[Exhibition] Tomasz Gudzowaty, PROOF

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Steidl社の新しい作品集刊行に合わせて、6/25より、代官山のSpeak Forで展覧会が開催されます。

Tomasz Gudzowaty, PROOF
2016年6月25日(土)~7月1日(金)
会場:Speak For B1F/B2F
住所:東京都渋谷区猿楽町28-2
開廊:11:00 ~ 19:00

© Tomasz Gudzowaty 2016

© Tomasz Gudzowaty 2016

 本作品「PROOF」は、ポーランドの写真家であるトマシュ・グゾバティが管理していたアナログプリントに偶然の美がもたらした、新しい表現の境地に焦点を当てたものです。本展覧会は、優れたクオリティの作品群でよく知られるトマシュの所有している、写真撮影の工程における副産物として認識されていた 「Polaroid TYPE 55」というフィルムのインスタント写真を用いた作品群で構成されています。 

 すでに生産を中止されており、大判カメラを使う写真家から熱狂的に愛用されていたこの白黒フィルムは、撮影時にネガフィルムに加えて正像のインスタント写真ができます。このインスタント写真は通常処分されてしまうか、ネガフィルムからプリントをする前のイメージ確認用として保管される程度の扱いをされていました。本作品「PROOF」は、このインスタント写真の持っている芸術性を主題としました。インスタント写真には撮影された直後には鮮明な像が現れていますが、時間の経過とともに、コントロールも予測も不可能な偶然の科学反応がゆっくりと進み、思いがけない変化を図像に与えます。その変化は、ネガからプリントされた写真とはちがった「写真性」を含み、芸術写真としての強度をより高める効果をもたらしました。不完全で時に感光不足、または過剰に感光し、擦れてしまったり像が見えにくくなっていたりするこのインスタント写真は、時間の経過による変化を記録し、予期しなかった繊細な美しさが備わっています。

© Tomasz Gudzowaty 2016

© Tomasz Gudzowaty 2016

 今回、展覧会のパートナーとなっているのは、世界最高峰のアート出版社と謳われるドイツのSteidl社と、同社の設立者であるゲルハルト・シュタイデルです。ゲルハルトは本展覧会準備のために来日し、会場候補地の選定から展示プランの作成、会場設営方法までを細かく検証してきました。またドイツのSteidl社が制作した同タイトルの写真集も刊行されます。本展は全世界の巡回を予定しており、東京での展示が世界で最初の場となります。

「不完全性は写真の本質的な部分で、写真の媒体としての忠実性に対する対価でもあり、それはある意味、瞬間の偶然的な介入といえる。このコンタクトプルーフはまさに、『写真性』ー写真の本質に不完全性があることーについての証拠として存在している」
---トマシュ・グゾバティ 

 本展に合わせ、トマシュ、ゲルハルトが来日し、レセプションには両者が在廊します。世界中を巡り、優れた作品群を数多く残してきたトマシュの美的センスと、世界中のトップクリエイターから絶大な信頼を寄せられているゲルハルトの芸術に対する深い理解、クリエイティブによって生まれた展覧会をぜひご高覧ください。

レセプション 
2016年6月24日(金)19:00 ~ 20:30
会場:Speak For B1F
住所:東京都渋谷区猿楽町28-2

ブックサイニングイベント
2016年6月25日(土)
19:30 ~ 21:00
会場:代官山 蔦屋書店 2号館1F
住所:東京都渋谷区猿楽町17-5

主催
Steidl Publishers
Düstere Straße 4 37073 Göttingen
Germany
T +49 551 496060
W http://steidl.de

協力
株式会社limArt
東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
T 03 3713.8670
W http://post-books.info

トマシュ・グゾバティ
(Tomasz Gudzowaty、1971年ワルシャワ出身)
これまでに世界100カ国以上を旅し、野生やスポーツ、社会情勢などをテーマに活動を続けるドキュメンタリー・肖像写真家。彼の作品はイギリスの「ガーディアン」や「ナショナルジオグラフィック」「British Journal of Photography」「L’Equipe」「イタリアンヴォーグ」などの紙面で発表されてきました。数多くのコンペティションにおいてグランプリ受賞 やファイナリストに選ばれるなど、世界中で高く評価されています。2016年には作品集「Beyond the Body」と「Closer」がSteidl社から出版されています。 http://gudzowaty.com/

※関連書籍の紹介はこちら
 Tomasz Gudzowaty / Closer

ゲルハルト・シュタイデル
(Gerhard Steidl、1950年ゲッティンゲン出身) 
1967年にデザイナー、出版人としてのキャリアをスタート。1968年、出身地であるドイツのゲッティンゲンでSteidl社を創設、美術展のポスターの印刷から着手し、ヨーゼフ・ボイスなどのアーティストが顧客に。1972年に初となる書籍を出版。以降、政治、ノンフィクションから、文学、厳選されたアートや写真の本へと活動を広げ続けています。
★ドキュメンタリー『世界一美しい本を作る男』ウェブサイト: http://steidl-movie.com
 

Steidl 社
 Steidl社は印刷から製本、出版までのすべての行程を社内で手がける世界で最も洗練された出版社のひとつです。出版人ゲルハルト・シュタイデル氏は、アートからファッション、文学など様々な分野におけるアーティストや著者に寄り添い、彼らが「魔法を生み出す」手助けをし、「アートとしての書籍」を読者の元へと届けてきました。
 紙や印刷への強いこだわりを持つシュタイデル氏自身が、紙や装丁用クロスの選定から編集、デザイン、印刷まで、制作におけるすべての行程に関わることで、それぞれの作品に合ったフォーマットを見出し、コンセプトを具体化した本を世に送り出しています。
 これまでに、ロバート・フランクからカール・ラガーフェルド、ロバート・アダムス、エド・ルシェ、ロニ・ホーン、ルイス・ボルツ、ユルゲン・テラー、ジョエル・スタンフェルド、ブルース・デヴィッドソンなどの著名作家のほか、若手のアーティストや写真家たちの作品集を精力的に手がけています。 https://steidl.de/

