[New Publisher] 2018/10/31- Fw: Books

Added on by Yusuke Nakajima.

10/31(水)より、オランダ・アムステルダムを拠点とするFw: Books(エフダブリュー・ブックス)の出版社特集がスタート。

今回は出版社の創立10周年に合わせて限定アイテム「Return to Sender」を用意しました。
主宰のHans Gremmen(ハンス・グレメン)は通信販売で発送し、受取人の事情によって配達できず差し戻しになった貨物を開封せずに、すべてそのまま保管していました。
その中には既に絶版となって入手困難・貴重になっている写真集も多く含まれています。この「Return to Sender」の中には、市場価格が15万円以上となっている写真集を含む、絶版のタイトルが梱包されています。

詳細・オンラインからのご購入はこちら

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To Celebrate the 10th anniversary of FW books, we are pleased to deal in limited item, it’s called [Return to sender].
It is a package which was supposed to be delivered but returned to FW:Books due to several reasons of participants.

Hans Gremmen who is a graphic designer and an owner of FW books has kept all of the packages unopened and stored it for long time. In those packages, there are books that are our of print, and difficult to find or get now.
[Return to Sender] include 1 copy of out of print title from the list below, some of them are valued over 1,300 dollars today.

[Pop Up Event] 2018/10/27-11/11 POST×SLOWHOUSE 感じる本と魅せる収納

Added on by Yusuke Nakajima.

この度、東京・天王洲にあるSLOWHOUSEにて、ポップアップストア「感じる本と魅せる収納」を開催する運びとなりました。

店頭でも反響の高いタイトルや、マスターピースとも言える普遍的な魅力を携えたタイトルなど、いずれもたたずまいの美しく、インテリアとも親和性の高いアートブックを選びました。
ぜひ足をお運びください。

POST×SLOWHOUSE 感じる本と魅せる収納
会期:2018/10/27(土) - 11月11日(日)
会場:SLOWHOUSE
   140-0002 東京都品川区東品川2-1-33
   (りんかい線、東京モノレール・天王洲アイル駅より徒歩約5分)
時間:11:00-20:00

[Exhibition / Start] Marijn van Kreij / Nude in the Studio

Added on by Yusuke Nakajima.

本日10/26(金)より、Marijn van Kreij(マライン・ファン・クライ)の展覧会「Nude in the Studio」がスタート。

作家もオランダ・アムステルダムより来日し、今夜19:00からのオープニングレセプションに参加します。
お誘い合わせのうえ、ふるってお出かけください。
皆さまのご来場をお待ちしています。

[Exhibition] Marijn van Kreij / Nude in the Studio

Added on by Yusuke Nakajima.

この度POSTでは、オランダ・アムステルダム在住のアーティスト、Marijn van Kreij(マライン・ファン・クライ)の展覧会「Nude in the Studio」を開催いたします。

©︎2018 Marijn van Kreij All Right Reserved

マラインはオランダ・アムステルダム在住の作家で、ドローイング、ペインティング、コラージュ、映像作品など様々な方法で作品を発表しています。
過去にはアムステルダム、ベルリン、ハーレム、ロンドン、チューリッヒなど、様々な都市での展示経験があり、2013年にはダッチ・ロイヤル・アワード、2016年にはABN AMROアートアワードを受賞するなど、注目を集めているアーティストです。

本展では、ピカソが描いた彼のスタジオ風景に対する、オマージュのドローイング作品とその作品集を発表致します。

ピカソは1955年に自身のスタジオを、カンヌにある20世紀前半に建てられたヴィラへと移します。
そのスタジオにはアールヌーヴォー様式の大きい窓があり、庭のサボテンやユーカリ、ヤシの木を望むことができたと言います。
ピカソはその窓からの景色をインテリア・ランドスケープと呼び、作品に多数残しています。
マラインはピカソの後期の作品集を多く収集しており、そこで目にしたのがこのインテリアランドスケープでした。
彼は反復と変化を通して’’描く’’という行為自体に着目しているアーティストであるので、
画集のなかで一枚気になる絵に出会うと、それを何枚も書き続けます。
反復と少しずつの変化が生じた作品が一堂に並ぶと、一つのかたまりのように見えてくるのです。
描くということを運動としてとらえているマラインの作品は、ギャラリーの壁に掛けられても生き生きとその空間に変化をもたらします。

©︎2018 Marijn van Kreij All Right Reserved

また、本展と同タイトルの作品集は、作品が描かれたポストカードをリングバインド(製本)したもので、このデザインは彼が以前友人からもらった一枚のポストカードがインスピレーションとなっています。
そのポストカードがきっかけで一緒に海岸まで散歩に出かけた女性が、今のパートナーであり、そのポストカードも本の中から切り取られたものだったと言います。

今回の展示は6月から9月にオランダのMarresで行われたものと同じシリーズですが、展示空間と作品、またそこに訪れる人によってお互いを変化させると考えているマラインは、東京という街での展示によって引き起こされる相互作用をとても楽しみにしています。

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<展覧会概要>
Marijn van Kreij / Nude in the Studio
会期:2018年10月26日(金) - 11月11日(日)
オープニングレセプション:2018年10月26日(金) 19:00-21:00
会場:POST
   〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
時間:12:00 - 20:00
定休日:毎週月曜日
協力:オランダ大使館

<書籍概要>
タイトル:Nude in the Studio
著者:Marijn van Kreij
デザイン・編集:Akiko Wakabayashi
定価:2,000円(税別)
判型:28ページ / リングバインド / 210 x 170mm
テキスト:英語
発行日:2018年

ISBN:978-90-828134-2-5

発行元:Marres, Maastricht

<作家略歴>
Marijn van Kreij(マライン・ファン・クレイ)

オランダ生まれ、アーティスト。
ドローイング、ペインティング、コラージュ、オブジェクト、スライドプロジェクション、音と映像作品など様々なジャンルの作品を組み合わせて展示や本で発表する。
また多くの場合、他のアーティストやデザイナー、作家やミュージシャンと共に活動する。
http://www.marijnvankreij.nl

