アーカイバルピグメントプリント付き)/ スリップケース入り / 64ページ(45図版)/ 235 x 285 mm / カラー
出版社:Libraryman
ISBN:978–91–88113–10–8
100部限定発行(10イメージ / 各エディション10部)
サイン・ナンバリング入り
2017年刊
価格:140,000円 + 税(額装有り)/ 120,000円(額装無し)
詳細:https://twelve-books.com/products/saul-leiter-by-fran-ois-halard-japanese-special-edition

[Information / 営業時間短縮のお知らせ]

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本日9/30(土)は都合により、16:00までの営業とさせていただきます。
直前のご案内となりましたこと、大変申し訳なく、心よりお詫び申し上げます。

なお、明日10/1(日)は通常通り12:00-20:00で営業いたします。
daikanyama photo fairにも出展中ですので、どうぞあわせて足をお運びください。

[Talk Event] 9/19(火) ベク・スンウ(Seung woo Back) × 川内倫子

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2017年秋、韓国の「IANNBOOKS(イアンブックス)」より、現在POSTにて展覧会を開催している韓国の写真家ベク・スンウと、川内倫子との共著[Compostion No.1 Seung Woo Back x Rinko Kawauch]が刊行される運びとなりました。

これに伴いPOSTでは、本書のブックローンチを記念してベク・スンウ×川内倫子のトークイベントを開催いたします。

トークイベント
日時:2017年9月19日(火) 18:30 - 20:00(受付は18:00スタート)
登壇者:ベク・スンウ(Seung woo Back) 、 川内倫子
要申込
定員:35名
参加費:1,500円 / 1ドリンク

ご参加をご希望の方はpost@post-books.jpまで
・お名前
・お電話番号
・参加人数
を明記してお申し込みください。

[Exhibition] ベク・スンウ / I’m a Picture-Grapher: この時代の写真に関して

Added on by Yusuke Nakajima.

この度 POSTでは、韓国の写真家ベク・スンウ展覧会「I’m a Picture-Grapher: この時代の写真に関して」を開催します。

Wholeness, 2016, Digital Pigment Print
© Seung woo Back

ベク・スンウは1973年韓国のデジョン(大田)出身。韓国で写真を専攻し、2001年イギリスのロンドンに移住、ファインアートと理論の修士を取得しました。2007年インサアートセンターにて開いた個展<Real World>をきっかけに韓国に帰国し、これまでにニューヨークやパリ、東京、ソウルなど、世界各国で作品を発表してきました。
イメージの客観性や直接性、普遍性などに疑問を問いかけ、写真の表と裏に隠れているストーリ、そして現実と非現実にある間隙を捉える作品を作り続けています。

自分のことを写真家ではなくPicture-Grapherと命名するベク・スンウは写真に対する固定概念や変化された写真の地形に対して空白を埋めながら実験を行うことが自分だけの媒体を作ることだと話します。

今回開催する<I’m a Picture-Grapher: この時代の写真に関して>はベク・スンウの新作<ブランクメディア>で構成された作品集の出版記念展示です。2016年韓国の国立現代美術館が主催するKorea Artist Prizeの展示で発表したこの作品は、今までの彼が考える媒体としての写真に関する考えの延長線として制作されました。また、今回のPOSTで開催する展覧会に合わせ開催するトークイベントはベク・スンウが考える写真に対する認識と、それに関した質問について対話する場となることを目指しています。彼が言う<ブランクメディア>とは、記録媒体の中に既に書き込まれている固定のデータ以外の、なにも記録されていない空白の状態のスペースを意味しています。作家は写真を一つの媒体として理解し、作品を制作する行為をこの空いたスペース、まだ何も書かれていない空間を埋めていくことで様々な実験を行っています。

展覧会期中に開催するアーティストトークでは、インディペンダントキューレターの菅沼比呂志,キム・ジョンウン編集長(IANNBOOKS)と対談する予定です。

また、会期中にはベク・スンウと川内倫子のコラボレーションによるIANNBOOKSの新刊、[Compostion No.1 Seung Woo Back x Rinko Kawauchi]のブックローンチイベントも予定しています。