[MACK] Website / Shopping Bag / Brochure

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POSTのウェブサイトを更新、現在特集中のMACK仕様になりました。
http://www.post-books.jp/

店頭にはショッピングバッグが入荷しています。
※完売しました。ありがとうございました。

 

また、展開タイトルの一部につきましては、店頭で配布しているブロッシャーに説明文(日本語)を掲載しています。
ご来店の際はお手にとってご覧ください。

[MACK FEATURE] PHOTOBOOK LETCURE: VOL.3「アメリカンフォトグラフィー:ロードトリップと辺境の先にあるもの」

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イギリスの出版社「MACK」の特集の開催を記念した連続写真集講義「MACK FEATURE:フォトブック・レクチャー」、第3回目を開催いたします。

今回は、ニューヨークで長年暮らし、数多くの展覧会のキュレーションや写真集の編集を手掛け、今年2月には日々Facebookに投稿し続けてきたアートにまつわる記事をまとめた著書「アートの入り口 - 美しいもの、世界の歩き方[アメリカ編]」を刊行された河内タカ氏を講師に招き、アメリカンフォトグラフにおける「ロードトリップ」、「サバービア(郊外)」、「辺境」をキーワードに、MACKから刊行されているアレック・ソス(Alec Soth)写真集「Songbook」や「Gathered Leaves」、その他ロバート・フランクの写真集などを資料にレクチャーをしていただきます。

  ※会場では、河内氏著書「アートの入り口 - 美しいもの、世界の歩き方[アメリカ編]」も販売致します。

MACK FEATURE:フォトブック・レクチャー
VOL.3「アメリカンフォトグラフィー:ロードトリップと辺境の先にあるもの」
講師:河内タカ(アマナサルト ディレクター)
日程:201662
時間:19:00 – 20:30
場所:POST
定員:25
参加費:1,000
主催:twelvebooks

※2016/5/27追記
定員に達しましたので、募集を締め切らせていただきました。

 

講師コメント

MACK関連のイベントは、実は今回で三回目となります。第一回目は故柳本浩市さんと登壇し、MACKの書籍から好きな3冊選んで、それぞれその魅力を紹介しあうというイベントで、ぼくはルイジ・ギッリの「KODACHROME」などを選びました。第二回目がミネソタに住むアレック・ソスとSKYPEでつなぎ、彼の顔が“ビッグブラザー”並みに大きく写し出されたモニターに向かっての2時間近くに及ぶトークイベントでした。そして、今回は1930年代以降から現在にいたる、アメリカ写真に関して欠かすことのできない「ロードトリップ」や「ストリートフォトグラフィー」をキーワードにして、いろいろお話したいと思います。

河内タカ(かわち・たか)
サンフランシスコのアートカレッジへ留学。卒業後、ニューヨークに拠点を移し、現代アートや写真のキュレーションや写真集の編集を数多く手がける。2011年に帰国、アマナが創設したフォトコレクションのチーフディレクターに就任し、日本人作家に限定した550点にも及ぶ写真作品を収集。90年代後半より現在まで、アートや写真に関する執筆活動も行ない、Facebookでアートにまつわるエッセイを日々発信、今年2月には初の著書『アートの入り口 美しいもの、世界の歩き方 [アメリカ編] 』を刊行。まもなくその続編となる [ヨーロッパ編] の刊行が予定されている。

[MACK FEATURE] PHOTOBOOK LETCURE: VOL.2「ドイツ写真の現在2016」

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恵比寿のブックショップ「POST」でのイギリスの出版社「MACK」の特集の開催を記念した連続写真集講義「MACK FEATURE:フォトブック・レクチャー」を開催いたします。

 第2回目は、東京国立近代美術館主任研究員の増田玲氏を講師に招き、欧米から日本まで、世界の写真を視野に入れたMACKのラインナップにおいても、独特の存在感を示しているドイツ出身の写真家たちに焦点を当て、源流としてのベッヒャー夫妻から、彼らに学んだベッヒャー派、そして旧東独出身の写真家たちなど、ドイツ現代写真の系譜をたどりつつ、ドイツ写真の現在とその特質を考えていきます。

 

MACK FEATURE:フォトブック・レクチャー
VOL.2「ドイツ写真の現在2016」


講師:増田 玲(東京国立近代美術館主任研究員)
日程:2016526
時間:19:00 – 20:30
場所:POST
定員:25
参加費:1,000円
主催:twelvebooks

定員に達しましたので、募集を締め切らせていただきました。

講師コメント

トーマス・シュトゥルートやトーマス・デマンド、ミヒャエル・シュミットらの出身国ドイツからは、90年代以降、シュトゥルートやグルスキーたち、いわゆるベッヒャー派の写真家たちや、昨年の大阪での個展が話題を呼んだヴォルフガング・ティルマンスなど、国際的に注目される写真家が数多く登場してきました。ドイツ現代写真の系譜を、背景としてのドイツの社会や文化なども踏まえて概観しつつ、彼らの近作について考えてみたいと思います。