[Exhibition] 渡部睦子 / NETTING AIR ー FROM THE LOW LAND:空を編むー低い土地から

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この度POSTでは、オランダ・アムステルダムを拠点に活動するアーティスト・渡辺睦子の展覧会「NETTING AIR ー FROM THE LOW LAND:空を編むー低い土地から」を開催します。



渡部はアートを介し異なる国や文化、コミュニティを訪れ、「地元の人に何かを教えてもらう」ことをキーワードにさまざ まな形態を用いて作品の制作を試みています。アムステルダムにあるロイドホテル&カルチャーエンバシーで初めてのアーティスト・イン・ レジデンスの作家として制作した《ロイド・ライフ》(2010年)や、2018年には老舗写真美 術館であるハウス・マルセイユ写真美術館(オランダ)で展示を開催するなど、精力的に発表の場を広げています。 はじめてとなる作品集の発売を記念した本展では、ハウス・マルセイユ写真美術館で展示された新作《The Third House Owner》のプレビュー・バージョンの映像作品や、代表作のひとつ 「Survival Net Project」を、POSTの空間ならではの鮮やかな構成で紹介します。

Installation view of The Third House Owner, 2018, Huis Marseille Museum for Photography, Amsterdam
© Chikako Watanabe

<展覧会概要>
渡部睦子 / NETTING AIR ー FROM THE LOW LAND:空を編むー低い土地から
会期:2018年9月28日(金) - 10月21日(日)
オープニングレセプション:2018年9月28日(金) 19:00-21:00
スペシャル・パフォーマンス:MAMIUMU
会場:POST
   〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
時間:12:00 - 20:00
定休日:毎週月曜日
協力:オランダ大使館

<書籍概要>

23年の間に制作してきた作品の中から「Survival Net Project」、「Tide」、「Lloyd Life」、「Island Tracing」、「Dog Folly」の5つのプロジェクトを選び、アイデア・スケッチや、リサーチの様子、 実際の展示風景やパフィーマンス写真などと共に、自身が書き下ろしたふんだんなテキストを交え、構成された作品集。

5プロジェクトごとに、彼女の制作に関わってきたアートディレクターや知識人による寄稿文 も収録。巻末には主だった活動一覧を写真とテキストで掲載し、これまでの制作を多角的に掘り下げた一冊となりました。

執筆陣:アブドゥルラッハマン・ギュルベヤズ(言語学者)、マシャ・ルーシンク(美術史家)、スザンヌ・オクセナー(キュレーター / アーティスティック・ディレクター)、原久子(アートプロデューサー)、イヴォンヌ・トゥイスク(アラード・ピアソン博物館財務責任者)

タイトル:Netting Air - From the Low Land 空を編むー低い土地から
著者:渡部睦子
執筆:アブドゥルラッハマン・ギュルベヤズ、マシャ・ルーシンク、スザンヌ・オクセナー、 原久子、 イヴォンヌ・トゥイスク

デザイン:ヒロイクミ
定価:4,800円(税別)
判型:B5判タテ / ハードカバー(コデックス装) / 142ページ
テキスト:日英
発行日:2018年9月

ISBN:978-4-908062-21-6

発行元:HeHe / ヒヒ



<作家略歴>

渡部睦子(Chikako Watanabe)


1969年愛知県刈谷市生まれ。
1992年京都市立芸術大学美術学部工芸陶磁器科卒業、1994年同大学大学院美術研究科修了。
2002年ライクスアカデミー(オランダ国立芸術アカデミー)アムステルダム修了。
1995年よりオランダを拠点に活動。
制作するプロセスを重視し、偶然にそこで見つけたものから生まれてきた作品は、新しいコミュニケーションのツールとなっている。その土地で出会った年齢や職業など多岐にわたる人々や、またミュージシャンやクリエイターとのコラボレーションを重ねながら、記憶と現実が交 錯する「場」を創造している。
美術館やギャラリーのみならず、公共空間でも作品制作を依頼され、国内外で展示・発表している。オランダ・アムステルダム在住。
www.chikahome.nl/

[Talk Event] here and there vol.13 HYACINTH REVOLUTION issue: 発行記念トークイベント

Added on by Yusuke Nakajima.

創刊から15年を超えるバイリンガルのインディペンデント・メディア『here and there』。3年ぶりの最新刊vol.13刊行にあたり、主宰する林央子のパーソナルな編集姿勢をさまざまな側面からゲストとともに考えるトークイベントを開催します。

私は2017年から2018年にかけての冬、いろいろな人にいろいろなタイミングでこえをかけてヒアシンスを育ててもらう、という行為を数ヶ月続けた。…人と出会うこと、人に話しかけること、人とつながることで、どうにもならないと思い込んでいた事態が発展をみたり、好転へのきっかけにつながること。私がしばらく『here and there』をつくらず潜伏していた期間には、そんなことを痛感する体験が何度も訪れました。…結果を予想出来ない事態や、予想をこえた出来事を、ドキドキしながら見守る時間を、ひとりひとりの生活のなかで見せてくださったみなさまに、こころから感謝いたします。この一冊を手にとってくださったみなさまもまた、日々、気がつかないうちに出会いのなかで、新たな種子を蒔いているのです。ちょっと足をとめてあたりをみまわし、そんなことを想像していただくきっかけになればと思ってこの一冊を編んでいました。楽しんでいただければ幸いです。

(林央子 序文「ヒアシンス革命のこと」より抜粋)

<トークイベント>

here and thereの編集

13冊目にあたる最新号HYACINTH REVOLUTION issueにおける参加型メディアとしての編集姿勢と制作過程(主婦・アーティスト・編集者など周囲の人々にヒアシンスの育成を誘いかけながら一冊を編みあげていく作業)について語り明かします。

日時:2018年9月9日(日) 15:00 - 16:30(受付は14:30スタート)
会場:POST 〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3-1F
登壇者:伊藤貴弘、林央子
要申込
定員:35名
参加費:1,000円

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プロフィール

伊藤貴弘(いとう・たかひろ)
1986年東京生まれ。武蔵野美術大学美術館・図書館を経て、2013年より東京都写真美術館に学芸員として勤務。主な企画展に「長島有里枝 そしてひとつまみの皮肉と、愛を少々。」「いま、ここにいる」など。森栄喜、ミヤギフトシほか参加予定のグループ展「小さいながらもたしかなこと」を準備中。