11 Players, 2016, Digital Pigment Print, 43 x 269 cm
© Seung woo Back

[展覧会]
会期:2017年9月1日(金) - 9月24日(日)
会場:POST
   150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
時間:12:00 - 20:00 月曜休

 

[関連イベント]
オープニングパーティー
日時:9月1日(金) 18:00 - 20:00

アーティストトーク
日時:9月3日(日) 17:00 - 19:00
ゲスト:菅沼比呂志(インディペンデントキュレーター)
    キム・ジョンウン(IANNBOOKS)
要申込、無料 定員:35名

ご参加をご希望の方はpost@post-books.jpまで
・お名前
・お電話番号
・参加人数
を明記してお申し込みください。

 

協力:IANNBOOKS, Gana Art Center

BLANK MEDIUM Published by Gana Art Center, 2017

BLANK MEDIUM
Published by Gana Art Center, 2017

[略歴]
ベク・スンウ (Seung woo Back) 1973年韓国のデジョン(大田)で生まれた。韓国で写真を専攻し、2001年イギリスのロンドンに移住、ファインアートと理論の修士を取得した。2007年インサアートセンターにて開いた個展<Real World>をきっかけに韓国に帰国。ニューヨークやパリ、東京、ソウルなどで個展を開いた経歴を持っている。イメージの客観性や直接性、普遍性などに疑問を問いかけ、写真の表と裏に隠れているストーリ、そして現実と非現実にある間隙を捉える作品を作り続けている。
代表作として<Real World>(2004-2006, 2006-2008), <Blow Up>(2005-2007), <Utopia>(2008-2011), <Seven days>(2010-2011), <Archive Project>(2011), <Memento>(2011), <Re-Establishing shot>(2012), <11Players>(2016), <Whole- ness>(2016), <Framing From Within>(2016), <Betweenless>(2016)などのシリーズがある。

代表的な個展は<Blank Medium> 国立現代美術館ソウル館, 大韓民国, 2016, <Walking on the Line> CentreA, バンクーバー, カナダ, 2015, <Gaps, Unrealistic Generals> ガナアートセンター, ソウル, 大韓民国, 2012, <Memento> Doosanギャラリー, ニューヨーク, アメリカ, 2012, <Deferred Judgment> アートソンゼセンター, ソウル, 大韓民国, 2011, <Blow up> Misashinギャラリー, 東京, 日本, 2011など。 代表的な受賞暦は2016年韓国国立現代美術館のKorea Artist Prize2016 ファイナルリスト, 2010年ILWOO写真賞, 2001年写真批評賞(タ イムスペース)などがある。

代表的な出版物は<Blank Medium> IANNBOOKS, 2017, <Nobody Reads Pictures> 現実文化, SAMUSO, 2011, <Real World> Foil, 2007などがある。
所蔵している美術館は韓国の国立現代美術館, ソウル市立美術館, デグ美術館, アートソンゼセンター, Doosan Yeon-Gang文化財団, Kumho美術館, イギリスのポートフォリオファウンデーション, Michael G. Wilsonコレクション, アメリカのヒューストン美術館, シカゴ現代写 真美術館, サンタババラ美術館, サンフランシスコ現代美術館, オーストラリアのART Gallery of New South Walesなどがある。

[Exhibition] THE STUDY OF NEW HEAD DESIGN by Tomihiro Kono

Added on by Yusuke Nakajima.

この度POSTでは、ヘアスタイリストとして世界で活躍する、河野富広の作品集[HEAD PROP studies 2013-2016]の刊行に合わせた展覧会を開催します。

河野富広は、ヘア表現の延長線上に《ヘッドプロップ》という新たなジャンルを確立し、頭のデザイン表現の可能性を試すべく独自の道を切り開いてきました。河野にとってオリジナリティのあるhead prop designを創り出すことは、純粋に作品制作に対する情熱であり、表現に対する飽くなき探究心の表れでもあります。

今回の展示は、河野富広の作品集「HEAD PROP studies 2013-2016」の出版にあたり、約20年のキャリアの中でも2013-16年の作品に焦点を当て、渋谷・東の(PLACE) by methodと連動しながら二つのギャラリーで完結するプレゼンテーションをいたします。