増田 玲(東京国立近代美術館主任研究員)
1992年より東京国立近代美術館に勤務。写真のコレクションおよび企画展を担当。近年の主な担当展覧会に「ジョセフ・クーデルカ展」(2013)、「奈良原一高 王国」展(2014)など。

[MACK FEATURE] PHOTOBOOK LETCURE: VOL.1「ベルティアン・ファン・マネンの写真集に見る編集力」

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POSTでのイギリスの出版社「MACK」の特集及び「MACK CONCEPT TOKYO」サテライトエキシビジョンとしてオランダ人写真家、ベルティアン・ファン・マネン(Bertien van Manen)の展覧会「Beyond Maps and Atlases」の同時開催を記念した連続写真集講義「MACK FEATURE:フォトブック・レクチャー」を開催いたします。

本イベント第1回目は、東京国立近代美術館客員研究員の小林美香氏を講師にお招きします。
MACKから数多くの写真集を発表し、現在POSTで展示中のオランダ人写真家のベルティアン・ファン・マネンの新刊「Beyond Maps and Atlases」を中心に、彼女の写真集を特徴づける編集の仕方や、数々の旅、人との関わり方、記憶などいくつかのキーワードのもと小林氏がセレクトした日本人や欧米作家写真集と見比べながら、本書を読み込んでいきます。

MACK FEATURE:フォトブック・レクチャー
VOL.1「ベルティアン・ファン・マネンの写真集に見る編集力」

講師:小林 美香(東京国立近代美術館客員研究員)
日程:2016年5月12日(木) 
時間:19:00 – 20:30
場所:POST
定員:25名
参加費:1,000円
主催:twelvebooks

定員に達したので、お申し込みを終了しました。

講師コメント
ベルティアン・ファン・マネンの写真集には、観る者を重層的な物語の中に引き込むようなしかけがたくし込まれているように感じられます。彼女が強く影響を受けたというロバート・フランクの写真集や、彼女の作品と響き合うような作家の写真集と見比べながら、写真集を読み込んでいきたいと思います。

講師プロフィール
小林 美香(東京国立近代美術館客員研究員)
写真研究者。国内外の各種学校/機関で写真に関するレクチャー、ワークショップ、ポートフォリオ・レビュー、展覧会を企画、雑誌、ウェブサイトに寄稿。 2010年から東京国立近代美術館客員研究員。

[Exhibition] Bertien van Manen / BEYOND MAPS AND ATLASES

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この度POSTでは、Bertien van Manen(ベルティアン・ファン・マネン)写真展「BEYOND MAPS AND ATLASES」を開催します。

©Bertien van Manen

オランダ人写真家、ベルティアン・ファン・マネン(Bertien van Manen)は、これまで「MACK」から数多くの写真集を発行してきました。
本展は「MACK CONCEPT TOKYO」サテライトエキシビジョンとして開催され、アイルランドを舞台に2013月11月から2015年8月にかけて撮影されたシリーズで構成されます。
タイトルは、北アイルランド出身の詩人、Seamus Heaney(シェイマス・ヒーニー)の詩集『人間の鎖』から引用されています。

そんな所が今後見つかるだろうか
地図や地図帳にはないどこか

はるか彼方の別世界
全てが織り込まれ

まるで草の葉が重なり合い
網目状の巣のような世界が


- シェイマス・ヒーニー 著書
『Human Chain(邦題 : 人間の鎖)』(国分社)内
“Herbal(邦題:植物誌)”より

最初、アイルランドで撮影をしていたとき、自分が何を探していたのか確かではありませんでした。
夫が亡くなり、わたしは人を捉えるのではなく、その空気感を映し出しました。
私は感情と探究心に導かれ、ある種の神話伝説のような場所を切望していました。
そこには、神秘とどこまでも続く大地に広大な空があったのです。

- Bertien van Manen, 2015年9月15日アムステルダムにて

©Bertien van Manen

【展覧会】
Bertien van Manen写真展「BEYOND MAPS AND ATLASES」
会期:2016年4月26日(火) - 5月15日(日)
時間:12:00 - 20:00 / 月休 (※祝日の場合は通常営業)
会場:POST

主催|twelvebooks
協力|Robert Morat

※オープニングレセプションの開催はございません。

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【作家略歴】
ベルティアン・ファン・マネン(Bertien van Manen)
1942年オランダ生まれ。1970年代後半より写真家として活動を開始し、以降小さなアナログカメラと共に世界中で旅をしながら活動する。
オランダを代表する革新的なドキュメンタリー写真家として国際的に高い評価を得ており、MoMA(ニューヨーク近代美術館)など世界各国の美術館で展覧会が開催されている。

【写真集詳細】
Bertien van Manen写真集
「BEYOND MAPS AND ATLASES
仕様:ハードカバー / 60ページ
   260 x 290 mm / カラー
価格:7,800 円+税

[Exhibition] 奥山由之 / THE NEW STORY

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この度POSTでは、奥山由之による写真展「The New Story」を開催いたします。

写真集「THE NEW STORY」は2015年末に、光の捉え方をテーマに一群となった奥山の写真をアート・ディレクターのHiroyuki Kuboが編集して刊行されました。
本展は本書から、奥山が改めて展覧会という形に再構成する試みです。
少部数で発行され、瞬く間に完売となってしまった本書ですが、今回の展覧会に合わせて20部限定のスペシャルエディションを刊行、会場で販売いたします。

