2015.11.13 Lars Müller Interview

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前回の更新から約半年ぶりと、本の制作進行が滞ってしまったのですが、POSTの本作りにまた着手し始めました。当初予定していた、2015年内の出版はできなくなってしまいましたが、この本の出版に向けてコンテンツ制作を進めています。

中でもこの本の重要な要素となるのが、各出版社へのインタビュー。メールベースでのインタビューを考えていますが、直接会える方には面会をお願いして、インタビューを制作しようと考えています。

その最初の機会として、Lars Müller(ラース・ミュラー)氏が日本に来日したタイミングでPOSTで公開インタビューを開催することになり、トークイベントが実現しました。

インタビュアーは、デザイン雑誌「アイデア」の編集も手がけていた古賀稔章さん。これまでにラース氏のデザインに対する考え方や、出版社についてのテキストはありましたが、彼がなぜデザインを志し、どのようにデザイナーの道へと進んで行ったのかという個人的な歴史については触れられてこなかったので、Lars氏ご本人に焦点を当てたインタビューとなっています。

普段は大学や学会など、大きな会場でフォーマルなレクチャーが多い彼ですが、今回は30名の聴講者を前に、カジュアルなスタイルでのレクチャーということもあり、冗談を交えながらの和やかなトークとなりました。

彼がデザイナーとして、出版社として歩んできた中で大切にしていたことは、自分の直感を信じて本当に心から良いと思えるプロジェクトに全力を注ぐ、というシンプルなこと。全てのクリエーションに通じる本質を話してくれました。

1時間30分の予定時間はあっという間に過ぎてしまい、出版についての彼の考えかたについて聞き足りない部分もあるので、後日改めてスカイプで追加インタビューをしたものを本に収録する予定です。(中島)

2015.5.23 出版社への質問募集

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この本の中で、いくつかの出版社へのインタビューを企画中で、出版社への質問事項を募集しています。
現時点でインタビューを予定している出版社は以下の通りです。

Verlag der Buchhandlung Walther König https://www.buchhandlung-walther-koenig.de/
Lars Müller Publishers http://www.lars-mueller-publishers.com/
ROMA Publications www.romapublications.org/
Gestalten http://shop.gestalten.com/
STEIDL https://steidl.de/
Nazraeli Press http://www.nazraeli.com/
Fw: http://fw-photography.nl/
Editions Xavier Barral http://exb.fr/en/

ブックメーカーとして、作家として、書店として、読者としてなど、それぞれの立場から各出版社に聞いてみたい質問がございましたら、「質問をしたい出版社」「質問事項」をご記入いただきpost[at]post-books.jpまでお寄せください。

第一次締め切りは6/20となります。
お寄せいただいた質問から選定をさせていただき、各出版社へのインタビュー内容に採用をさせていただきます。
 

皆さまからのご応募をお待ちしています。(中島)

5/2〜5/15:協力者一覧

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インタビュー準備 Preparing interviews from
Hans Gremmen (founder of Fw: 、グラフィックデザイナー)Roger Willems(founder of ROMA Publications、graphic designer)/樋口あゆみ Ayumi Higuchi (designer base in the Netherlands)Yseult Chehata(Editions Xavier Barral)Perrine Somma(Editions Xavier Barral)Eva Möller(Buchhandlung der Walther König) Franz König(Buchhandlung der Walther König)

協力者総数:20
All cooperators: 20 people

2015.5.14 テキストのリライト

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「今回の書籍は、妥協をせず完成度の高いものを目指そう。ビジュアルはもちろん、テキストの面でもコンテンツの充実を図ろう」
そう思い至ったので、毎回の出版社特集ごとに作成しているブロッシャーに掲載したテキストは単に転載するのではなく、リライトすることにしました。
中島は本の説明テキスト、わたしは出版社のイントロダクションと役割分担をして、作業を進めていきます。
版元の公表している紹介文やブロッシャーの掲載テキストをベースにして、その出版社の歴史やPOSTからみた出版社の特色を織り交ぜて説明していくことにしました。
より客観的な視点からも考察できるきっかけとなればいいなと思います。(錦)

2015.5.14 Rewrite the text

"Let's aim for a high quality without uncompromising for this book. The visual as well as the text, we must make the contents rich."
This is why we started to rewrite the text instead of reprinting from the broacher we make every time we feature a publisher. 
We've divided the roles, Nakajima will be writing the text of the book while I write the introduction for each publisher.
The introduction will be based on the publishers declared introduction and the text on the broacher, focusing on the publisher's history and character from POST's perspective.
I hope this will be a new opportunity to observe from a objective point of view. (Nishiki)