林央子(はやし・なかこ)
編集者。1966年生まれ。自身の琴線にふれたアーティストの活動を新聞、雑誌、webマガジンなど各種媒体への執筆により継続的にレポートする。資生堂『花椿』編集部に所属(1988-2001)の後フリーランスになり、2002年『here and there』の出版を開始。著書に『拡張するファッション』ほか。
hereandtheremagazine.com

 

アーティストの本づくりと、編集の自由
アーティストが自主的に企画する本と、編集者が自発的に企画する雑誌。それぞれの作品の個性について語り合いながら、編集の自由について考えます。

日時:2018年9月16日(日) 15:00 - 16:30(受付は14:30スタート)
会場:POST 〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3-1F
登壇者:田村友一郎、大谷将弘(PUGMENT)、林央子
要申込
定員:35名
参加費:1,000円

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プロフィール

田村友一郎(たむら・ゆういちろう)
1977年富山県生まれ。熱海市在住。アーティスト。既にあるイメージや素材に独自の関係性を導き出し再構築することで時空を超えた新たな風景や物語を立ち上げる。
damianoyurkiewich.com


PUGMENT(パグメント)
1990年東京生まれの大谷将弘(おおたに・まさひろ)と今福華凛(いまふく・かりん)が設立。ファッションにまつわるイメージと人間の営みにより衣服の在り方が変化する過程を制作行程に組込み、既にあるものに別の視点を持つための衣服を発表する。
pugment.com

参加をご希望の方は post@post-books.jp まで
・お名前
・お電話番号
・参加希望日:9/9(日) or 9/16(日)
・参加人数
・登壇者への質問事項
を明記のうえお申し込みください。

皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げます。

[Pop Up Event] 2018/8/1 - 9/30 POST in Kyoto

Added on by Yusuke Nakajima.

2017年11月から2018年1月にARTS&SCIENCEが展開する&SHOP Kyotoにて開催した「POST in Kyoto」。
2018年夏にも開催する運びとなりました。
真夏の暑い時期、じっくり本と向き合っていただけるような機会となれば幸いです。
ぜひ会場へと足をお運びください。

 

POST in KYOTO
会期:2018/8/1(金) - 9月30日(日)
会場:&SHOP Kyoto
   604-0922 京都府京都市中京区木屋町通二条東入東生洲町 482-3
   (地下鉄東西線 京都市役所前駅より徒歩5分)
時間:11:00-19:00

今回は会期前半にPOST、後半にSPOTの特集を軸に展開します。

POST_Radius Books
アメリカ南部のニューメキシコを拠点にする出版社「Radius Books」に焦点をあて、写真と現代美術を主軸にセレクト。密度の濃いコンテンツを端正な佇まいが支える丁寧な編集と冴えたブックデザインを得意とする、完成度の高い美しいアートブックの数々をご紹介します。

SPOT_Yoshihisa TANAKA
一冊の本が出来上がる過程で、仕上がりを決定づける大きな役割を担うデザイナー。本企画ではPOSTのアートディレクターでもある田中義久氏を特集。ここ数年で100タイトルを超える写真集やアートブックのデザインを手がけ、様々な企業、イベント、プロジェクトのアートディレクションでは企画構想や運営から関わっているという田中氏。その取り組みを紹介しつつ、彼の独自性の高い表現をご覧いただきます。
 

[Talk Event] 2018/8/3(金): 市川孝典×小瀬村晶(Akira Kosemura)×中島佑介(POST)

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2018/7/27(金)より開催いたします市川孝典個展「Hello, stranger!」の会期中関連イベントとして、8/3(金)19:00よりトークイベントを開催する運びとなりました。
ゲストには、音楽家のAkira Kosemura(小瀬村晶)氏をお招きいたします。
お誘い合わせのうえ、ふるってご参加ください。

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<トークイベント>
日時:2018年8月3日(金) 19:00 - 20:30(受付は18:30スタート)
会場:POST 〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3-1F
登壇者:市川孝典、小瀬村晶(Akira Kosemura)、 中島佑介(POST)
要申込
定員:35名
参加費:1,000円

ご参加をご希望の方は post@post-books.jp まで
・お名前
・お電話番号
・参加人数
を明記のうえお申し込みください。

プロフィール

小瀬村晶(Akira Kosemura)

1985年6月6日東京生まれ。
在学中の2007年にソロ・アルバム「It’s On Everything」を豪レーベルより発表しデビュー。同年、自身のレーベル「Schole Records」を設立。以降、ピアノや弦楽器、シンセサイザー、フィールドレコーディングを用い、様々なジャンルをクロスオーバーさせた作品を数多く発表し好評を博す。映画音楽や舞台、CMなどでの分野でも活躍し、主な作品に、柳楽優弥が主演した映画「最後の命 (松本准平監督)」、佐藤勝利と橋本環奈がW主演した映画「ハルチカ (市井昌秀監督)」、コンテンポラリーバレエ公演「MANON (キミホ・ハルバート演出/振付)」、au 三太郎 TV-CM、ミラノ万博日本館展示作品などがある。近年では、IKEA、NIKON、KINFOLK、RADOといった国際企業とのコラボレーションも多く、米国音楽メディア「Pitchfork」、豪州最大規模の発行部数を誇る新聞紙「THE AGE」、フランス公共放送「FIP」にてその才能を賞賛されるなど、国内外から注目される作曲家である。2016年には、米アーティスト、デヴェンドラ・バンハートを客演に迎えたシングル「Someday」を発表。2018年7月現在、米テレビシリーズ「Love Is___」の音楽を担当し、オプラ・ウィンフリー・ネットワーク(OWN)にて全米オンエア中。

[New Publisher] Radius Books

Added on by Yusuke Nakajima.

7/10(火)より、新しい出版社の特集がスタートしました。
今回はアメリカのニューメキシコを拠点とする[Radius Books]です。写真と現代美術を主軸とした、丁寧な編集と冴えたブックデザインが特徴的なアートブックがラインナップ。今回は約50タイトルを展開しています。

[Exhibition] KOSUKE ICHIKAWA EXHIBITION by POST “Hello, stranger!”