©Yoshiyuki Okuyama

「-柔らかいといえば光。晴天でも薄い半透明の照明用の紙でデフューズされたような光。
日本独特な光の構造がそこにはある。太陽からの直接光ではなく、常に反射し拡散された光。
それは複雑に都市の中に、その建築の中に色々な角度で反射する。僕ら人間=動物は環境に左右されて生きている。
もちろん精神、それにともなう文化も、最初に言及した地図上の位置の問題やその独特な光に左右されている、
もっというと規定されている、好むと好まざると。

この本にはそんな日本に、特に東京に独特な光の構造の数々が写っている。
東京じゃない写真も何点かあるにしても、僕はそれらの光を見て、あー東京の写真だなーと思う。」

(ホンマタカシによる序文より抜粋)

©Yoshiyuki Okuyama

【展覧会】
奥山由之写真展「THE NEW STORY」
会期:2016年3月29日(火) - 4月17日(日)
時間:12:00 - 20:00 /月休 (※祝日の場合は通常営業)
会場:POST
※オープニングレセプションの開催はございません。

©Yoshiyuki Okuyama

【作家略歴】
奥山由之 (Yoshiyuki Okuyama)
写真家・映像作家。
1991年1月23日生まれ。大学在学中の2011年に、第34回写真新世紀優秀賞受賞。
受賞作「Girl」が2012年に写真集として出版される。
2015年、約5年間におよび撮りためた写真集「BACON ICE CREAM」が完成。
私家版写真集に「THE NEW STORY」「march」がある。

【写真集概要】
奥山由之写真集「THE NEW STORY」Special Edition
仕様:B4 変型 布張り上製本 80 ページ 20 部限定
   特装箱入り サイン入りプリント付き
価格:35,000 円+税
寄稿:ホンマタカシ
アートディレクター:Hiroyuki Kubo

[Exhitibion: Nobuyoshi Araki Last Year's Photographs]

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3/8より、荒木経惟の未発表作「去年の写真」の展覧会を開催します。

 

本シリーズは荒木氏が1975年に撮影・プリントしたシリーズですが、今日まで発表されることなく保管されていました。この度、日本写真芸術協会 「FAPA」より本シリーズをまとめた作品集が刊行されます。本展は作品集刊行に先立ち、38点からなるシリーズのうち、オリジナルプリント14点を展示いたします。

会期:3月8日〜3月17日
会場:POST 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3 03-3713-8670
営業:12時〜20時 月曜休


会場では、刊行に先立ち写真集の予約を承ります。

「去年の写真 Last Year's Photographs」
写真:荒木経惟
ブックデザイン:田中義久
協力:Taka Ishii Gallery
製作:一般社団法人日本芸術写真協会 
発行:Case Publishing

262mm x 180mm/80ページ/38図版

リミテッドエディション:ハードカバー/特装箱入り/500部限定/7,000円+税 
通常版:ソフトカバー/1500部/2,800円+税


We receive pre-sales order of this monograph

Limited Edition
Hard Cover + Special Box / Edition of 500 Copies / 7,000 Yen + Tax

Normal Edition
Soft Cover / 1500 Copies / 2,800 Yen + Tax

 

 

本作品が国内で展示されるのは今回が最初で最後の機会、ぜひご来場ください。

[Phaidon] Start

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本日2/24(水)より、新しい出版社特集がスタートしました。
今回はアート・写真・デザイン・建築・ファッション・フード・旅行・児童書と幅広く手がけるPhaidon(ファイドン)。

あらゆるジャンルからよりぬきの40タイトルが並んでいます。
ぜひご来店のうえ、お手にとってご覧ください。

[Exhibition] 山口はるみ/ HARUMI GALS

Added on by Yusuke Nakajima.

この度POSTでは、山口はるみの作品集[HARUMI GALS]の出版を記念した展覧会を開催します。

山口は島根県松江市生まれ、東京芸術大学油画科卒業。西武百貨店宣伝部に就職後、フリーランスとなり、1969年PARCOのオープンと同時にその広告制 作にイラストレーターとして参加。1972年よりエアブラシを用いた女性像を描き、一躍時代を象徴するイラストレーターとなりました。

この度刊行された本作品集は、山口はるみがエアブラシで描いた115点の原画・ポスターを収録し、評論家の椹木野衣氏による寄稿「超現実化されるポップアート── 山口はるみのリアリズム絵画」も収録されています。

真っ赤なルージュ、または深紅のマニキュアを連想させる、背表紙の質感が特徴的なブックデザインはオランダ在住のデザイナー、樋口歩によるもの。鮮やかな印刷とゆるやかに前後の作品が連なっていくエディトリアルが冴えたアートブックです。

本展では、会場での作品集先行販売に加え、山口のPARCO時代のエアブラシ作品を中心に、9点の原画を展示いたします。ぜひご来場ください。

< 展覧会 >
日時:2 月20 日(土)~ 3 月6 日(日)
時間:12:00 - 20:00
休廊:月曜日


< ブックローンチ パーティー >
日時:2 月23 日(火)19:00 ~ 21:00

< 書籍詳細 >
HARUMI GALS
182ページ
ソフトカバー/フルカラー/UVオフセット/カバー2種
215mm x 280mm
2016
初版2,000部
4,800円+税(通常版)
15,000円+税(シルクスクリーン付き/サイン・ナンバリング入り/100部限定/スリーブケース入り)

[Talk Event] 河内タカ 『アートの入り口——美しいもの、世界の歩き方[アメリカ編]』 3回連続講義

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この度POSTでは、河内タカ氏による連続講義を開催いたします。

河内氏はニューヨークで現代アートや写真のキュレーションや写真集の編集を手がけたのち、帰国後は株式会社アマナが創設したフォトコレクションのディレクターに就任、日本人作家に限定した550点にも及ぶ写真作品コレクションを選出してきました。