5/8 Cologne

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5/7にパリからアムステルダムへ戻り、翌日の5/8はアムステルダムからドイツのケルンへ。ケルンにはPOSTを始めた時に一番最初に特集をしたBuchhandlung der Walther Königがある。今回は昨年の7月に訪ねて以来の訪問となる。

2011年に初めてメールをしたときから、やりとりをしてくれているエヴァが待っていてくれた。さらに今回は、設立者のヴァルター氏からメイン業務を引き継いだ彼の息子、フランツも同席をしてくれた。
POSTをスタートするときに最初に特集をしたいと考えていたのは個人的にファンでもあったVerlag der Buchhandlung Walther Königだった。何の実績もない段階で話を持ちかけた時に彼らが「出版社を特集する」というスタイルに賛同してくれたからこそ、今まで続けることができたと思っている。自分にとっては単なる取引先にとどまらない特別な存在だ。
アート界を出版・書店を通じて牽引してきた彼らの歴史や哲学について本の中できちんと紹介したいと思い協力を打診したところ「僕らもヴァルターも協力するよ」と快い返事をくれた。さらにフランツから「どんな本になるか全貌我見えてから最終的には判断したいけど、この本ができた時には、僕たちがディストリビューションをするよ」と、思いがけないオファーをもらう。(中島)

 

5/8 Cologne

May 7th, I returned to Amsterdam and head off to Cologne, Germany the previous day. In Cologne is the first publisher we featured when I started POST, Buchhandlung der Walther König. This visit will be since the last time I visited in September, 2014.
Eva was waiting for me, who has been in touch with me since we e-mailed in 2011. Moreover, Franz, who has taken over his father's main affairs has joined this time.
The first publisher I wanted to feature when I started POST was also my personal favorite, Verlag der Buchhandlung Walther KönigI believe we came this far because of their approbation on the style of "featuring publishers" when I had presented the idea with no achievements.  They are special, more than a business partners to me. 
I sounded a cooperation towards introducing their history and philosophy  which had led the art world through publishing and bookstores, and they kindly said "Sure, Walter will also help you." Also, Franz gave me an delightful offer saying " I'd like to decide after seeing the whole picture of the book but we'll distribute the book once its finished." (Nakajima)

5/7 Paris

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5/7は、アムステルダムから日帰りでパリへ。目的地は現在POSTで特集をしている出版社Editions Xavier Barral。これまでに担当してくれているYseultとPerrineとはメールだけのやりとりだったので、彼女たちにも実際に会うのは今回が初めて。

バスティーユ広場からほど近い、11区の裏通り添いにあるフラットのワンフロアがEditions Xavier Barralのオフィスになっている。訪れると二人が出迎えてくれた。お土産に持ってきた彼女たちにブロッシャーとショッピングバッグを手渡し代表のXavier Barral氏にインタビューを打診すると、この本の出版プロジェクトに興味を持ってくれた二人は協力を約束してくれた。オフィスでの訪問は一時間弱と短い時間だったが、顔を会わせて話したことで、お互いの距離を一気に縮めることができたように感じる。インターネットやメールが発達しても、実際に会って話すのが一番重要なコミュニケーション方法だというのを改めて実感する。(中島)

5/7 Paris

May 7th, a day trip to Paris from Amsterdam. My purpose is to visit the publisher, Editions Xavier Barral which we are currently featuring at POST. It was also my first time meeting Yseult and Perrine who has been attending us through e-mail.
The office of Editions Xavier Barral is on the first floor at a flat on the side of the back street of the 11th arrondissement, not far from the Place de la Bastille. I arrived to a warm welcome. I handed them a broacher and shopping bag as a souvenir and asked if I could have an interview with their representative, Mr.Xavier Barral, and both of them who had an interest in the project has promised me to cooperate. It was a short, about an half and hour visit at their office but meeting face to face seemed to make us closer. I realized again that even if the internet or e-mail develop its always the most important way to communicate by actually seeing each other. (Nakajima)

5/6 Amsterdam

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5/5からオランダの出張へ。今回はアムステルダム/パリ/ケルンが訪問先となる。
5/6はFw:を主宰するハンス・グレメンとROMA Publicationsを主宰するロジャー・ウィレムス、彼らと一緒に仕事をしているオランダ在住の樋口さんを訪れた。