本展では河野が制作したヘッドピースのインスタレーションを軸に、ポスター、写真の展示販売、過去の実験的ショートフィルム上映、また本書のダミーブックをあわせて展示いたします。普段は主にランウェイというステージであらわれるヘッドピースの実物を間近に見られること、また彼の制作プロセスを垣間見ることができる貴重な機会です。
ぜひ足をお運びください。

(PLACE) by method x POST 連動企画
会期:8月1日(火)-8月26日(土)
※日曜日、お盆8月11日(金)-16日(水)は閉廊
時間:12:00 〜19:00
会場:(PLACE) by method
   150-0011 東京都渋谷区東1-3-1 カミニート#14
https://goo.gl/6LC68X

 

写真集概要
Tomihiro Kono [HEAD PROP studies 2013-2016]
著者:TOMIHIRO KONO
出版日:2017/04/01
出版社:Konomad Editions
発行部数:500部 + limited editions
ページ数:232ページ
価格:7,600円+税

展覧会
会期:2017年8月17日(木) - 8月27日(日)
時間:12:00 ~20:00
会場:POST

 

トークイベント
日時:8月18日(金) 18:30 - 20:00
ゲスト:山田遊(method)
要申込
定員:35名
参加費:500円 / 1ドリンク

ご参加をご希望の方はpost@post-books.jpまで
・お名前
・お電話番号
・参加人数
を明記してお申し込みください。

 

クロージングパーティー
日時:8月26日(土) 18:00 - 20:00

© konomad editions

略歴
河野富広
1980年 愛媛県生まれ。
美容師として約10年間日本でヘアカットの技術を磨く傍ら、結髪の手ほどきを受ける。
2007年渡英。セッションヘアスタイリストとして、 海外のファッション誌やアート誌を手がけながら、ヘッドプロップ アーティストとして注目を浴び、様々なアーティストとコラボレーションを行う。
2010年9月、ロンドンファッションウィークにて自身プロ デュースによる初のhead prop collectionのパフォーマンスショーを行い、Dazed & Confused, Another, Viceなど多数のメディアに 注目される。
2011年NEWS WEEK JAPAN世界が尊敬する日本人25人の一人に選ばれる 。
2013年よりニューヨークに拠点を移す。
JUNYA WATANABE Comme des garçon 2014AW-2016AW レディス、メンズ合わせ計9回のショーのヘ ッドデザインを手がける。
2017年4月にHEAD PROP の本を出版するにあたり、konomad editionsというindependent publisherを立ち上げ、
その本はVOGUE (ITALIA, PARIS,USA),10 magazine, Dazed & Confused,
Another, Document Journal, Office magazineなどで注目を浴びる。

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海外メディアのインタビュー・記事一覧

VOGUE USA
VOGUE ITALIA
VOGUE PARIS
INFRINGE
ANOTHER
DAZED & CONFUSED
10
DOCUMENT JOURNAL
METAL
MUSE
OFFICE
NR
TUSH

[Exhibition]  富谷昌子:帰途

Added on by Yusuke Nakajima.

7/25(火)より、富谷昌子の写真展「帰途」を開催します。

©Masako Tomiya

青森県出身の写真家、富谷昌子は前作の「津軽」を刊行した直後、家族が同時期に妊娠したという知らせをうけたことを機に2014年から新シリーズの撮影に取り組んでいます。「わたし」や家族、命の繋がり、年月の経過を振り返り問うような本作は「帰途」と題され、フランスの出版社Chose Communeより写真集が出版されました。

POSTでは本書の刊行に合わせ、本書に収録された作品群から約20点のプリントで構成した展覧会を開催します。

 

わたしとは何か、 この世界とは何か、とか、 そんなことを考えながら生きてきた。
永いあいだ答えが出ないまま彷徨って、 気づいたらまたこうして歳を重ねていた。
月日は流れ続けていたのか、 それとも記憶のような夢だったのか。
これは、時間も意味もわたしも超えて、 「わたし」を見つめた物語である。

-富谷昌子

[展覧会概要]
◉2017年7月25日(火)─ 8月13日(日)
会場:POST
東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
Tel: 03-3713-8670
12:00–20:00 定休日:月曜(祝日の場合は通常営業)