Added on by Yusuke Nakajima.

この度POSTでは、市川孝典個展「Hello, stranger!」を開催いたします。
また本展の会期中には、QUIET NOISE(東京・池ノ上)にて市川の個展「street cred」を同時開催いたします。

left [POST出展予定作品]:
untitled(scenery) 2018 Ink,acrylic,watercolor and pastel on paper mounted on wood frame 403mmx352mm ©2018 Kosuke Ichikawa All Right Reserved.

right[QUIET NOISE出展予定作品]:
untitled(man) 2018 Ink,acrylic,watercolor and pastel on paper 140mmx120mm ©2018 Kosuke Ichikawa All Right Reserved.

「時間と記憶」をテーマに制作を続けている市川が、今回記憶の断片として紙上に表出したのは、 自身が見たSNSのロード中の画像でした。

ロード中のぼやけた画面の中には、「自身の記憶と他者の記憶の重なり」を感じると言います。
SNSのイメージがスクリーンに立ち現れる前のほんの一瞬、 そしてその「記憶と時間のズレ」から生まれた自身の感情の揺らぎは、 どこか儚く、色っぽい。

今回、市川の作品に魅せられた2つのギャラリーが彼の作品を各々の空間に展示いたします。
POSTでは15点を、QUIET NOISEでは100点を超える小作品を展開します。

それぞれのディレクションを通して、市川孝典の最新作を是非ご高覧ください。


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せっかちな性分ゆえに、SNS上で画像がアップロードされるまでのあのわずかな時間さえもじれったく感じてしまう。
「早く見たい、知りたい」と好奇心が募り、気持ちがはやる。
時が止まったかのように思わせる、あの長い永い待ちのひとときに慣れることなどないのだろう。
そう決め込んでいたわたしに、市川の作品は新しい風をもたらしてくれた。
ロード中のぼやけた他者の記憶は、自らの記憶をたどる時空を超えた旅へと誘ってくれる。
記憶のなかだけでは、知るよしもない他者と自己とが混じり合うことができるのだ。
そう捉えてみると、あの一瞬のもどかしさがドラマチックな邂逅の一幕に変わる。
彼のちょっぴり切なさを感じさせるこの作品は、生き急ぐうちに見落としてきた大切なことをそうっと教えてくれる。
 

POSTストアマネージャー 錦 多希子

[POST出展予定作品]
untitled(flower) 2018 Ink,acrylic,watercolor and pastel on paper mounted on wood frame 600mmx485mm ©2018 Kosuke Ichikawa All Right Reserved. 


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<展覧会概要>
KOSUKE ICHIKAWA EXHIBITION by POST “Hello, stranger!”
会期:2018727()-819()
会場POST
   〒150-0022
東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
時間:12:00 - 20:00
   ※2018/7/19(木)更新:DM記載内容に誤りがございました。正しくは上記のとおり20:00までの営業です。訂正してお詫び申し上げます。
定休日毎週月曜日
オープニングレセプション:2018727() 19:00-21:00
 

<トークイベント>
日時:2018年8月3日(金) 19:00 - 20:30(受付は18:30スタート)
会場:POST
登壇者:市川孝典×小瀬村晶(Akira Kosemura)×中島佑介(POST)
詳細はPOSTホームページにてご確認ください。
 

[QUIET NOISE出展予定作品]
untitled 2018 Ink,acrylic,watercolor and pastel on paper 150mmx120mm ©2018 Kosuke Ichikawa All Right Reserved.


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【同時開催】
KOSUKE ICHIKAWA EXHIBITION “street cred” by QUIET NOISE
会期:2018年8月3日(金)-8月12日(日)11:00-20:00 ※土日祝のみ営業・平日アポイント制
会場:QUIET NOISE arts and break
   〒155-0032 東京都世田谷区代沢2-45-2 1F
展覧会URL:http://www.quietnoise.jp/event/kosuke-ichikawa-exhibition-street-cred-by-quiet-noise.html


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曖昧で不鮮明なイメージが鮮明に描かれているこのシリーズを初めて見た瞬間、懐かしいわけがないはずなのになぜか若干の懐かしさを感じ、
そして同時に潜在的にあったのかもしれない遠い記憶や、想像が生み出した無いはずの記憶が頭を一瞬よぎり、その作品の美しさと怖さに涙を流した。
あの体験はなんだったのだろうと今でも思う。

水性インクをメインにパステル、アクリル絵具、淡彩などで描き、そこから更にヤスリで削りまた描きを繰り返す本シリーズは、
他人の記憶から自分の記憶、そしてそれがまた他者の記憶へとすり替えられていくという記憶と時間のズレを表現しており、
鑑賞者の想像力を働かせ、見る人それぞれが様々な感情を生み出す作品であると私は思い、再びこのシリーズの作品たちと対峙できることにとても興奮している。


QUIET NOISEディレクター 井上竜介


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写真:鬼海弘雄

<作家略歴>

市川孝典 / KOSUKE ICHIKAWA


日本生まれ。美術家。
13歳の時に、鳶職で貯めたお金をもって、あてもなく単独でニューヨークへ渡る。 アメリカやヨーロッパ各地を遍歴する間に、絵画に出会い、後、さまざまな表現方法を用いて、独学で作品 制作に取り組む。 帰国後、その類いまれなる体験をした少年期のうすれゆく記憶をもとに、線香の微かな火を使って絵を仕立てる新しいスタイルで発表した作品は、「現代絵画をまったく異なる方向に大きく旋回させた〈線香画〉と称され、メディアに大きく取り上げられるなど、国内外で熱い視線を浴びている。

http://www.ichikawakosuke.com
https://instagram.com/kxixdxs

[Exhibition] Takashi Homma /その森の子供

Added on by Yusuke Nakajima.