写真コレクション収集のディレクターを務める傍ら、河内氏は2011年からほぼ毎朝、出勤前の時間を使ってFacebook上にアートにまつわる記事を投稿し続けています。
河内氏による日々の投稿は、個人的な経験や考えを交えながらシンプルかつ的確にまとめられており、美術史の教科書のような記述とは異なる親しみやすい文章と着眼点に、多くの読者が共感し刺激を受けてきました。

この度、これまで5年間に渡るFacebookの投稿の中から136編を選び、投稿されたテキストに加筆・改稿をおこない、『アートの入り口——美しいもの、世界の歩き方[アメリカ編]』がシリーズ第一巻として出版されました。

河内タカ&nbsp; / アートの入り口——美しいもの、世界の歩き方[アメリカ編]太田出版368 pagesSoftcover130 x 178 mmJapaneseISBN: 978-47783149412016価格:1,800+税

河内タカ  / アートの入り口——美しいもの、世界の歩き方[アメリカ編]
太田出版
368 pages
Softcover
130 x 178 mm
Japanese
ISBN: 978-4778314941
2016
価格:1,800+税

本書刊行に合わせて開催する今回の3回にわたる講義は、Facebookの投稿のように理解しやすい内容で、河内氏自らにより本書に収録されたアーティストや作品について語られます。

日程:
第1回目「ニューヨーク、ニューヨーク」:  3/19(土) 19時~21時(18時30分開場)
第2回目「アメリカンアート」     :  3/21(月祝) 19時~21時(18時30分開場)
第3回目「モダンフォトグラフィー」  :  3/26(土) 19時~21時(18時30分開場)

参加費:
レクチャーのみ:1,500円+税/各回
レクチャー + 書籍『アートの入り口——美しいもの、世界の歩き方[アメリカ編]』: 3,000円+配送費(レターパックライト334円)+税

各回定員:35名

※各講義は、単独でも複数回でも参加可能です。
※レクチャー+書籍『アートの入り口——美しいもの、世界の歩き方[アメリカ編]』をお申し込み下さった方にはご入金の確認ができた時点で書籍をお届けいたします。(2/16以降、順次発送予定)
予習を兼ねて事前にお読みいただくと当日の講義内容をより深く、楽しみながら理解できます。

 

[お申し込み方法]

Paypalでのお支払いでご予約を承っております。参加をご希望される講義日程のボタンからお選びいただき、Paypalでの決済をお願いいたします。

1回目(3/19)
定員に達したので、お申し込みを終了しました
2回目(3/21)
定員に達したので、お申し込みを終了しました
第3回目(3/26)
定員に達したので、お申し込みを終了しました

[Exhibition] 飯沼珠実 / 三つ目の建築 - 書籍、住居そして森

Added on by Yusuke Nakajima.

この度POSTでは、写真家の飯沼珠実の初となる作品集「建築の建築 - House of Architecture」の刊行を記念し、展覧会「三つ目の建築 - 書籍、住居そして森」を開催いたします。

©Tamami Iinuma

通学路となった上野の森には、ル・コルビュジエの日本で唯一の建築作品、国立西洋美術館がある。それに向かい合う位置に前川國男の東京文化会館がある。前川國男は、ル・コルビュジエの弟子で、国立西洋美術館建設をサポートし、またその新館を手がけた。その先を進むと、木々の隙間から、ダークトーンの赤紫色をした煉瓦の積み重なりが見えてくる。これが、わたしが上野の森で一番好きな前川國男の建築作品、東京都美術館だ。東京都美術館が、わたしの日常的な風景に在りはじめて、この建築の姿やかたちだけではなくて、呼吸のリズムや内包する熱量のようなもの、上野の森との関係性、特に森との距離感の調律に気を惹かれるようになった。森がみせる多様な表情、毎日の天気や日差し、流れる季節と繰り返す樹木の繁茂と落葉、そういった森の営みと、とても密接に関わり合っているようなのだ。そして樹木たちも、前川建築を背景に嬉々として、舞でも舞っている様子にみえてくる。東京都美術館は、上野の森の住人なのだと感じるようになった。もうひとつ興味をもった感覚は、この建築が自分の目にどう映るかが、毎日の自分の気分や状態の指標、心鏡のような存在になりはじめていたことだ。うれしいことがあった日には輝きが増してみえた。何度目をこすって霞んでみえる日には、自分の緊張や抱えているプレッシャーに気がつかされ、森の中で深呼吸をした。また挑戦の日には、拝むような気持ちでみつめては、背中を叩いてもらったような気になっていた。ひとによってはそれが、食べるものであったり、着るものであったりするのだと思う。いつものコーヒーをいつも以上に味わい深く感じたり、逆に味を感じることすら忘れてしまう日もあるように。
(飯沼珠実「建築の建築」より)

©Tamami Iinuma

平凡な建築を捉えた平凡な写真はしばしば社会学に近づいていく。家、納屋、ガソリンスタンド、工場などの記号的表象から、大都市がもたらす気持ちの空虚感、郊外の大型ショッピングモールの異常な消費活動の現場などが描かれる。一方で特別な建築は、しばしば著名な建築家によってつくられている。特別な写真というのは、被写体に選ばれた建築と写真で描き出された建築が<Win-WIn>の関係に到達している写真だ。バーバラ・カステン、ハイディ・シュペッカー、エレーヌ・ビネそして飯沼珠実といったアーティスト(不思議と全員が女性アーティストだ)が切り取るイメージに共通するのは、その建築作品の(すでに)芸術的な側面から、また別のコンテキストを紡ぎ出そうとするアプローチだ。「(他なる)建築の顔」を浮き彫りにした写真といえる。建築に詳しいひとならば、彼女たちが選んだ被写体が誰の建築作品であるかはすぐに分かるだろう。それでもなお彼女たちの写真を通して、わたしたちはその建築の知らなかった顔をみることができる。またその建築を知っている知らないに関わらず、その建築を訪れるという身体的な経験に置き換わることのない、”建築の経験”がもたらされるのだ。
(ティボ・ドゥ・ルイテ「(他なる)建築の顔」より)