オープニングレセプション
7月25日(火) 19:00─ 21:00

トークイベント
8月4日(金) 19:00 – 20:30(開場18:30)
ゲスト / タカザワケンジ
要予約
参加費:1,000円(ドリンク付)

クロージングイベント
スライドと音楽「帰途」
8月13日(日) 18:30 –(開場18:00)
ゲスト /AOKI, hayatoとharuka nakamura.
太田美帆(CANTUS)
定員に達したため、お申し込みを締め切らせていただきました。

 

[写真集概要]
帰途
出版元:Chose Commune
製本:ハードカバー
頁数、掲載作品:80ページ、38図版
出版年:2017年
初版:1,000部
価格:6,500円+税

[Exhibition] 川内倫子写真集[Halo]通常版:予約受付

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川内倫子写真集[Halo]、通常版の先行発売分が完売いたしました。
本展会期中には、ご予約にて承ります。
なお、9月上旬にはお渡しできる見込みです。

<予約特典>
■川内倫子サイン入り
■7/16(日)開催の、クロージングトークイベントの参加費が無料(通常 1,500円)

詳しくは店頭にてお問い合わせください。

[Talk Event] 川内倫子写真展[Halo] クロージングトークイベント

Added on by Yusuke Nakajima.

現在POSTと森岡書店の2店舗で開催中の川内倫子写真展[Halo] に際して、クロージングトークイベントを開催する運びとなりました。

川内倫子写真展 Halo クロージング・トークイベント
川内倫子 x 濱田祐史 x 森岡督行(森岡書店) x 中島佑介(POST)

日時:7月16日(日)14:00~(受付13:30)
会場:森岡書店
参加費:1500円(川内倫子写真集『Halo』を、森岡書店もしくはPOSTにてご予約の方は参加無料)

※要予約(電話にて承ります)
 森岡書店 03-3535-5020

[Recruit] スタッフ募集

Added on by Yusuke Nakajima.

POSTでは現在、スタッフを募集しております。
皆さまのご応募をお待ちしております。

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<募集要項>

業務内容
店頭での接客・事務を中心に、運営に付帯する業務全般 (納品出荷 / 在庫管理 / イベント企画運営)
本人の意思や能力に応じて、お任せする業務内容を相談できればと思います。

採用人数
若干名

応募資格
技能:エクセル、ワードが使える方
語学力:日常会話程度の英語を話す方だと望ましい

雇用形態
アルバイト

給与/待遇
時給 1,000円(※試用期間3ヶ月は時給940円)
交通費の支給

勤務日数
週2日以上
土日の勤務ができる方を優遇いたします

勤務時間
11:30-20:30(うち休憩1時間を含む)

勤務地
POST(東京都渋谷区恵比寿南2-10-3-1F)

募集期間
2017年7月20日(木)必着

選考方法
書類選考 → 通過された方のみご連絡 → 弊店にて面接 

応募方法
履歴書・志望動機書を弊店までご郵送ください。営業時間内に店頭にご持参いただいても結構です。
連絡のとれる電話番号、メールアドレスも必ずお書き添えいただくようお願いいたします。
※ご提出いただいた応募書類はご返却いたしかねます。あらかじめご了承ください。 

応募先
〒150-0022
東京都渋谷区恵比寿南2-10-3-1F
POST/limArt 採用担当宛
TEL: 03-3713-8670

お問い合わせ
post[at]post-books.jp
※[at]を@に変更してください。

[Exhibition] Rinko Kawauchi : Halo

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 6月30日より、川内倫子 [Halo]を開催します。

 オリジナルの写真集としては、2013年に発表した『あめつち』から4年振りとなる、全点デジタルで撮影された、川内倫子の最新写真集『Halo』の発売に先駆け、POSTと森岡書店の二カ所で写真展を開催、会場にて先行発売します。