7/2より、ホンマタカシが2011年に発表した作品集「その森の子供」を展示販売します。

その森の子供02.jpg

2011年にホンマタカシが発表した「その森の子供」は、震災後の福島の森とそこに生えるきのこを撮影したシリーズです。代々木のBlind Gallery(現在は閉廊)のオープニング展でこの作品は発表され、同タイトルの写真集も刊行されました。

カバーの色は「森」を連想させるグリーンと「きのこ」を連想させるベージュの2色で展開、タイトルと作家名に引かれた消し線が特徴的なブックデザインは田中義久によるもので、彼はこの写真集で2013年のJAGDA賞(ブックデザイン部門)を受賞しています。

950部制作されたソフトカバーの通常版はすでに絶版となっていますが、この度同時期に制作した50部限定の豪華版がギャラリーの倉庫からデッドストックで見つかりました。展示の会期中に会場でのみ販売されていたこの豪華版はハードカバーの仕様で、キャビネサイズのプリントが一枚付属しています。

今回POSTでは、付属するプリントをすべて異なる作品に変更した、特別仕様の豪華版を展示販売します。また、これまでにホンマタカシが出版してきた写真集に、収録作品から1点のプリントが添付したスペシャルエディションも合わせて展示します。

会期:2018年7月3日(火)〜7月22日(日)
営業時間:12:00 〜20:00 月曜休

[Talk Event] 2018/5/22(火): 3 publishers from Switzerland

Added on by Yusuke Nakajima.

この度POSTでは、スイスのアートブック出版を牽引する3つの出版社を招いたトークイベントを開催します。

ゲスト:ラース・ミュラー(Lars Müller Publishers)
    クリスチャン・シュワイツァー(Edition Patrick Frey)
    パトリック・シュネーベリ(Scheidegger & Spiess)

Lars Müller Publishers

1冊のアートブックは作家や写真家の作品そのものだけでなく、編集やグラフィックデザイン、印刷や造本といった様々な要素によって成り立っています。
その制作過程では、関係者同士のコミュニケーションを円滑化し、協働がスムーズに行えるような環境作りを担う出版社の役割は大きく、本の最終的な仕上がりは出版社の仕事にかかっていると表現しても過言ではありません。

今回登壇する3つの出版社は、豊かなデザインの歴史を持つスイスを拠点としながら30年以上の歴史を持ち、良質なアートブックを刊行し続けてきただけでなく後の世代にも大きな影響を与え、今日のスイス出版文化を築いてきたブックメイカーです。
このトークイベントは、それぞれの出版社がこれまでに刊行してきたアートブック、そしてそれぞれの出版社が注目する気鋭の出版社による刊行物を事例としながらスイスの出版文化を紹介しつつ、普遍的に共通するアートブック出版の文化的価値を検証する試みです。
アートブックにまつわる環境が変化している現在、出版がどんな意義を持っているのか、出版文化の最先端を切り拓いてきたブックメイカーによる貴重な見識が交わされます。

Edition Patrick Frey

<開催概要>
日時:2018年5月22日(火) 19:00 - 20:30(18:30開場)
場所:POST
登壇者:ラース・ミュラー(Lars Müller Publishers)
    クリスチャン・シュワイツァー(Edition Patrick Frey)
    パトリック・シュネーベリ(Scheidegger & Spiess)
定員:35名
参加費:1,000円(税込)
要予約

ご参加をご希望の方は、件名に「5/22(火)トークイベント参加希望」、本文に以下の必要事項をお書き添えのうえ、post@post-books.jpまでお申し込みください。
・お名前
・お電話番号
・ご参加人数

Scheidegger & Spiess

<登壇者(出版社)詳細>
Lars Müller Publishers
スイス、バーデンを拠点とする出版社で、ノルウェー人であるラース・ミュラーが1983年に設立。
現在までに400を超えるタイトルを出版。
自身もデザイナーとして活躍するラース・ミュラーの手がける書籍の数々は、「Helvetica: Homage to a Typeface」に代表されるように建築、デザイン、コンテンポラリーアートといった幅広い題材をユニークな視点から編 集/提起してきた。
彼らが出版活動の目的を「見る目を養う場所」と明示している徹底した本作りは、世界的なヴィジュアル関係出版社の中でも定評を獲得している。
https://www.lars-mueller-publishers.com/

 

Edition Patrick Frey
創設者パトリック・フレイによって1986年に設立された。活動の拠点はスイス、チューリッヒに置かれている。
これまでに250冊以上の書籍を刊行し、いずれのタイトルもレアブックと称される。
その理由は単に出版部数が少ないからではなく、ユニークなもの、今までなかったもの、誰も出版しないであろうものを作るように心がけているからだ。
Edition Patrick Freyは、主にスイスのアーティストとのコラボレーションが多いが、常に国境を越えた場所での本の役割を視野に入れ、国際的アーティストとのコラボレーションも手がけている。
また、特に若いアーティストのために初めての出版機会としてのプラットフォームを提供するという目的もある。
現在では年間12冊の本を制作しており、主に写真、アート、また日常生活やポピュラーカルチャーを扱ったプロジェクトに関するテーマにフォーカスを当てている。
https://www.editionpatrickfrey.com/

 

Scheidegger & Spiess
1962年に設立、アートや写真、建築を主題とした本を刊行する、スイスを代表するアート系出版社のひとつ。
アーティストや建築家、写真家たちと の協働で制作する書籍は、入念な編集作業のもと美しいプロダクトへと昇華され、視覚的にも惹きつけられるクオリティの高いブックデザインはこの出版社の誇る特徴でもあり、アイデンティティにもなっている。
http://www.scheidegger-spiess.ch/

[Exhibition] ARTIST | WORK | LISSON

Added on by Yusuke Nakajima.