©Tamami Iinuma

本展は、写真集「建築の建築 - House of Architecture」から抜粋した作品とインスタレーションから構成される展覧会です。 ぜひご来場ください。

会期:2016年1月30日(土)〜2016年2月18日(木)
■オープニングレセプション:2016年1月30日(土) 19:00〜21:00
■トークイベント
日時:2016年2月3日(水)19:30〜(19:00会場)  ※要予約
参加費:500円
ゲスト:鈴木理策(写真家)
会場:POST  
   150-0022 東京都渋谷区恵比寿南 2-10-3 / 12:00 - 20:00 月曜休

<トークイベント申込方法>
定員に達しましたので、お申込を締め切らせていただきました。

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作家略歴

飯沼珠実(Tamami Iinuma)
東京都生まれ。2013 年より東京芸術大学大学院博士後期課程、2014 年よりシテインターナショナルデザール・パリにて、 都市建築と書籍の相関をテーマに研究制作活動に取り組んでいる。
http://www.tamamiii.com/

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写真集概要



写真集「建築の建築 - House of Architecture」(POST刊)
写真:飯沼珠実
プロジェクトディレクション:大西洋 (shashasha Co.,Ltd. 代表)
アートディレクション:田中義久
執筆:大島忠智 (IDÉE バイヤー)、ティボ・ドゥ・ルイテ (建築家、キュレーター)、
富永譲 (建築家、法政大学名誉教授)、飯沼珠実 (アーティスト)
仕様:182mm x 230mm / 80 ページ / フルカラー
予価:3,600円 + 税

[POST/SPOT/STOP] Tote Bag designed by Experimental Jetset

Added on by Yusuke Nakajima.

Experimental JetsetによるデザインのTote Bag、おかげさまで完売いたしました。
今後、再製作の予定はございません。

サイズ:W390mm x H360mm / 200部限定
 

[SPOT] Irma Boom: Start / 年末年始の営業について

Added on by Yusuke Nakajima.

12/25(金)よりSPOTの第二弾として、オランダのデザイナー・Irma Boom(イルマ・ボーム)の特集がスタート。
会場にはイルマがデザインした55冊の本、それに加えて制作過程のダミーブックや、彼女が初期段階に制作するミニチュアブックも展示しています。
The Tokyo Art Book Fair 2015では色をテーマにカテゴライズしていましたが、POSTでの展示では時系列に並べ、彼女のデザインがどんな変遷を辿ってきたのかを俯瞰できる構成になっています。
また、 TABF2015に際して出版された[boom +]も展開していますので、あわせてご覧ください。(書籍の詳細はこちら

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年末年始の営業は以下のとおりです。
おいでになる際はご確認のうえお越しください。
ご来店をお待ちしています。

〜12/29(火) 通常営業
12/30(水)〜1/4(月) 年末年始休業
1/5(火) 通常営業

[Talk Event] Lecture by Experimental Jetset

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12/12(土)に、オランダのグラフィックデザインスタジオExperimental Jetsetによるトークイベントを開催します。

トークイベント
2015年12月12日 18:30 - 20:00 (開場18:00)/要予約 ※お申し込みは締め切らせていただきました
レセプション
2015年12月12日 20:00〜21:00 予約不要、参加無料

Experimental Jetsetは1997年にマリカ・ストルク(Marieke Stolk)、アーウィン・ブリンカーズ(Erwin Brinkers)、ダニー・ファン・デン・ダンゲン(Danny van den Dungen)によって設立されました。

主な仕事にニューヨークのWhitney Museumのサイン計画や、アムステルダムのStedelijk Museum CSのサイン計画、ポンピドゥー・センターやオランダの郵便グループPTT、サンフランシスコのSFMoMAの仕事など、国際的に活躍している、オランダを代表するデザインスタジオです。

今年の9月に、彼らのモノグラフ[Statement and Conter Statement  Notes on Experimental Jetset]が出版されました。576ページのペーパーバックには、1997年以降に手がけてきた代表作がカラーと白黒図版で350図版以上収録されています。また本の中盤には、これまでのインタビューやfacebookなどで発言をしてきた彼らの考えがキーワードごとにまとめられ、作品と思考の両方から、Experimental Jetsetのデザインについての理解を深めることができる書籍になっています。

※書籍に関する詳細はこちらよりご覧ください。

12月にマリカ、アーウィン、ダニーの3人が来日し、この作品集の出版記念としてトークイベントを開催します。3名によるレクチャーが日本で実現する貴重な機会、ぜひご参加ください。

Lecture by Experimental Jetset
2015年12月12日(土)18:30 - 20:00 (開場18:00)
参加費:500円(当日会場にて現金のみ承ります)
会場 POST
要予約 定員35名   ※定員に達しましたので、お申し込みを締め切らせていただきました。

イベント終了後の20:00からはレセプションパーティーも開催いたします。こちらはどなたもご参加可能です。お誘い合わせの上ぜひご来場ください。

 