©️ Rinko Kawauchi

 2010年のブライトン・フォトビエンナーレのコミッション・ワーク以降も撮影を続けている、イギリスで撮影された、旋回を繰り返す無数の渡り鳥の姿。中国・河北省の村で300年以上続く「灯樹花」という祭りでは、花火の代わりに鉄くずを溶かし壁にぶつける勇ましい男たち。また、神在月と呼ばれる旧暦の10月に出雲大社で執り行われる神迎祭。八百万の神々を迎えるため、夕刻、稲佐の浜で御神火が焚かれる。参拝者が見守るなか夜の海には雨粒が光る。
 「円光」や「後光」という意味のほかに、いくつもの星からなる球状星団が、銀河系の周囲を包み込む領域の呼称でもあるHaloと題された本作は、自然と人間の潜在的な関係性と、祈りにも似た生命の力強さが、暗闇に対する恐怖と静寂、光に向けての希望と喜びを内包し描かれる。これまでの作品からさらなる飛躍をみせる、川内倫子の新境地です。

POSTは本邦初公開の映像をメインに、森岡書店ではプリント作品をメインにした展示を予定。2カ所をめぐることでさらに見え てくる「Halo」の世界観をおたのしみください。各会場にて、展覧会に合わせて制作したプリント付き限定版の販売もいたします。
 

[展覧会概要]
◉2017年6月30日(金)─ 7月23日(日)
会場:POST
東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
Tel: 03-3713-8670
12:00–20:00 定休日:月曜(祝日の場合は通常営業)
www.post-books.info
オープニングレセプション: 6月30日(金)19:00─ 21:00

©️ Rinko Kawauchi

[同時期開催]
◉2017年6月27日(火)─ 7月16日(日)
会場:森岡書店
東京都中央区銀座1-28-15鈴木ビル
Tel: 03-3535-5020
13:00–20:00(7月16日は17:00まで) 定休日:月曜

トークイベント 川内倫子×小林エリカ
7月2日(日) 16:00–(15:30より受付)
会場:森岡書店(東京都中央区銀座1-28-15鈴木ビル)
参加費:1500円
*要予約。電話にて承ります。森岡書店 Tel: 03-3535-5020

川内倫子写真集 Halo
定価:7,800円(税別)
判型:315 x 230 mm/ハードカバー/96ページ(カラー図版48点)帯状ケース付き
テキスト:日本語
ISBN978-4-908062-19-3 C0072
発行:HeHe www.hehepress.com
*本書は、アメリカ・Aperture社との共同出版です。

[Exhibition] TAKASHI HOMMA : NEW WAVES / 新しい波

Added on by Yusuke Nakajima.

 6月9日より、ホンマタカシ [NEW WAVES / 新しい波]を開催します。

[NEW WAVES / 新しい波]はホンマタカシが2000年にスタートしたプロジェクトです。本シリーズでホンマはハワイのオアフ島で波の撮影を継続的に行なってきました。現在までに[NEW WAVES]の展覧会を8回、写真集を4冊刊行しています。

今回POSTで発表するのは、2017年に撮影された新作を含む2011年以降の作品群です。

「Wave(波)」というまさにその言葉と共に,私たちが思い浮かべる,空気中を伝わっていく信号としての音とその進行する様子の基本構成要素。
『NEW WAVES』とは,単なる写真作品以上の,ある場所の記録としての詩以上の,波の写真を通してあるコンセプトをとらえようとした,情熱的かつ規律正しい試み以上のものではないかと考え始めた。これはフィールド・レコーディングである。これら写真はすべて音であり,未完にして永遠に完成しないかもしれない一つの曲を作り上げる。

セルヴァ・バルニによるテキストより

[展覧会概要]

NEW WAVES / 新しい波
会場:POST 150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
会期:2017年6月9日(金)~6月25日(日)  12:00〜20:00 月曜休
協力:TARO NASU

 


また展覧会に合わせ、2017年の作品を収録した図録を刊行します。

Cover.png

[NEW WAVES]
写真:ホンマタカシ
デザイン:田中義久
テキスト:セルヴァ・バルニ
200mm x 278mm / ソフトカバー / 16ページ / 貼り込み4図版
初版500部
2,400円+税

[NEW WAVES SPECIAL EDITION]
図録に貼り込みされた4図版のうち、1図版がスペシャルエディションプリントの特別仕様
4種類 / Edition of 10 + 3 A.P. / 24,000円 + 税

ご注文はこちら

[Talk Event] Screen Tests / A Diary

Added on by Yusuke Nakajima.