1967年の設立以来、世界的なアーティスト達と共に現代アートシーンに大きなインパクトを与え続けているイギリスを代表する老舗アートギャラリー「LISSON GALLERY」。2017年に創立50周年を迎えた同ギャラリーが、これまでのアーティスト達との歩みやギャラリーの歴史を貴重な資料を元に制作したアーカイブブック『ARTIST | WORK | LISSON』の刊行を記念し、 POSTでフェアを開催いたします。

『ARTIST | WORK | LISSON』は、マリーナ・アブラモヴィッチ(Marina Abramović)に始まり、アイ・ウェイウェイ(Ai Weiwei)、ローレンス・ウィナー(Lawrence Weiner)まで、同ギャラリーに所属してきたアーティスト達をアルファベット順に掲載。1000 ページを超えるボリュームとなる同書には、同ギャラリーで行われてきた 150 名以上のアーティスト達による 500 以上に及ぶ展覧会記録と共に、この半世紀で重要とされてきた批評家達が寄せたテキストやレビュー、過去出版物からの抜粋などが添えられる形で収録。これらのアーカイブの中には、リチャード・ディーコン(Richard Deacon)によるスケッチやソル・ルウィット(Sol LeWitt)が手書きで残したカタログレイアウト、更にはカール・アンドレ(Carl Andre)の書いたインスタレーションの指示書にダン・グラハム(Dan Graham)の展覧会メモに加え、アーティスト達がギャラリーの創設者、ニコラス・ログズデイル(Nicholas Logsdail)に宛てたポストカードなど、多種多様な資料も収められており、非常に充実したコレクションが詰まった1冊となっています。

本書のデザインはオランダ人デザイナー、イルマ・ボーム(Irma Boom)によって手掛けられ、表紙には、1970 年代から同ギャラリーに所属してきたフランス人アーティスト、ダニエル・ビュレン(Daniel Buren)が特別に制作したアートワー クが起用されています。

今回のフェアでは、LISSON GALLERY が所属アーティスト達に依頼をし、特別に制作された各アーティスト 10 部限定のリミテッドエディションも展示販売。アーティストが直接カバーにアートワークを施した“ハンドメイドエディション ” と、本書の為に提供されたアートワークをデジタルプリントした“デジタルエディション”の2種類をセレクトしご紹介します。その他、本書デザイナーのイルマ・ボームが本フェアの為に特別にデザインをしたポスターや、同ギャラリー のトートバッグなどの関連グッズも展開します。

また今回のフェア開催に伴い、LISSON GALLERY より『ARTIST | WORK | LISSON』の編集者であり同ギャラリーのコンテンツ・チーフを務めるオシアン・ワード(Ossian Ward) が来日し、TARO NASUでの個展「Moonlighting」(5月19日〜6月16日)開催に伴い来日となるライアン・ガンダー(Ryan Gander)をゲストに迎えてのトークイベントを開催いたします。

展示概要

会期:2018年5月15日(火)〜 6月3日(日) 
住所:東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
時間:12:00-20:00 / 月曜定休
電話:03-3713-8670
http://post-books.info
企画:twelvebooks
協力:LISSON GALLERY、TARO NASU

アーティストトーク

日時:2018年5月18日 (金) 17:30-18:30 ※17:00 開場
場所:POST
登壇者:Ryan Gander
定員:35 名
料金:1,000 円(税込)

※2018/5/16(水)追記
本イベントは定員に達したため、お申込を締め切らせていただきました。


ライアン・ガンダー「Moonlighting」
日程:2018年5月19日(土) - 6月16日(日)
場所:TARO NASU
住所:東京都千代田区東神田1-2-11
時間:10:00-18:00 / 日月祝 休
詳細:http://www.taronasugallery.com/exhibition/forthcoming/

Ryan Gander_photo by Freeman Abayasekera.jpg

作家略歴
ライアン・ガンダー | Ryan Gander
1976年イギリス、チェスター生まれ。イギリスとオランダで美術を学び、現在ロンドンを拠点として活動する。2000年代初頭より、CCAワット・インスティテュート現代美術館(2007)やアムステルダム市立美術館(2007、2003)、ソロモン・R・グッゲンハイム美術館(2010)、パレ・ド・トーキョー(2012)など世界中の現代美術館で数多くの個展を開催、またドクメンタや各地のビエンナーレをはじめとした展覧会へも参加し、受賞を重ねる。日本では銀座メゾンエルメス(2011)国立国際美術館(2017)などで個展を開催。作品はテート・モダン等世界各国の美術館に所蔵されている。

 

書籍概要

タイトル:『ARTIST | WORK | LISSON』
ページ:1,152 ページ
サイズ:297 x 210 mm
ISBN:978-0-947830-63-2

刊行年:2017 年
出版社:LISSON GALLERY
国内流通:twelvebooks
価格:12,000 円(税別)

リミテッドエディション / 参加アーティスト

ハンドメイドエディション:
リチャード・ロング(Richard Long)/ マリーナ・アブラモヴィッチ(Marina Abramović)/ リチャード・ディーコン (Richard Deacon)/ アンジェラ・デラクルス(Angela de la Cruz)/ ライアン・ガンダー(Ryan Gander)/ クリスチャン・ ヤンコフスキー(Christian Jankowski)/ ジョイス・ペンサトー(Joyce Pensato)/ スタンレイ・ホイットニー(Stanley Whitney)

デジタルエディション:
アイ・ウェイウェイ(Ai Weiwei)/ コリー・アーケンジェル(Cory Arcangel)/ アート & ランゲージ(Art & Language)/ ア ダム・ブルームバーグ & オリバー・チャナリン(Adam Broomberg & Oliver Chanarin)/ トニー・クラッグ(Tony Cragg)/ シール・フロイヤー(Ceal Floyer)/ スペンサー・フィンチ(Spencer Finch)/ カルメン・エレーラ(Carmen Herrera)/ アニッ シュ・カプーア(Anish Kapoor)/ ティム・リー(Tim Lee)/ 宮島達男 / ジョナサン・モンク(Jonathan Monk)/ ジュリアン・ オピー(Julian Opie)/ フロリアン・プムヘスル(Florian Pumhösl)/ ラシッド・ラーナ(Rashid Rana)/ ヨリンデ・フォー クト(Jorinde Voigt)/ チャード・ウェントワース(Richard Wentworth)

LISSON GALLERY | リッソンギャラリー
イギリス人アートディーラー、ニコラス・ログズデイル(Nicholas Logsdail)によって設立されたアートギャラリー。 1967 年の設立以降、数多くのアーティストたちのキャリア発展に大きく貢献してきており、出身アーティストにはソ ル・ルウィット(Sol LeWitt)やリチャード・ロング(Richard Long)といったミニマル・アートやコンセプチュアル・アー トの重鎮に加え、アニッシュ・カプーア(Anish Kapoor)やリチャード・ディーコン(Richard Deacon)、シラゼ・ハウシャリー(Shirazeh Houshiary)、トニー・クラッグ(Tony Cragg)らイギリスを代表する彫刻家たちが名を連ねる他、アイ・ウェイウェイ(Ai Weiwei)やダニエル・ビュレン(Daniel Buren)、ライアン・ガンダー(Ryan Gander)、宮島達男、ジュリアン・ オピー(Julian Opie)など国際的なアーティストを数多く取り扱う。2017 年にギャラリー創立 50 周年を迎えた。www.lissongallery.com