Experimental Jetset

1997年に設立されたグラフィックデザインスタジオ。アムステルダムを拠点としている。「言葉を物質化する」と彼らが表現する方法論を用い、印刷物やサイト・スペシフィックなインスタレーションを手がけている。アムステルダム市立美術館やポンピドゥーセンター(パリ)、ホイットニー美術館(ニューヨーク)など、国際的に活躍する。2007年には、Experimental Jetsetの仕事の多くがニューヨークのMoMAに収蔵されている。

http://www.experimentaljetset.nl/

[Exhibition] Johan van der Keuken / Wij Zijn 17

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この度POSTでは、オランダの写真家ヨハン・ファン・デル・クーケンの日本で初となる個展[Wij Zijn 17]を開催いたします。

Johan van der Keuken
©Noshka van der Lely

ヨハン・ファン・デル・クーケン (Johan van der Keuken 1938-2001) はドキュメンタリー映像作家、作家、 写真家として活躍しました。42年間に渡るキャリアの中で55のドキュメンタリーを発表、そのうちの6作品は8つの賞を受賞しています。
1955年、17歳の時に彼の作品は初めて世に発表されています。[Wij zijn 17](僕たちは17歳) と題された小型の写真集には、彼の友人たちを被写体にしたモノクロ写真が収録され、構図や光の入り方などに細かい配慮が行渡りながらも、被写体の自然な様子がそのままに伝わるかのような作風は、当時17歳だったとは思えないほど卓越したセンスが見て取れます。 

Johan van der Keuken
©Noshka van der Lely

[Wij Zijn 17]が発表されてから60周年にあたる今年、彼の元妻であるノシュカ・ファン・デル・レリーと共にヨハンの作品管理を担っているギャラリスト/デザイナーのウィレム・ファン・ゾーテンダールの協力を得て、この写真集の英日版が出版されます。合わせて、同時期に撮影していた未発表作をまとめた[Les Copains]も刊行いたします。
この2冊の写真集は、IMA PHOTOBOOKS と POST が共同でスタートした出版レーベル Foci Press(フォーサイ・プレス) からの発行です。Foci Press は、過去に出版され現在は絶版となってしまっている良質な写真集を復刻し、優れた作品を現代にもう一度蘇らせることを目的として設立されました。今回出版する [Wij Zijn 17] と [Les Copains] が Foci Press からの初の刊行物となります。 

オランダの芸術文化が生んだ才能あふれる写真家による、日本初の個展をぜひご覧ください。

Johan van der Keuken
©Noshka van der Lely

【展覧会】
Johan van der Keuken / Wij Zijn 17
会期 2015年11月23日(月祝) - 12月20日(日)  ※会期を1週間延長しました。
時間 12:00 - 20:00 /月休 (※祝日の場合は通常営業)
会場 POST

Johan van der Keuken
©Noshka van der Lely

【略歴】
ヨハン・ファン・デル・クーケン(Johan van der Keuken 1938 - 2001)
オランダ出身の写真家、フィルムメーカー、作家。1955年に初となる作品集[WijZijn 17]を出版、その後パリの映像学校で1956年から1958年にかけて学んだ。[WIj Zijn 17]以降、1958年には[Acter Glass]、1961年には[Paris Mortel]を出版。その他、映像や写真に関する評論などを含め、9冊を残した。
フィルムメーカーとしては、1960年以降世界中を旅し、実験的な映像作品からドキュメンタリーフィルムまで、さまざまなトピックの映像作品を制作。42年間に渡るキャリアの中で55の映像作品を残し、その6つはアワードを受賞している。

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【写真集詳細】 
[Wij Zijn 17]
160mm x 240mm
64 ページ ソフトカバー デュオトーン印刷
英日版、初版 2,000部
3,400円 + 税
出版元:Foci Press (IMA PHOTOBOOKS & POST)
監修:Van Zoetendaal Publishers
レイアウト:Johan van der Keuken
デザイン:Willem van Zoetendaal
販売元:POST 

[Les Copains]
160mm x 240mm
64ページ ソフトカバー デュオトーン印刷
仏英日版、初版 2,000部
3,400円 + 税
出版元:Foci Press (IMA PHOTOBOOKS & POST)、Van Zoetendaal Publishers
コンセプト・デザイン:Willem van Zoetendaal
販売元:POST 

[Act of Love] Book Launch Exhibition/ Retailers

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POSTがディストリビューションをつとめる動物の求愛行動をまとめた図鑑『Act of Love』の刊行記念展覧会が、流通に先駆けて11月10日(火)から11月15日(日)まで森岡書店銀座店にて開催されました。

(※2016/1/9 追記)
現在、Act of Loveは下記のショップでご購入いただけます。(随時更新予定)

[Act of Love]取扱い店舗

北海道
guild Nemuro


東京
代官山 蔦屋書店 
TSUTAYA TOKYO ROPPONGI
青山ブックセンター本店
POST (通信販売ページ)


愛知
ON READING (通信販売ページ)


京都
誠光社 (通信販売ページ)
YUYBOOKS


大阪
blackbird books (通信販売ページ)


広島
READAN DEAT


鹿児島
Filmvak


オンライン
Amazon (通信販売ページ)

本書に紹介されている動物は全73種類。この本のために設立した出版社〈Human Research 代表:伊藤総研〉の編集チームが歳月をかけて独自でリサーチを重ね、編纂しました。監修は、動物の行動生態学、鳥類学の権威である立教大学生命理学科教授 上田恵介氏。装丁はA3サイズ、196ペー ジ、フルカラー。全編にわたって紹介される動物たちの求愛行動は、時におかし く、時に切なく、生命の神秘とともに、「愛とは、行動すること」ということ を実感させてくれます。
ぜひ、本書をご覧いただきながら、動物たちの恋模様を楽しんでいただけたら幸いです。