[Screen Tests / A Diary]の復刻に合わせ、トークイベントを開催します。

今回の復刻には美術評論家としても活躍する河添剛氏によるテキストが寄せられています。[Screen Tests / A Diary]について本格的に論じられたのは世界的にも希少な機会で、[Screen Tests / A Diary]の歴史的価値や、本作品に見出されるポップアートの枠を超えたアンディ・ウォーホルの側面など、作品に対する深い理解をもたらす論考となっています。

今回のトークイベントでは河添剛氏をお招きし、「ファクトリー」におけるジェラード・マランガの役割や、アンディ・ウォーホルの日本における評価など、本書にまつわるストーリーを聞かせていただきます。

イベントスケジュール
開催日:2017年5月28日(日)
時間:18:30〜20:00(参加費無料 / 定員35名・要予約、当日は18:00より受付開始いたします)

トークイベントの参加をご希望の方は post@post-books.jp まで
・お名前
・お電話番号
・参加人数
を明記の上、お申し込みください。 

河添剛(かわそえ つよし)
慶應義塾大学文学部フランス文学科卒。
美術・音楽評論家、グラフィック・デザイナー、画家、アート・コンサルタント。「ユリシーズ」同人。
論文多数。単行本、雑誌、画集、展覧会カタログなどにテキストを寄稿。レコード、CD、DVDへのライナーノーツも数多く手掛け、日本、フランス、アメリカ、イギリス、オランダなど、国際的に活躍している。

[Exhibition / Start] Screen Tests / A Diary

Added on by Yusuke Nakajima.

本日5/12(金)、アンディ・ウォーホルとジェラード・マランガによるアートブック[Screen Tests / A Diary]の復刻版が発売となりました。
本書の出版を記念して、POSTでは展覧会がスタート。
本展は、本の見開きページを抜粋した壁面展示と、映写機によるスライド上映とで構成されています。

[Book Signing & Talk event] Dayanita Singh

Added on by Yusuke Nakajima.

2017年5月20日から東京写真美術館で展覧会がスタートする、世界で最も活躍の著しい写真家であるダヤニータ・シン。POSTではSteidl社より刊行された彼女の新作「Museum Bhavan」の出版に合わせ、ブックサイニングとトークイベントを開催します。

*書籍概要はこちら

Dayanita Singh [Museum Bhavan]

イベントスケジュール
開催日:2017年5月21日(日)
ブックサイニング:16:00〜17:00
トークイベント:18:00〜19:30(参加費無料 / 定員35名・要予約、当日は17:30より受付開始いたします)

トークイベントの参加をご希望の方は post@post-books.jp まで
・お名前
・お電話番号
・参加人数
を明記の上、お申し込みください。 

Dayanita Singh
 ダヤニータ・シンは1961年ニューデリー生まれ。1980年-1986年にアーメダバードの国立デザイン研究所、1987年-1988年にはニューヨーク写真国際センターで学ぶ。 ボンベイのセックスワーカーや児童労働、貧困など、インドの社会問題、富裕層やミドル・クラスをテーマとした作品群を発表、これまでにベネツィア・ビエンナーレやシドニー・ビエンナーレなどの国際写真展、サーペンタインギャラリー(ロンドン)やモダン・アート美術館(フランクフルト)など、世界各国で展覧会を開催している。
 展覧会と同様に、出版は重要な表現手段であると捉えており、Steidl社とのコラボレーションで刊行されてきた写真集は、写真を発表し鑑賞するための実験場となっている。
http://dayanitasingh.net/

[Exhibition] Screen Tests / A Diary

Added on by Yusuke Nakajima.

5月12日(金)に刊行する
アンディ・ウォーホルとジェラード・マランガによるアートブック[Screen Tests / A Diary]の復刻に合わせ、展覧会を開催します。

[展覧会概要]
Screen Tests / A Diary
会場:POST 150-0022 東京都渋谷区恵比寿南 2-10-3
会期:2017年5月12日(金)~6月4日(日)  12:00〜20:00 月曜休

展覧会では、本書に収録されたポートレート写真と散文詩を用いたインスタレーションで構成されます。ぜひご高覧ください。

*書籍概要はこちら

[Screen Tests / A Diary] 復刻版
2017年5月12日(金)発売予定
ソフトカバー / 253mm x 188mm / 216ページ / 53図版※
初版2,000部 / 日本限定販売
本体価格:4,800円+税
※1967年刊行のオリジナルには54図版が収録されていますが、復刻版は1図版が省かれています。

[Screen Tests / A Diary] Reprint Edition
Will be published on May 12th, 2017
Softcover / 253mm x 188mm / 216 pages / 53 illustrations*
2,000 editions / Limited distribution in Japan
Price: 4,800yen+tax
*The original edition published in 1967 had 54 illustrations, however, 1 illustration was excluded in this reprint edition.