POSTの特集でFw:、ROMAともすでに取引はしていたが、実際に会うのは初めて。彼らのオフィスでランチをしながら今回の本について説明してインタビューを打診したところ、快く引き受けてもらえた。また、彼らが作っている新作の本やこれから出版を予定しているプロジェクトについて、実際に会わないと知り得ない話をいろいろと聞かせてもらえる貴重な機会となった。今回のインタビューも彼らの言葉で語ってもらうことで、各々が作った写真集からだけでは見えてこない部分が理解できるような内容になりそうだ。(中島)

右がFw:のハンス・グレメン。左がROMA Publicationsのロジャー・ウィレムス。

5/6 Amsterdam

Business trip to the Netherlands starting May 5th. This time I`ll be traveling to Amsterdam, Paris and Cologne.
May 6th, I went to see Ayumi Higuchi, who lives in the Netherlands and works with Hans Gremmen, the chairperson of Fw: and Roger Williams, the chairperson of ROMA Publications.
I already had a trade with Fw: and ROMA Publications but this was my first time to actually meet them. We had lunch in their office and as I explained about the book and asked for an interview, they kindly accepted my offer. Also, I was able to hear about their new book and book project that is planned to be published, which I couldn't of knew if I didn't meet them in person. The interview in their own words will be a contents to understand a part that we cannot see just from the photo books made by each of them. (Nakajima)

On the right: Hans Gremmen,  Fw: /  Left: Roger Williams, ROMA Publications

4/25〜5/1:協力者一覧

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インタビュー準備 Prepareing interviews from
石渡真弥 Maya Ishiwatari (NAZRAELI PRESS)/大西樹里 Juri Oonishi (IDEABOOKS)/濱中敦史 Atsushi Hamanaka (twelvebooks)/半澤順子 Junko Hanzawa (Gestalten Japan)/樋口あゆみ Ayumi Higuchi (designer based in the Netherlands)Chris Pichler(Nazraeli Press)Eva Möller(Walther König)Lars Müller (Lars Müller Publishers)Gerhard Steidl(STEIDL)Monte Packham(STEIDL)Susanne Schmidt (STEIDL)

コンテンツ準備 Contents prepared by
井上英里奈 Elina Inoue (POST)/中島佑介 Yusuke Nakajima (POST)/錦多希子 Takiko Nishiki (POST)

協力者総数:14
All cooperators: 14 people

 

2015.5.1 インタビュー打診 2

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インタビューのお願いをメールで打診した人や、紹介してもらおうと協力をお願いした人たちから早速いくつかの返事。いずれも快く引き受けてもらえる内容で、出版が少しずつ実現に向かっている。来週から行くヨーロッパの出張中に何人かの方には直接会える機会が作れそうなので、実際に会って企画の説明をしてくることになる。(中島)

2015.5.1 Preparing the Interview 2

Immediately, I received a couple messages from the people I personally asked for the interview and from the people helping me. Every person kindly accepted the contents and the book is getting a little closer to being published. I`ll be able to explain the plan directly to some of the people while my business trip to Europe starting next week. (Nakajima)

2015.4.30 インタビューの打診

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この本のコンテンツとして、本作りに関わっている人たちへのインタビューが欲しいということになり、誰にインタビューをするべきかを検討した。世界的に活躍している業界の重鎮たちから若手まで、現在のところ約10名が候補になっている。

早速、連絡先が分かる人にはインタビューをメールで打診、連絡先が分からない人には紹介してくれそうな人に協力を打診。約10件のインタビューが成立するか、本の出来映えを決定づける重要なものになりそう。(中島)

2015.4.30 Preparing the Interview 

For the contents of the book, I wanted to include an interview of the people cooperating  in the book making and considered who to interview. At the moment, there are about 10 candidates including the industry`s internationally known major players to junior. Immediately, I sent an interview to who I know and asked people around me to help me reach the others. These approximately 10 interviews seem to be an important part that will dictate the result of the book. (Nakajima)

2015.4.22 ミーティング

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今回の本を作るにあたって、企画が立ち上がる前から「こんな本を作りたい」という話を一緒にしていたデザイナーの田中義久さんと初めて本格的な打ち合わせを設けた。

この本をどんな人に届けたいのかという話から始まり、コンセプトやコンテンツについて、ブックデザイン・グラフィックデザインでどんなポイントを押さえるべきかといった内容について、お互いに思うことを1時間ほど話をして今日のミーティングは終了。まずは、いくつかの章から構成されるコンテンツのうち、1章分の素材を揃えてから、実際にページネーションを組んでみて検証し、再度コンテンツとデザインについて検討してみることになった。

今回のミーティングで田中さんに依頼したのは「この本自体が、ブックデザインのあるべき姿を体現しているものにしてほしい」ということ。実際のデザインは、本のコンテンツが整っていくこれからのやりとりから生まれていく。(中島)

本日の協力者:田中義久(デザイナー)
協力者総数:3人

2015.4.22 Meeting

Upon creating the book, I had my first meeting with the designer Yoshihisa Tanaka, who I had been talking to abut the book before the plan started.