同時開催
LISSON GALLERY 50th ANNIVERSARY『ARTIST | WORK | LISSON』刊行記念フェア

会場:代官山 蔦屋書店
会期 : 2018 年 5 月 11 日(金)〜 27 日(日)
住所:東京都渋谷区猿楽町 17-5
営業時間 : 7:00 ~ 深夜 2:00 (店舗営業時間に準ずる)
電話 : 03-3770-2525
http://real.tsite.jp/daikanyama/event/2018/04/lisson-gallery-50th-anniversary-artist-work-lisson.html
企画:twelvebooks
協力:LISSON GALLERY、Tatsuo Miyajima Studio

アーティストトーク

日時:2018年5月11日(金)19:30-21:00 ※19:15 開場
場所:代官山 蔦屋書店 1 号館 2 階 イベントスペース
登壇者:宮島達男、Ossian Ward
定員:70名
料金:『ARTIST | WORK | LISSON』購入(12,000 円 / 税別)もしくはイベント参加券(1,500 円 / 税込) http://real.tsite.jp/daikanyama/event/2018/04/lisson-gallery-50th-anniversary-artist-work-lisson-1.html

[Exhibition / Start] 川内倫子 / はじまりのひ

Added on by Yusuke Nakajima.

本日4/27(金)より、川内倫子による写真絵本『はじまりのひ』の出版記念展がスタート。

収録作品のオリジナルプリントとテキストによるインスタレーション、ぜひご覧ください。

なお、今夜19時よりオープニングレセプションを開催します。
ご予約不要、どなたでもご参加いただけますので、お誘いあわせのうえお気軽にご参加ください。
会場でお待ちしております。

[Exhibition] 川内倫子 / はじまりのひ

Added on by Yusuke Nakajima.

この度POSTでは、川内倫子による写真絵本『はじまりのひ』の刊行を記念して展覧会を開催いたします。

川内倫子「はじまりのひ」 © Rinko Kawauchi

本書に収録されている作品は、主に出産という大きな出来事を経験した前後に撮影されています。
その経験はおのずと、写真家の視点を日々の暮らしのなかで出会う風景や小さな生き物たちへと導いていきました。

子どもを授かったことで生まれた気づきが、
川内のみずみずしい感性を通して、写真と短いテキストとで織りなされる写真絵本となってあらわれます。

のちがひとつ生まれることと、いのちがひとつ終わることは、どこかでつながっていて、
生きている時間には、大切なものに出会うことも、失うこともあるということ。
でも、それらすべては新しく何かがはじまっていく、 次の「はじまりのひ」でもあるのです。

身近な出来事を被写体にしている点は、奇しくも彼女の初期作品「うたたね」に通じるところでもあります。
初個展から
20年ほどの歳月を経た節目の年に、妊娠・出産を経て初期作品の世界に還ってゆく。
写真家自らの言葉を借りるならば、ここでようやく「一巡した」のかもしれません。

この写真絵本は、これから自らの世界を切り拓いてゆく子どもたちに触れてほしい一冊でありながら、
同時におとなたちにとっても共感を呼び、写真集としても存分に楽しめるものとなることでしょう。
まるで、新しい一歩を踏み出そうとするすべてのひとに贈られるはなむけのエールのようです。

川内倫子「はじまりのひ」 © Rinko Kawauchi

展覧会概要
川内倫子 / はじまりのひ
会期
:2018427()-513()
会場:POST 150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
時間:12:00 - 20:00
定休日毎週月曜日
オープニングレセプション
:2018427() 19:00-21:00

 <トークイベント> 
日時:2018429(日祝) 17:00-18:30(16:30開場)
登壇者伊藤康「母の友」編集長、川内倫子
参加費
:1,000ワンドリンク付)
※トークイベントは展覧会の会場にて開催するため、開催時には展示をご高覧いただくことができかねます。あらかじめご了承くださいませ。


※2018/4/25(水)追記
本イベントは定員に達したため、お申込を締め切らせていただきました。
 

プロフィール
伊藤 康

1977年愛知県生まれ。2004年より福音館書店勤務。
「こどものとも」編集部在籍時には絵本『へろへろおじさん』や『どっとこどうぶつえん』にかかわる。

 

川内倫子「はじまりのひ」 © Rinko Kawauchi

作家略歴
川内倫子
1972年、滋賀県生まれ。
2002年、『うたたね』『花火』で第27回木村伊兵衛写真賞受賞。
2009年には第25ICP インフィニティ・アワード芸術部門を受賞するなど、国際的にも高い評価を受け、国内外で数多くの展覧会を行う。
最新写真集に『
Halo』がある。

書籍概要
川内倫子『はじまりのひ』
仕様
合紙並製本
ページ数
:32ページ
写真点数
カラー20
サイズ
:B5変型(240mm x 185mm)
出版社求龍堂
販売価格
:2,315+

[SPOT: Yoshihisa Tanaka] 会期延長/トークプログラム第3回目のお知らせ

Added on by Yusuke Nakajima.