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Copyright © 2017 Gerard Malanga
First Edition Copyright © 1967 Kulchur Press
All rights reserved.

[Exhibition / Start] 角田純 / SOUND AND VISION

Added on by Yusuke Nakajima.

4/18(火)より、POSTで角田純展覧会『SOUND AND VISION』がスタートしました。

会場にはオリジナルの作品の展示に加えて、作品集の中面をご覧いただけるようになっています。
また、50部限定のスペシャルエディションには、50通りのドローイング作品からおすきなものをお選びいただけます。

今週末4/21(金)19時より、レセプションを開催予定。
お誘いあわせのうえ、お気軽にご参加ください。

[Publishing] Screen Tests / A Diary by Gerard Malanga and Andy Warhol

Added on by Yusuke Nakajima.

1960年代、アンディ・ウォーホルがニューヨークのマンハッタンに構えた作品制作スタジオは「ファクトリー」と呼ばれ、ウォーホルの代名詞ともなっているシルクスクリーンの作品や、60年代から手がけはじめた実験映像などをこの場所で制作していました。また、ミック・ジャガーやルー・リードといったミュージシャン、トルーマン・カポーティやアレン・ギンズバーグなどの詩人、ニコやイーディ・セジウィックなどの女優やファッションモデル、ウォーホルの友人、知人が昼夜を問わず集うサロンにもな り、ニューヨークのカルチャーシーンの中心地となっていました。

そのファクトリーでウォーホルとマランガが訪問者たちを被写体にして制作していた作品が、固定した16ミリカメラで彼らのバストアップを撮影した映像作品[Screen Tests]です。カメラを向けられた人々がその前でただジッとしている様子を記録した本作は、ウォーホルが初期に手がけた実験映画として知られ、多くの著名人が斬新な「肖像」としてウォーホルに制作依頼したシルクスクリーン作品と同様に、新しいポートレートのあり方を美術史に刻みました。

In 1960’s, Andy Warhol’s studio in Manhattan, so-called “the Factory”, was the place where he produced his iconic silkscreen prints and experimental films, which he started making in the 60’s. At the same time, this place became like a salon where musicians like Mick Jagger and Lou Reed, poets like Truman Capote and Allen Ginsberg, actresses and fashion models like Nico and Edie Sedgwick or other friends and people around Warhol gathered day and night and was the center of New York City’s culture scene.

Warhol and Malanga’s film portraits [Screen Tests] were made in the Factory, filming the guests with his 16mm camera. These films of subjects captured sitting still before the camera are known as one of his earliest experimental films and present a new idea of portraits in the history of art, just like Warhol’s silkscreen prints, which many celebrities asked him to make as a novel way of portraiture.

Originally Published in 1967, By Kulchur Press
© Gerard Malanga

1967年、そのフィルムの一部をプリントした写真と、ファクトリーで初期から作品制作に携わっていたジェラード・マランガの散文詩が淡々とページを連ねる[Screen Tests / A Diary]が刊行されました。しかし、同年に出版されて高い評価を得た[Andy Warhol’s Index (Book)]※1とは対照的に、当時はほとんど売れず、刊行から数年経っても過剰な在庫を抱えていた出版社は断裁処分をしてしまいました。結果として現存する数が極端に少なく、古書市場では50万円以上するレアブックになっています。