We started off sharing our opinions about "who the book is for" as well as the concept and contents, what clear points we should have in the book design and graphic design for about an hour and ended our first meeting. First of all, we decided to collect the elements for the first chapter out of the contents composed from several chapters and verify by actually combining the pagination and again, discuss the contents and design.

At this meeting I requested Tanaka for [the book itself to be an embodiment of an ideal form of book design]. The actual design will be born during the correspondence of organizing the contents of the book. (Nakajima)

Today`s cooperator: Yoshihisa Tanaka (designer)
Total cooperators: 3 people

2015.3.22 本の内容について

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今回の本は、テキストがメインの要素になってくる。これまでにもPOSTのウェブサイトで書籍紹介をしてくれている錦と、どんな本にするのが良いかアイデアを考え、現時点で理想的なラフプランをまとめ、そのアイデアを具体化するために必要なコンテンツのリストアップしている。これまでに蓄積してきたテキストも活用するために、まずは何が既にあって、これからどんなものを用意しなくてはならないのか、データ整理も早々にスタートすることに。

今回作る「本についての本」は、自分が本屋を始める前に影響を受けた1冊の本が発端となっている。その本は、[Die Bucher der Kunstler]という本で、ドイツで出版されたアーティストブック※1をまとめた本だ。それまでに見たことが無いような本の表紙が見開きに並べられている写真を見て、アートブックに興味を惹かれ刺激を受けた。今回作る本は、まとめかた/コンテンツは全く違う体裁になるが、アートブックの世界や出版について興味を持ってもらえるような本にできればと思っている。(中島)

※1アーティストブック:作家が紙を束ねる/印刷をするといった本のフォーマットを利用して制作した、作品としての性質が強い本。

本日の協力者:中島佑介(POST)/錦多希子(POST)
協力者総数:2人

2015.3.22 About the contents of this book

The book`s main element will be the text. Nishiki, who has been introducing books on the POST website and I have discussed the ideas for the book and put together an ideal rough plan at of this moment to list up the necessary contents to take form the idea. To make use of the accumulated text we discussed what we already have and what we need, also quickly started organizing the data as well.

The beginning upon creating the book, I was influenced by a book I met before opening my bookstore. The book is called [Die Bucher der Kunstler] which sums an artist book※1, published in Germany. I saw a photo of the spread with book covers I have never seen before and was attracted and inspired by art books. The book`s format(getup) of the summary and contents will be different but I hope the book will inspire people to be interested in the world of art books and publishing. (Nakajima)

※1 Artist book: A book created by the artist using a format of bundle/print the paper which makes it have a strong quality of a art work.

Todays cooperator: Yusuke Nakajima (POST), Takiko Nishiki (POST)
Total cooperators: 2 people

2015.3.15 出版プロジェクトスタート

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本屋をスタートして割と早い段階からずっと作りたいと思っていた1冊の本の出版プロジェクトを実現するため、ようやく動き出せることになりました。

内容は「本についての本」。いままで本屋を続けてきて、何かしらの切り口で面白い本をまとめて紹介する本を作りたいと考えていましたが、単に本が掲載されているカタログのような、貧相なアイデアに留まっていました。ようやく良いまとめ方が思いつき、年内に発行することを目標にしています。

このページは、2015年12月まで(予定)の、1冊の本ができあがるまでのプロセスを記録していくブログです。

現段階では未確定な内容も多く、当初のプランから大幅に変更が加わる可能性もあり、果たして無事に出版へとこぎつけることができるのか、まだ分かりません。1冊の本が形になって出版するまでに、どんな紆余曲折を経ていくのか、その過程も踏まえて見てもらおうと思います。

(中島)

2015.3015 Publication Project start

Things have finally started moving towards a publishing project I had been planning at an early stage after starting my bookstore.

The contents are [ a book about books]. As running a bookstore, I wanted to make a book that introduces interesting books in someway with a new approach but my ideas were unattractive, something like a catalogue that contains books. At last, I came up with a good way to put it together and aim at publishing within the year.

This page is a blog where I`ll be sharing the process of how the book will be made until December, 2015 (scheduled).

At this point, there are many unconfirmed contents and a possibility that the first plan might change drastically so I`m not sure if we`ll be able to publish the book yet. I would like to share the twist and turns it takes to publish a book to see it based on the process.

(Nakajima)