現在開催中の[SPOT: Yoshihisa Tanaka] 、今週末の4/8(日)までを予定していた会期を4/22(日)まで延長いたします。また、延長に合わせて第3回目のトークプログラムも開催いたします。

SPOT: 田中義久
会期:4/22(日)まで
時間:12:00 - 20:00
定休日:毎週月曜日
協力:アイデア編集部

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トークプログラム
第3回目
日時:2018年4月20日(金) 19:30 - 21:00(19:00開場)
登壇者:磯谷博史、田中義久
参加費:500円
要予約

第3回目のトークプログラムでは、ゲストに美術家の磯谷博史氏をお招きします。磯谷氏は[idea No.381]にテキストを寄稿していますがその中で触れられている、蕎麦屋で二人が意見を交えた席が、偶然にもこのトークが開催されるちょうど1年前の2017年4月20日の出来事でした。
この時、磯谷氏はバウハウスについて、田中氏はアムステルダム市立美術館についてを例にしながら美術作品とデザインの境界についての見識を交差させました。このトークは一年前の意見交換を公に共有しつつ、さらに深めていく機会になるでしょう。

イラスト:田中せり

磯谷博史
1978年生まれ。美術家。東京藝術大学建築家を卒業後、同大学院先端芸術表現科および、ロンドン大学ゴールドスミスカレッジで美術を学ぶ。写真、彫刻、ドローイングの複合を通して、事物への認識を再考している。主な展覧会に「The Spector of Surrealism ポンピドゥーセンター40周年記念展」(Atelier des Forges、アルル、2017)「囚われ脱獄、囚われ脱獄」(CAPSULE、東京、2016)「The Beach That Never Was」(ICAS、シンガポール、2014)「Lag」(LISTE、バーゼル、2014)「Duality of Existence」(Friedman Benda、ニューヨーク、2014)「Personal Structures」(Palazzo Bembo、ヴェニス、2013)など。並行し、共同ディレクターとしてプロジェクトスペースstatementsの企画に関わり、企業でアートディレクターとしての職務に就く。
http://www.whoisisoya.com/

定員に達したため、お申し込みを終了いたしました。

[Talk Program] SPOT 田中義久:関連トークプログラム ①2018/3/28(水) ②2018/4/6(金)

Added on by Yusuke Nakajima.

現在POSTで開催中の展覧会 [SPOT: 田中義久] に合わせたトークプログラムを開催します。

本企画では [idea No.381 越境の遍歴 田中義久のパースペクティブ] にテキストを寄せるデザイナーや編集者、関係者をゲストに招き、 誌面には書かれていない田中義久の遍歴を辿ります。

第1回目
日時:2018年3月28日(水) 19:00 - 20:30(18:30開場)
登壇者:大原大次郎、田中義久
参加費:500円

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大原大次郎
1978年神奈川県生まれ。
2003年武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業。 同年omomma設立。
タイポグラフィを基軸としたデザインワークや映像制作に従事するほか、 展覧会、ワークショップ、出版、パフォーマンスなどを通して、 言葉や文字の新たな知覚を探るプロジェクトを多数展開する。
2014年JAGDA新人賞、東京TDC賞受賞。
http://oharadaijiro.com/



 

第2回目
日時:2018年4月6日(金) 19:00 - 20:30(18:30開場)
登壇者:古賀稔章、田中義久、中島佑介(POST)
参加費:500円

古賀稔章
1980年福岡県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。雑誌「アイデア」の編集者を経て、近年は、グラフィックデザインやタイポグラフィに関する執筆・翻訳・研究活動を個人として行う一方、アーティストやデザイナーとの協働による印刷物の編集や批評的実践にも自発的に関わる。
生活文化誌「疾駆」で連載中。


中島佑介
1981年長野生まれ。ブックショップ「POST」代表。
ブックセレクトや展覧会の企画、書籍の出版、DOVER STREET MARKET GINZAをはじめとするブックシェルフコーディネートなどを手がける。
2015年からはTOKYO ART BOOK FAIRのディレクターに就任。
http://post-books.info/



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ご参加をご希望の方は post@post-books.jp まで
・お名前
・お電話番号
・参加希望日:3/28(水) or 4/6(金)
・参加人数
を明記のうえお申し込みください。

[Event] EASTERN vol.2 「釣りに行こう」 東京会場プログラム

Added on by Yusuke Nakajima.

この度POSTでは、VOSTOKが企画・主催するイベント「EASTERN vol.2」の東京会場として、ふたつのプログラムを開催する運びとなりました。

EASTERNとは、東京と根室のふたつの東から育まれていくもの、出会うものを通して、これからの新しい暮らしを一緒に探っていくプロジェクトです。

vol.2のテーマは「釣りに行こう」。
釣りをキーワードにした展示やワークショップ、オリジナルプロダクトの販売をいたします。
ぜひお越しください。


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EASTERN vol.2 「釣りに行こう」
No.1 Talk show・slide installation
「東端に立つ」


第2回目のEASTERNでは最も身近な狩猟としての「釣り」をテーマとしました。
釣りをしていると、時間や環境の循環など見えないものが見えてくることがあります。
フィールドワークから見えない時間を感じさせる写真を撮られている津田直さんのトークショーを開催。また「東端に立つ」スライドショーを上映します。津田直さんの今の暮らしにも繋がる楽しいお話と、大画面に映し出される根室の風景をお楽しみください。

トークショー&スライドショー
日時:2018年3月24日(土) 14:00-15:30
会場 : POST  東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
参加費 : 無料 (予約制)

申し込み方法:
電話予約 VOSTOK labo 0153-24-0555 またはインスタグラムダイレクトメッセージにて

No.2 Work shop
獣毛や鳥の羽でアクセサリーをつくる

 

開催にあたって

人の生活の側で私たちと直接的にまた間接的に関わり合いながら共に暮らしているクマやシカや鳥。
彼らは美しい翼で空を飛び、今も雪が舞う森を闊歩している。
フライフィッシングはそうした動物の毛や羽を使って、虫や小魚の毛針を作り、新たな生命感を吹き込んで魚を釣る遊びです。
いにしえの人々は空から俯瞰して眺める目を、強靭な体を、森を駆け抜ける疾風を身につけようと、彼らの毛や羽でアクセサリーを作っていた。
野生動物や自然との距離が開きつつある今の生活に、同じ時に生きる彼らの輝きをアクセサリーやブローチにしてみませんか?

 

ワークショップ
日時:2018年3月25日(日) 13:00〜   /   16:00~(約2h)
会場 : POST  東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
参加費(材料代込み・飲み物付き):2,500円

申し込み方法:
電話予約 VOSTOK labo 0153-24-0555 またはンスタグラムダイレクトメッセージにて

◼︎ブローチ・ピアス・イヤリング から選択
◼︎ドリンク付き