本作は、さほど変わらない表情が続くフィルムロールから、上端と下端のイメージは被写体が途中で切れているラフなトリミングがされていることに特徴を見出せます。この点において、四隅に余白が保たれ、キャンバス内で完結しているウォーホルの他の絵画作品とは明らかに異なります。これはジェラードによるアイデアで、二人の「共作」によって生まれた表現が肖像作品としての斬新さをもたらしました。また、ウォーホルの持ち前の求心力と、作品に登場する人々の多くをウォーホルに紹介したジェラード・マランガの交友関係とが相互に作用し、結果として本作は60年代のアメリカ文化を築いた人々のポートレートという側面をも帯びています。こうした観点からみても、非常に価値のあるアートブックと言えるでしょう。

初版が刊行されてから50年目にあたる2017年、[Screen Tests / A Diary]の復刻が実現しました。現代美術・芸術写真の文脈で重要な意義を持つこの歴史的マスターピースが忠実に再現され、現代に蘇ります。また、この復刻版は日本限定で発売され、世界で唯一入手が可能なのは日本国内のみとなります。この機会にぜひご高覧ください。

※1 Andy Warhol’s Index (Book):写真やテキスト、ポップアップや風船、ピクチャー・ソノシートなどが織り交ざった仕掛け絵本型のアーティストブック。

In 1967, some of the films were printed and published as the book [Screen Tests / A Diary] together with prose poems by Gerard Malanga, who worked for Warhol from the early time in the Factory. However, in contrast to [Andy Warhol’s Index (Book)]*1, which was published in the same year and received high praise, it didn’t sell good back then. The publisher had too much stock, even after several years, so they destroyed the books and disposed of them. Consequently, an extremely small amount remained safe and it became a rare book, which may cost in excess of five thousand dollars in the market.

In this book, the unique thing is that the top and bottom of the films are cut off from the sequence of film rolls with continuous facial gestures, so the subjects are trimmed generously. In this way, the four corners remain empty and it is unlike Warhol’s other works, which are completed within the canvas. This was Gerard’s idea and their collaborative work showed a fresh approach to the portrait genre. The series of work can be seen as a collection of portraits of the people who created American culture in the 60’s, as a result of Warhol’s charisma and the diverse connections of Gerard Malanga, who introduced a lot of subjects in the book to Warhol. Therefore, the book could be considered as a highly important art book.

In 2017, it has been 50 years since the first edition was published, and [Screen Tests / A Diary] will be a facsimile reproduction. People can see this historical masterpiece which is important in the contemporary art and photography context. In addition, this reprint edition will be a limited release in Japan and will be available only in Japan, not in any other country. Please don’t miss this opportunity.

*1 Andy Warhol’s Index (Book): An artist book which resembles a pop-up picture book that has photographs, texts, pop-ups, a balloon, picture-flex-disc, etc..

NICO
from [Screen Tests / A Diary]
© Gerard Malanga

[Screen Tests / A Diary] 復刻版
2017年5月12日(金)発売予定
テキスト:河添剛 / デザイン:田中義久
企画・発行:POST(株式会社limArt)
ソフトカバー / 253mm x 188mm / 216ページ / 53図版※
初版2,000部 / 日本限定販売
本体価格:4,800円+税

Copyright © 2017 Gerard Malanga
First Edition Copyright © 1967 Kulchur Press
All rights reserved.

※1967年刊行のオリジナルには54図版が収録されていますが、復刻版は1図版が省かれています。


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[Screen Tests / A Diary] Reprint Edition
Will be published on May 12th, 2017
Text: Tsuyoshi Kawasoe / Book Design: Yoshihisa Tanaka
Planned / Published by: POST (limArt ltd.,)
Softcover / 253mm x 188mm / 216 pages / 53 illustrations*
2,000 editions / Limited distribution in Japan
Price: 4,800yen+tax

Copyright © 2017 Gerard Malanga
First Edition Copyright © 1967 Kulchur Press
All rights reserved.

*The original edition published in 1967 had 54 illustrations, however, 1 illustration was excluded in this reprint edition.


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[Exhibition / Start] 日日盃盃 ワイン & スピリッツ100

Added on by Yusuke Nakajima.

本日4/7(金)より、「日日盃盃(ひびはいはい) ワイン & スピリッツ100」の刊行にあわせた展覧会がスタート。
会場では、書籍に加えて、スペシャルエディションのセットとなるオリジナルプリントを展示しています。
プリントはユニークピース(一点物)なので、気になる方はお早めに。