仕様:ハードカバー/420mm x 297mm x 25mm/196ページ
原案/アートディレクション/編集:財津智英子 制作プロデュース:伊藤総研 編集統括:上條桂子
発行元:Human Reserch
販売/流通:POST
価格:8,000円 + 税
Act of Loveウェブサイト: http://www.actoflove.jp/

求愛行動図鑑『Act of Love』刊行記念展
会期 2015年11月10日(火)〜11月15日(日)
会場 森岡書店銀座店
   東京都中央区 銀座1-28-15 ☎03-3535-5020
   新富町駅より徒歩5分、銀座駅より徒歩10分、東銀座駅より徒歩7分

[Talk Event] Lars Müller at POST

Added on by Yusuke Nakajima.

スイスを代表するデザインブックの出版社、Lars Müller Publishers(ラース・ミュラー・パブリッシャーズ)の設立者・Lars Müller氏によるトークイベントを開催します。
彼が出版社を始める前のエピソードから、出版社を立ち上げてからの話など、Lars氏がどのようにデザイナー/ブックメーカーとして辿ってきたのか、インタビュー形式の対話のなかで話していただきます。

なお、POSTの店頭ではLars Müller Publishersの出版社特集を開催中です。
アイディアがつまった良質なタイトルを手に取りながら、ぜひこの機会に彼の深部に秘められた一面にも目を向けてみてください。

【登壇者】
Lars Müller(ラース・ミュラー)
ラース・ミュラーは1955年にノルウェーのオスローに生まれ1963年からスイスに移住、その後はスイスを拠点としてきた。若い頃からグラフィックデザ インの道を志し、スイスでの修行時代とアメリカ/オランダへの留学を経て、1982年にスイスへ戻りその年にはバーデンにデザインスタジオを構えた。 1983年からは自身の名前を冠した「Lars Müller Publishers」を立ち上げ、タイポグラフィー、デザイン、アート、写真、建築などに特化した出版活動をスタートしている。
1996年からは多分野にわたってデザインを担うデザイングループ「インテグラル・コンセプト」のパートナーとして、また現在はAGI(国際グラフィック連盟)の会長を務めるなど、デザイン界における重要なポジションを担っている。
http://www.lars-mueller-publishers.com/

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【トークイベント】
ゲスト Lars Müller
聞き手 中島佑介(POST)
日時 2015年11月13日(金) 20:15-21:45 (開場 20:00)
会場 POST
定員 35名 / 要予約
参加費 1,000円(ワンドリンク付/当日会場にて現金のみ承ります)

申込方法>
予約は営業時間中(火〜日曜日 12:00〜20:00)にお電話(03-3713-8670) 、
またはe-mail post@post-books.jpまでご連絡ください。

メールでのご予約の際は、
■お名前
■お電話番号
■ご参加希望人数
を明記の上お申し込みください。

定員に達した時点でお申込を締め切らせていただきます。

[Exhibition] Ed TSUWAKI / QUAKENESS

Added on by Yusuke Nakajima.

この度POSTでは、エドツワキによる新作展[QUAKENESS]を開催いたします。

これまでに発表してきた作品群とは一線を画す、アクリルやメディウムを用いたマチエール豊かなアブストラクトペインティングを発表します。
本展に合わせ作品集も刊行、会場で先行販売します。

QUAKENESS 10 Detail (©Ed TSUWAKI)

QUAKENESS 10 (©Ed TSUWAKI)

「作品」というこの世的な思惑をも脱ぎ捨て、
まるで地球の肌をそのまま切り取ったような、生命の原点に同化するような・・。
これはEd TSUWAKIという生命体に起こっている現象と言えるかもしれない。

細野晴臣:ミュージシャン(作品集『QUAKENESS』より一部抜粋) 

 

QUAKENESS 3 Detail Ed TSUWAKI)

QUAKENESS 3 (©Ed TSUWAKI)

作品の支持体に、絵の具を注ぎ落とす。海へ向かって石を投げ入れるように、絵の具を木の板に向けて流し込む。水面の動きを見守るように、絵の具の流線を見守る。思わぬ方向へ伸びる絵の具を眺めながら、もう一 度絵の具を注ぎ込む。伸びゆく絵の具の流線の行く先に願いをかける。願いはいつか、絵の具の行く先を超えたものたちに向かってかけられるだろう。織り成される模様、色の階層。そして、そこから読み取れるものたちへ向けて。俯瞰してみると地図のようにも、海と大地の境界線のようにも見える。絵の具は今にも作品から 溢れ流れ出て、また新たな流線を描き始めそうだ。 

菊竹寛:YKG Galleryディレクター(作品集『QUAKENESS』より一部抜粋) 

 

QUAKENESS 18 Detail (©Ed TSUWAKI)

【展覧会】
Ed TSUWAKI / QUAKENESS
会期 2015年11月10日(火) - 11月21日(土)
時間 12:00 - 20:00 /月休 (※祝日の場合は通常営業)
会場 POST

【オープニングレセプション】 
日時 2015年11月10日(火)  19:00-20:00

【作品集概要】
Ed TSUWAKI [QUAKENESS] 
アートディレクション・デザイン: 田中義久
テキスト: 細野晴臣、菊竹寛
写真: 升谷玲子
サイズ: 297mm x 185mm
48ページ 初版300部
発行: EDITION Inc.